醤油を近所のスーパーで購入した。全部で五種類以上の醤油が並んでいた。その中には日本製という訳の分らないものもあった。正直中国製と同じで放射能の影響を考えると気持ち悪くて買えない。
二十年ぶりぐらいだろうか。古い薄口や刺身醤油が手元にあったのも理由であるが、それほど必需商品ではないからだ。それでも切れて一週間ほどすると、中華を作るにも、ゴマタレを作るにも醤油がないと不便なことがある。
今回購入してみたかったのはオランダ製のキッコーマン醤油で、二十年ほど前に試したときには今ひとつ満足できなかったのだが、兎に角日本に流通しているキッコーマン醤油とは異なって、遺伝子操作していない大豆を使っているので高級品なのだ。もちろん価格もはって150mlでご奉仕1.99ユーロである。
同時にいつものように鳥の胸肉を買ってきた。先日ラジオで、ドイツで販売されている鶏肉や七面鳥は殆ど遺伝子操作している大豆が餌さとなっていて、今後はそうした商品を避けるためには、餌も遺伝子操作していない大豆を使ったものとそうでないものとをはっきり表示する必要があると提案が出された。
それとは反対に、所謂スーパーなどで売られているビオ商品は大量生産品であることが定着しつつあり、多くの興味ある消費者はそうした大量生産の高価なビオ商品から離れつつあり、ビオ商品の市場の限界がはっきりしたというような話題がラジオの討論会で流れていた。
それよりも地場の顔の場所の分る野菜などの食品の方がそうしたビオブランド商品よりも信頼できる商品として市場を拡大してきているということである。それは、スーパーで購入するよりも、市場形式の八百屋が集めた近隣の商品の方が価値があり、人気もあるということである。
こうしたところにも所謂スローフードの流れが浸透してきており、ワインで言えばビオワインなどと銘を打っているものよりも、出所のはっきりしたやっていることのわかっている商品を直接購入する方が遥かにビオであることと似ている。要するに、ビオビジネスの一方に遺伝子操作商品があり、欧州のように遺伝子操作を法律で規制することで、本当の市場価値を与えることが肝要である。要するに少々便利であったり手軽なものは、市場淘汰の中でその価値も直ぐに失うということでもある。
参照:
しがらみをとき解く戦い 2012-06-22 | アウトドーア・環境
欧州の環境に従う経済博士 2012-01-18 | アウトドーア・環境
欧州的環境を政策とするとは 2009-09-20 | マスメディア批評
二十年ぶりぐらいだろうか。古い薄口や刺身醤油が手元にあったのも理由であるが、それほど必需商品ではないからだ。それでも切れて一週間ほどすると、中華を作るにも、ゴマタレを作るにも醤油がないと不便なことがある。
今回購入してみたかったのはオランダ製のキッコーマン醤油で、二十年ほど前に試したときには今ひとつ満足できなかったのだが、兎に角日本に流通しているキッコーマン醤油とは異なって、遺伝子操作していない大豆を使っているので高級品なのだ。もちろん価格もはって150mlでご奉仕1.99ユーロである。
同時にいつものように鳥の胸肉を買ってきた。先日ラジオで、ドイツで販売されている鶏肉や七面鳥は殆ど遺伝子操作している大豆が餌さとなっていて、今後はそうした商品を避けるためには、餌も遺伝子操作していない大豆を使ったものとそうでないものとをはっきり表示する必要があると提案が出された。
それとは反対に、所謂スーパーなどで売られているビオ商品は大量生産品であることが定着しつつあり、多くの興味ある消費者はそうした大量生産の高価なビオ商品から離れつつあり、ビオ商品の市場の限界がはっきりしたというような話題がラジオの討論会で流れていた。
それよりも地場の顔の場所の分る野菜などの食品の方がそうしたビオブランド商品よりも信頼できる商品として市場を拡大してきているということである。それは、スーパーで購入するよりも、市場形式の八百屋が集めた近隣の商品の方が価値があり、人気もあるということである。
こうしたところにも所謂スローフードの流れが浸透してきており、ワインで言えばビオワインなどと銘を打っているものよりも、出所のはっきりしたやっていることのわかっている商品を直接購入する方が遥かにビオであることと似ている。要するに、ビオビジネスの一方に遺伝子操作商品があり、欧州のように遺伝子操作を法律で規制することで、本当の市場価値を与えることが肝要である。要するに少々便利であったり手軽なものは、市場淘汰の中でその価値も直ぐに失うということでもある。
参照:
しがらみをとき解く戦い 2012-06-22 | アウトドーア・環境
欧州の環境に従う経済博士 2012-01-18 | アウトドーア・環境
欧州的環境を政策とするとは 2009-09-20 | マスメディア批評