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人間の脳は、
「左半球が言語や論理を扱い、右半球が感情を掌る」と言われています。
教習課題でも、
「クランクコース(屈折型)は左脳派向け、S字コース(屈曲型)は右脳派向け」
と言われることがあります。
「左脳派」・「右脳派」という“利き脳”については、
かつて血液型で「A型人間」・「B型人間」と呼ぶのが流行したのと同様、
今では“トンデモ説”ということに落ち着いていますが、
それはさておき、
「クランクを通るには“理屈”を、S字を通るには“感性”を使う」というのは
的を射ていると思います。
クランクコースのコーナーは、
「この辺でハンドルを回す」という理屈で曲がっていけます。
一方、S字コースのカーブは、
車の動きがイメージできていなければ曲がっていけません。
S字コースを通るにも「ここでこのくらいハンドルを回す」
という目標が有るには有りますが、
それだと狭路で練習する目的が達せられないので、
目標教習は、パイロットアカデミーでは、あまり(笑)やっていません。
クランクコースとS字コースとでは、
使っている脳の部分が異なることを意識しながら練習してみると
面白いのではないでしょうか。
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