Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

教習車には本当は譲ってほしくない

2023-05-20 08:59:49 | Weblog

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路上練習中、こちら(教習車)が右折しようとすると、
直進の対向車が減速して、こちらを先に行かせてくれることがあります。

ところが、この行為、
譲ってくれた車は親切のつもりなのでしょうが、
実は、教習生にとってはそんなにありがたくないのです。

譲ってもらったら、遠慮なく先に行かせて貰いますが、
その時に、
譲ってくれた直進車の脇を二輪車がすり抜けて来たり、
横断しようとしている歩行者や自転車がいたり、
その危険回避のために教習車が対向車線を塞いだ形で停まってしまったり、
MT車では慌てた拍子にエンストしたり、
といったことが、まま起こるのです。
いずれもドライバーの技量不足が原因ではあるものの、
危険な状況に置かれるわけです。

また、「譲ってくれた相手に挨拶をする」というのが、
教習生には非常に負担になることもご理解ください。
と言うのも、右折する時は、
目線は右折後に進むべき車線を見て、両手はハンドルを回していますから、
会釈をしたり、手を挙げたり、というのが難しいのです。
もちろん隣に座っている指導員が挨拶しますが、
「譲ったのにドライバーはお礼も無しかよ!」と怒鳴る人もいますよね。
親切ついでに、教習生の非礼も、寛大な心でお許し願えれば幸いです。

そして、教習生には
法規どおりの優先順位を憶えてほしいところ、
譲られることで、その機会を逸してしまうという問題もあります。

ですから、路上で仮免の教習車を見かけても、
優先順位の高い車は、譲らずにそのまま走行していただくのが、
本当はありがたかったりします。


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