日本のネットでは毎日のように放射能安全デマが流されている。なぜ急にネット向けのキャンペーンが始まったのかと考えてみると、事件後五年を迎えようとしているからのようだ。三年目には目安としての半減期があったが五年目には何もない。次は三十年目である。
実際に色々と計算してみると、初めから解っていたことであるが、三年までは様々な核子を含めて、空間線量は落ちていくが、その後の減衰は先三十年ほど殆ど変わらないことが分かっている。寧ろ、除染した場所には再び汚染が集まることがあって、新たなホットポインツが見つかり、一部の森や海の食材などには凝縮されていく傾向があるのはチェルノブイリを受けたバイエルン州の公式な調査から知られている。
そうした基礎的なことも調べずに、米のベクレル数ゼロを望むのは非科学的だとか書く御用似非学者などが存在するのには驚かされる。100Bqは無料でも個人なら誰も喜んでは買わないが、伊達市などの桃などもそもそもの価格では売れないということで殆どが缶詰などになっているのだろう。どうせ叩かれるならと劣悪な処分されるものも混じるかもしれない。初期のヨードを除いては汚染は本当は問題がない筈だが、数値を出さない限り誰も納得して購入する人はいないので、米などを含めて基準値でだけで制限したのは間違いだった。結局は疑心暗鬼で、汚染度の少ないものまでその価格を押し下げて、市場を潰していく結果になっているのだろう。そもそも米などは全数検査をしているにもかかわらず数値が話題にならないのが不自然過ぎるのである。100Bqが高過ぎるだけでなく、カリウム置換をして実際に高い数値が出ていることの傍証でしかなくなるからだ。安全になったなら、少なくとも食品の基準値を20Bqか30Bqに下げて、年間空間線量も1ミリシーベルト以上を移住援護地域とすればよいのだ。それ以上ならば、少なくとも国際線の乗務員ほどの高給が保障として約束されなければ割に合わない。
このところの冷えは、放射冷却でもないのに摂氏零下8.5度と、パン屋が再開してからの最初の走りは今までで最も寒い中を走った。手袋をしていたが、耳が出ているので、少しスピードを出すと余計に寒かった。それでも、前回は谷の下から上がって来て、ふらふらしながら走っていたところは、朝一番でもそれに比べると大分楽に軽く走れる。
流石に車は駐車場に一台、広告業の5LのAMG仕様車しか停まっていなかったが、谷の奥にいつもと違う服装の親爺を見つけた。どうも走っているようだ。先日から「健康のためか?」とか漏らしていたから、パン屋が閉まっているうちに走り始めたらしい。まだ40歳代ぐらいなので、二匹のシェパードの散歩だけでは足りないだろう。ジョギングというよりも駆け足程度なので、こちらに気が付くと直ぐに道を譲るために犬と河原に出た。
寒いねと挨拶して、戻ってくるとやはり駆け足していた。あれぐらいのテムポでも歩くよりは早いので、往復一時間は掛からないだろう。正直以前はワイン地所を散策していたのだが、30分もすると腹が空いて飽きて来るのだ。それも毎日のように犬の散歩をするとなると、自分にはそうした習慣性が無いことは分かっている。週に三回ぐらいで十分なのだ。
そして帰りがけに声をかけたようにあの寒さの中では結構一生懸命走らないと体が温まらない。うっすら汗を掻く程度でないと、余計に怠惰感のようなものを感じる。それに比較すると、心拍数をある程度上げてしまうとそのあとの熱いシャワーを含めて、完全に目が覚めて、アドレナミン効果もあるようで、明らかにアクティヴになれるのがジョギングの良いところである。なによりも朝食に食欲が出る。
参照:
不可逆な無常の劇空間 2016-01-18 | 文化一般
百聞は一見にしかずか 2016-01-19 | 生活
除熱が上手くいかない日々 2015-05-14 | アウトドーア・環境
セシウムか、カリウムか? 2011-12-12 | アウトドーア・環境
実際に色々と計算してみると、初めから解っていたことであるが、三年までは様々な核子を含めて、空間線量は落ちていくが、その後の減衰は先三十年ほど殆ど変わらないことが分かっている。寧ろ、除染した場所には再び汚染が集まることがあって、新たなホットポインツが見つかり、一部の森や海の食材などには凝縮されていく傾向があるのはチェルノブイリを受けたバイエルン州の公式な調査から知られている。
そうした基礎的なことも調べずに、米のベクレル数ゼロを望むのは非科学的だとか書く御用似非学者などが存在するのには驚かされる。100Bqは無料でも個人なら誰も喜んでは買わないが、伊達市などの桃などもそもそもの価格では売れないということで殆どが缶詰などになっているのだろう。どうせ叩かれるならと劣悪な処分されるものも混じるかもしれない。初期のヨードを除いては汚染は本当は問題がない筈だが、数値を出さない限り誰も納得して購入する人はいないので、米などを含めて基準値でだけで制限したのは間違いだった。結局は疑心暗鬼で、汚染度の少ないものまでその価格を押し下げて、市場を潰していく結果になっているのだろう。そもそも米などは全数検査をしているにもかかわらず数値が話題にならないのが不自然過ぎるのである。100Bqが高過ぎるだけでなく、カリウム置換をして実際に高い数値が出ていることの傍証でしかなくなるからだ。安全になったなら、少なくとも食品の基準値を20Bqか30Bqに下げて、年間空間線量も1ミリシーベルト以上を移住援護地域とすればよいのだ。それ以上ならば、少なくとも国際線の乗務員ほどの高給が保障として約束されなければ割に合わない。
このところの冷えは、放射冷却でもないのに摂氏零下8.5度と、パン屋が再開してからの最初の走りは今までで最も寒い中を走った。手袋をしていたが、耳が出ているので、少しスピードを出すと余計に寒かった。それでも、前回は谷の下から上がって来て、ふらふらしながら走っていたところは、朝一番でもそれに比べると大分楽に軽く走れる。
流石に車は駐車場に一台、広告業の5LのAMG仕様車しか停まっていなかったが、谷の奥にいつもと違う服装の親爺を見つけた。どうも走っているようだ。先日から「健康のためか?」とか漏らしていたから、パン屋が閉まっているうちに走り始めたらしい。まだ40歳代ぐらいなので、二匹のシェパードの散歩だけでは足りないだろう。ジョギングというよりも駆け足程度なので、こちらに気が付くと直ぐに道を譲るために犬と河原に出た。
寒いねと挨拶して、戻ってくるとやはり駆け足していた。あれぐらいのテムポでも歩くよりは早いので、往復一時間は掛からないだろう。正直以前はワイン地所を散策していたのだが、30分もすると腹が空いて飽きて来るのだ。それも毎日のように犬の散歩をするとなると、自分にはそうした習慣性が無いことは分かっている。週に三回ぐらいで十分なのだ。
そして帰りがけに声をかけたようにあの寒さの中では結構一生懸命走らないと体が温まらない。うっすら汗を掻く程度でないと、余計に怠惰感のようなものを感じる。それに比較すると、心拍数をある程度上げてしまうとそのあとの熱いシャワーを含めて、完全に目が覚めて、アドレナミン効果もあるようで、明らかにアクティヴになれるのがジョギングの良いところである。なによりも朝食に食欲が出る。
参照:
不可逆な無常の劇空間 2016-01-18 | 文化一般
百聞は一見にしかずか 2016-01-19 | 生活
除熱が上手くいかない日々 2015-05-14 | アウトドーア・環境
セシウムか、カリウムか? 2011-12-12 | アウトドーア・環境