Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

一挙に五課題を再解決

2016-04-22 | アウトドーア・環境
二度目のボールダーだった。外気温が午後になって摂氏17度ほどになり、陽射しも強かった。前日午後も乾いていたので、前回とは大違いに乾いた砂岩だった。

先ずは一つ目の課題ロコモティーフを前回より上手に解決。次に前回のコーナーの横にあるロッホムスターを試すが、自信が無かったので、前回の繰り返しでコーナーを先に片づけ、更に上手に解決。そしてロッホムスターを今までで最も上手に解決。靴が徐々に足に慣れてきたのか、もしくは両腕が上手く使えるように故障が治ったためか、完成度が増した。三つの課題を解決して、その横の手掛かりを試すが滑って、これは到底無理だった。未だに未解決の四つ目は断念。

場所を変えて五つ目と六つ目を試すが、体が重くてこれも断念 ― 帰宅後計量すると72㎏を超えていた。気持ちを変えて、ウォーミングアップの前回解決したものを更に完璧に解決。これで課題を四つ解決。その後苔むした摩擦登攀は足先が痛く、この靴で無理して登るまでも無いとして断念。

八つ目の課題に懸案のトラヴァースをするが体が重くて到底無理。その横の簡単に登るところから上に出るが手掛かりが自信なくクライミングダウン。全身運動を敢えてしたので筋力使い初めにはちょうど良い運動だった。その後で周りを見学後に最後の課題フェリックスを試すが、到底最初の右足が掛からずに、滑らしてピンピンに小さな靴の中で張っている爪先を擦って泣きたい痛みである。靴を脱いで暫く休憩後に、本日最後の勝負として、もう一度気を取り直して繰り返す。足が掛からない。最後の最後と思って荷重すると左足が浮いて、上の足場に掛かると思ったと同時に右足が滑った。それでも左足が足場に無事荷重して問題解決。この日は計五つの容易な課題を解決した。今まで以上にバランス感覚はよかった。足早に急斜面を登って車に戻ると二時間半ほど経過していた。足の指の付け根が全部が焼けるようだ。暫く使い切っていなかったので、軟になっているようだ。

流石に疲れたが以前ほど筋肉に熱を感じなくなったのは何故だろうか。クールダウンが上手に出来るようになった感じがある。もう一つは最後の課題でのように、全身の調整力が若干増してきたようで、筋力の使い方が少しづつでも上達してきているように感じる。足を滑らせる前に、もうひと足に乗り移るような上級技術は我々の世代ではほとんど練習をしていない。どうしてもシュタイクアイゼンでもしくは少なくとも山靴で登れないような技術では本格的な大岩壁には役に立たないという意識が強すぎたからである。

何とかラマのビッグウォールを登る映画を見ていたら、頂上直下で大きな転落をバンジージャムプのようにしていた。ザイルも痛み、資材のことも、またその危険度からして御免だと思った。バンジージャムプをするのは慣れているのだろうが、確保していなくても、見ているだけで心許なかった。

翌朝は、一番短い森の中コースを走った。登りも降りも結構早かったようで、最高時速12kmを超えていた。陽射しが強くなってきて、日陰を走る方が走り易くなってきた。上体が思いがけず締って、筋肉質になってきている。これはもしかすると二年間の故障とこの半年ほどの休息は、それほど否定的なばかりではなかったかと期待しはじめている。それでも多くの課題が容易に解消するとは思えない。兎に角、まだまだ体が重い。



参照:
活力源の筋力強化運動 2016-04-16 | 生活
木曜日の案内の下準備 2014-03-07 | アウトドーア・環境
コメント
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