Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

賞味期間の表示を廃止?

2016-04-02 | 生活
夜中中荒れた。週末は摂氏20度になるからだ。強風と激しい雨のためにヒーターを強く掛けなければならなかった。気温の変化が朝晩で15度ほど異なるので体調に気をつけねければいけない。

週末の予定を練っておかないといけない。来週月曜日には朝からタイヤ交換があるので、ある程度時間割をしておかないと自由時間が無くなるからだ。机の上に書類が山積みされているのでこれを片づけることにしよう。

ドイツ最大のメディア販売会社jpc ― レーベルCPOのオーナーである ― からメールが入っていた。今まで使っていた自動車クラブの割引が無くなるので、その代り割引を提供したいということだった。折からデジタルメディアが売れ難くなっているので顧客を繋ぎ留めおくためには当然の対応だろう。私自身この制度が無ければ落穂拾いに定期的にCD等を購入することは無くなってしまう。定期的に安売りを調べることが無ければ、不要不急の掘り出し物に投資することも無くなる。嘗て、レコード屋さんなどは定期的に店頭を覘くと掘り出し物などがあって止められなかったのだ。そもそも必要で狙いを定めたものはネットで探せば無料から最安値まで自由に選択できるのである。兎に角これで、また四半期ごとに落穂拾いをすることになる。

ラインガウからお便りが来ている。2015年産リースリングに関しての紹介である。特徴はなによりも糖比重が高くなって、酸が分解して、大きなヴィンテージになるということだ。同時に強い陽射しの中でも緑色のままの葡萄が八月に熟成しながら、十月まで健康な葡萄でありえたという。それならば上位までよいリースリングになっている筈だ。

ロベルト・ヴァイル醸造所も今年からグーツリースリングはスクリューキャップになって二年ぐらいに飲み干すことが基準になる。要するに本格的な瓶熟成はしないということを宣言していることになる。その価格からすればそれで仕方がない。

連邦共和国では、今後は賞味期間の表示を廃止しようという動きがベルリンで議論されている。理由は、あまりにもの残飯を出さないためである。これには賛成である。ワインに関しては、そもそも賞味期間というものは表示されていないが、こうしたスクリューキャップとかその等級とかで品質が落ちて来るかどうかを判断できるようになっている。誰でもその頂点で飲み干したいと思うのだが、これがなかなか難しい。市場で高値で売り抜けるようなものである。

今年は春にはそうしたスクリューキャップものを試飲して安く購入できそうだ。その経験をもとにして秋以降のグローセスゲヴェックスの予約や買い付け計画を考えればよいと思う。



参照:
美味すぎるリースリング 2015-07-31 | ワイン
市場規模縮小が激しい中 2016-03-27 | マスメディア批評
コメント (2)
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