Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

なんでもありのこの世

2016-04-09 | 雑感
雨が上がったので、パン屋に出かけてから、森へと車を進める。駐車場に近づくと作業者がいつもの沢沿いの道を進入禁止にしているのが目に入った。それならば森の中をと考えていたので、そこを見るとやはり通行止めだった。双方とも進入禁止になるのは初めてだ。倒木を整理するにも双方を同時にすることはないからだ、その真ん中の域で仕事をするのだろうか?

仕方がないので奥の駐車場から町の方へ向けた小山に登ることにした。初めての道もあるのでぼちぼちと進んだが、急坂で走るだけで厳しかった。それでも10分ほどで頂上の見晴らし台に出た。その螺旋状のスロープを走り登り、足踏みして風景を眺める。いつものボールダーの地域の塔とその奥が見えるが、ボルダー域からこの塔を十分に確認したことはなかった。それでも記憶を辿ると大体分かった。今後はここが良いオリエーティリングになる。回り道をして下りてきて二十分以上走っていたので、予定よりも余分に走った。高度差も100mほどあったようだ。下りでも足首が使えるようになってきた。後はクライミングには膝の調子が問題だ。

ネットを見ていると沖縄の辺野古から講座の中継が定期的に行われている。とても素晴らしい企画で、座り込みだけで動きが無いと座り込みの人たちもまた周りの関心も薄れてしまいがちだが、こうして世界中に動画が流れれば、何が起こっているのかもしくは過去に遡って過去に何が起こっていたのかを多くの人が知ることが出来る。確か最近では台北での行動でも学者陣などが同じようなことをしていたと思うが、より多くの文化知識人もそこで講師となって活動すれば、社会文化的な影響は決して小さくないであろう。

新聞に面白い木造建造物が写っていたので、ネットで調べるとズティヤギンというロシア人が建てたバビルの塔だと分かった。2009年に建築法に抵触して取り壊されたようだが、眺望を得たいばかりの増築に次ぐ増築で13階建て45Mまで建設したようだ。その写真を載せた記事は銀行負債に関するものだった。調子のいい時に実業に投資しないから堅実な経営にならないのだ。現在の金融体制を変えなければ社会は豊かにならない。



参照:
基地阻止基金の値踏み 2015-04-11 | 歴史・時事
啓蒙されるのは誰なのか 2015-01-16 | 文学・思想
脱資本主義社会への加速 2016-02-15 | 文学・思想
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする