Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

幸福と感じるライフスタイル

2011-02-06 | 生活
体力トレーニングを本格的に行うようになって、それまでとは全く異なるようなことに気が付くようになった。何よりも十台の時との比較で、なぜ今更という考えがいつも思い浮かぶのだが、そのことを三十代前半の者に話してもなかなか理解出来ないようだ。

自分がその頃どのように考えていたかといえば、やはり気の向くままに飲み食いをしていて、全く体力を強化するとか、健康を維持するとかは考えていなかった。要するにコンディションは通常に生活していれば良くも悪くもそれでよいと感じるのだろう。

しかし、私自身の場合は太り過ぎによる尿の糖化からのダイエットに踏み切った十年であったが、それによって失われた十年間のようなものを今でも感じる。もちろんのこと、食事療法によって出入力を抑えなければいけない先十年間と、最大限血圧が上がってもはちきれるまでハイテンションで酷使してやろうと思うこの先十年間とはどちらが幸福なライフスタイルかは分からないが、少なくとも今の時点ではとても勝ち組の感が強い。

先日金曜日は約十年上の町医者と行動していたが、彼と同じように精力的な生活が出来ているかどうかは正直自信がない。元ドイツアルペンスキー滑降のナショナルユースチームの彼の体格に匹敵するだけの体力や気力があるかどうかはなんとも自信がないのであるが、日本に住んでいたら絶対感じなかったような何とかしなければいけないというような緊張感を幸か不幸か持ち得ているのである。

指揮者で現在病上がりの小澤征爾が、死の滴るような牛肉をかぶりつくような音楽を最後までしたいと語っていたことがあるが、氏は一体どの年齢でそのように語っていたのだろうと考える。如何に指揮という活動がスポーツかという事を物語っているのだろう。

今日は機構が良かったが結局室内で過ごした。明日の朝にでも気合を入れたい。
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