←※投票よろしくお願いします！※今日の話題は運転技能とは全く関係ない雑談です。すみません。
もう１０年以上も前の話になるが、
パイロットアカデミーが某夕刊紙に３行広告を出したことがある。
当時は、野茂投手が大リーグで活躍していたため、
そのニュース効果で、夕刊紙の勢いが良かったころだ。
広告掲載期間は１週間。
内容は、文字通り３行しか無いので、
また、夕刊紙の読者層も想定して、
パイロットアカデミーが扱っているプランのうち、
「二種免許取得コース」に特化して訴求することにした。
その反応は…
掲載１日目の翌日、２本の問い合わせ電話が入った。
１本は「パイロットの免許が取れるんですか？」と男性から、
もう１本は「ペーパードライバー教習もやってますか？」と、なんと女性から。
もちろんパイロットアカデミーでは、
ペーパードライバー向けの教習プランも承っているが、
３行広告には「二種免許」しか書いていないのに、
しかも、夕刊紙には似つかわしくない、若い（多分）女性からの問い合わせに、
怪訝な思いを持ったものだった。
掲載２日目の翌日、
「初めて電話するんですけど、二種免許って何ですか？」との電話が入った。
声色を変えてはいるが、
前日「パイロット免許」の件で電話してきた男性？、と直感的に思った。
そもそも冒頭の一言が余分だ。
それに、二種免許って何かを知らない人が電話を掛けてくるのも
不自然極まりない。
もっとも、それはこちらの勘違いの可能性もあるので、
「二種免許とはこういうもので…」と丁寧に説明した。
その電話を切るや否や、広告代理店の営業マンから、
「広告の反応はどうですか？」との電話が入った。
グッドタイミングにも程がある。
「サクラっぽい電話は何本か入ったんですけどね」と小生。
「そうですか…」と、営業マンは電話を切った。
そして、掲載３日目の翌日、
「二種免許を取りたいんですけど」と前日の男性から電話。
「サクラだと思ったのは勘違いだったかな？」と思い直して、
改めてパイロットアカデミーの二種免許プランについて説明した。
説明後、その男性は、
「丁寧な説明ありがとうございました。また電話します。」と言ったあと、
「ちなみに、わたし、サクラじゃないですよ。」と言って、電話を切った。
いやいや、最後の一言、完全に蛇足ですから！
案の定、その男性から３度め（４度め？）の電話が入ることは無かった。
結果として、二種免許に関する（まともな）問い合わせは１件だけ。
それも売上げには結びつかず、広告掲載費を支出しただけに終わってしまった。
でも、
夕刊紙の３行広告に（少なくともこの商売においては）効果は期待できない
という勉強ができたので、全く無駄だったわけではない、と自分を納得させている。
それに、こうして、ブログのネタにもなるんだし。
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