Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

秋へのスパートが楽しみ

2012-08-12 | アウトドーア・環境
先週の金曜日に石切り場に行ってその後丸一週間お休みした。昨年の秋から殆ど毎週複数回行っているので年末年始以来だろうか。お陰で腕の少し良くなり、天候も気温が二十度前半へと落ちてきたので大分コンディションが回復してきている。

初参加者も含めて人数が多かったので月例のクラシックルート登攀は昨年も行った小さな岩場でトップロープを交えて行われた。眼鏡のマイスターが今年は冬から熱が入っていて、それでもロープをリードして登る。最後に挑戦したルートは昨年登ったところなので個人的には矢張リードするつもりでいたが、先ずはマイスターが移動式の支点を設置してくれた。そのためか途中で力尽きて、自ら設置した楔にぶら下がって降りてきた。

そのお陰で彼の設置した楔類を使わせて貰った。気持ちよく素早く登らせて貰えた。二週間前に東京に飛んだというBASFの管理の若い女性社員にその後を登って貰うので夏以降初めていつもよりは身体の切れよくこなせた。やはり相棒の医者の言うようにホルモンの影響だろうか。今後は石切り場でも一緒にやりたいと言うのだ。どうも、相棒の医者好みのプロポーションと栗色系髪のタイプなので、これまたなにかとやかましくなるなと心配しているが、相棒には出来るだけホルモン放射で動機付けさせたいところである。

さて眼鏡マイスターの方はなるほどその前に比較的難しいところをこなしていて、それまでに力が尽きてしまっていることも否めない。しかし、彼の設置した楔類を見るといかにも立てる場所から高すぎるところにあり、一歩その場所に近づきすぎている気配が強い。あれだけ近づいて力を入れっぱなしで設置作業をしていたならば力尽きるのは当然である。登る以上に摂津するほうの仕事量は多いことは儘あるのだが、矢張りあれも経験だろうか。兎に角懸垂下降した支点の楔は女性社員でなくとも回収は不可能だった。完全に砂岩に食い込んでいて、外すにはハンマーのピックが必要だった。

そういえば自分が設置したほかの場所のフレンズも外れにくくて、登りなおして回収したが、そこでは回収フックの先で外してやることが出来た。どうも安物のシングル軸のものが回収不能に陥りやすい。その意味から最も高価なオメガの製品が回収不能になることは可也ある筈だ。

朝10時から夕方まで良く登った。一番興味深かったのはオヴァーハング越のルートで、大きな手掛かりが使えるので6級マイナスであるが乗り越えた後の場所で力が入らないと極端に難しく感じる。このあたりは冬の室内で練習できるので来年には解決できるだろう。夜が明けてパン屋によってから走り出したが、身体があまり言うことを聞かない。軽く汗を流すにとどまる。これから秋へのスパートがこれで楽しみになってきた。



参照:
些か夏バテ状態での練習 2012-08-02 | アウトドーア・環境
泣きべそで「この豚!」 2012-07-09 | アウトドーア・環境
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