
東京の府中と鮫洲の路上試験では、山道は通りません。
府中試験場近辺の多磨霊園裏手を走るコースが唯一それに近いですが、
上りは緩やかな直線で、注意を要するのは下りだけなので、
「坂」との認識で良いでしょう。
そんなわけで、パイロットアカデミーでは、
仮免許での路上教習に山道は使っていません。
しかし、ペーパードライバー教習においては、
敢えて山道を走ってもらうこともあります。
一応、平地で練習してからの「応用編」という位置づけですが、
むしろ「基礎編の復習」の意味合いが大きいからです。
こう聞くと意外に感じられるかも知れませんが、
でも、
「スローイン・ファストアウト」しかり、
「外側ラインを目でなぞりながらハンドル」しかり、
「カーブの出口へ目線を移動」しかり、
「出口を見たらアクセル(前見て加速!)」しかり、
そして「危険を感じたら即ブレーキ!」しかり、
このように考えてみれば、
所内教習の1回目で練習する事の実践編と言っても良いくらいなのです。
山道走行を体験してみると、
これまで練習してきたことを総合的に理解できますし、
また、「峠が越えられた」という達成感や自信も沸いてくるようです。
そんな意味がありますので、
怖がらずに、積極的に山道を走ってみましょう。
もう、お山は紅葉ですよ。
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