缶詰だけど、それが何か?

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DoaU180日目_Part2_ピーマンの肉詰め

2009-08-27 23:36:26 | レシピ
昨日からこんなんばっかりだな、台所で包丁を右手にそう思う。

タマネギ1/2個をみじん切りにする。
ちっちゃいフライパンにオリーブオイルを入れてタマネギを投入。
弱火でふつふつとしたら、とろ火に。

牛肉70g豚肉30gを細く切り、さらに叩く。
挽肉を買う習慣がないので、しょうがないけれど、
みじん切り、飽きた、ホント。
ナツメグと白コショウをふって、臭みをとる。

タマネギがいい感じで火が通ったら、ちょいと冷ます。
ボウルに肉とタマネギを入れて、手でぐちょぐちょとかき混ぜる。

しかし、これじゃ、ピーマンに対してちょいと足りない?

あ~しょうがねえなあ。
シメジを1/3株、また包丁右手にみじん切りにする。
タマネギを炒めたフライパンにバターをちょいと入れてから、
シメジを放り込む。ホントにイヤになる。
シメジがいい香りをだしたら、肉のボウルに放り込んでまた撹拌。

ピーマン2個を半分に切って、肉を詰める。ようやく形になる。



この状態でまた冷蔵庫へ。

さて、残ったシメジが1/3株、肉詰めのフィリングが少し。
どうしたものか?スープにするか・・・

ちっちゃいフライパンにバターを入れ、ほぐしたシメジを。
中火で炒め、乾燥ニンニクを入れる。
ニンニクの香りが出たら、白ワインを加える。
強火でアルコールを飛ばしたら、水を300cc加える。
沸騰させたら、フライドオニオンを大量に入れてコクをだす。

コンソメを中さじ1加えて煮込む。
フィリングを団子状に形を整えて、フライパンへ。
しかし、だ。
いかん、つなぎが入っていない・・・ぼろぼろと崩れる。

さて、どうしたものか・・・。

いっそシチューみたいにするか?
シメジとフライドオニオンからいいとろみが出てるし。
牛乳を加えて、黒コショウをごりごりやって、味を調える。
オレガノとバジルで香りを出して、とろ火で煮込む。

ピーマンに戻る。
フライパンにオリーブオイルをひいて、フィリング側から焼く。
強火で焦げ目をつけたら、ひっくり返して弱火に。



蓋をして蒸し焼きにする。
透明の汁が出てきたら、皿に移す。
残った油に赤ワインをどばどばと入れ、ケチャップも加える。
さらにイカリソースを入れて煮詰める。最後にバターを加えて完成。



つなぎを全くいれていない、そして牛肉の割合が多いので、
ナイフで切ろうとすると、ぼろぼろと崩れる。
ナイフでソースをかき集めながら食べる、おかしな現象が起きる。

シチュー風の食べ物は、牛肉の入っていないビーフストロガノフみたいな感じ。
ごはんといっしょに食べるといい感じじゃね?



フライドオニオンとシメジの甘さがたっぷりで、意外といける。
もうちょっと香草系を入れてもいいかな?
ローリエとローズマリーが必須かもしれない、煮込み料理には。

もう包丁を持ちたくないし、みじん切りは当分したくない。
まして、炒めて加えてなんてことはしたくない。
ホントに忍耐と努力がだいっ嫌いなんですけど。

DoaU180日目_Part1_リングイネのドライカレー

2009-08-27 14:52:53 | レシピ
8/27(木)

昨日、買ってきたスティーブ・ハケットのアルバム。
収録されていたキング・クリムゾンの2曲。
オリジナルはともにグレッグ・レイクというベーシストが歌っていた。
彼がキング・クリムゾンを脱退したあとにキース・エマーソンとともに作ったのが、
エマーソン・レイク&パーマー、通称ELPというバンド。
クラシック音楽をアレンジして一躍有名になった。
その最初期のアルバムが「展覧会の絵」。
ムソルグスキーの同名曲をアレンジしたライブアルバム。
昨日、それもついつい買ってきた訳で・・・

展覧会の絵もいいけれど、最後に収録されている「Nutrocker」がお気に入り。
タイトル通り原曲はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。
1幕2曲目の有名な行進曲をロック調にアレンジしたもので、
これが聞きたいがために買ってきたと言ってもいいぐらい。
なにしろ曲が4分ちょいと短いのがいい。
この時代のいわゆるプログレはやたらと壮大で、7~8分は当たり前、
当時のLP1面で1曲とか、当たり前だったりした。
作る方の根気もすごいけれど、それを聞いてた自分もスゴい。

まあ短ければいいって訳ではけっしてないけれど。
パスタの茹で時間だって、短ければ小麦粉を喰ってるみたいだし。

昨日、嫁さんが職場からもらってきたのがリングイネ。



普段、使っているのがDeCECCOという会社のもの。
ディチェコと呼んでいるけれど、本来はデチェッコだろうなあ。
で、ディチェコの1.6mmスパゲッティーニが茹で時間が9分弱。

このラ・テラ・エ・イル・チェロなるメーカーのリングイネ。
表のラベルはイタリア語となぜかドイツ語。
イタリア語は読めないけれど、ドイツ語なら多少はなんとかなる。
下の方に、Kochzeitとある。つまりcocktime、調理時間。
10-12minとなっているから、10~12分茹でればいいですよ、
その間で好みの硬さにしなさい、ということだろうと思う。

しかし、ひっくり返すと日本語がある。
そこには茹で時間6~8分とある。
6分って言えば、圧倒的の細いフェデリーニの茹で時間だし、
どう見てもディチェコのスパゲッティーニよりも時間がかかりそうだ。

輸入者は(有)ラ・テラ・エ・イル・チェロ、ジャパン。
言ってみれば日本法人が輸入している訳で、この和文もこの法人。
現地法人が間違えんなよ、茹で時間を。
ちなみに7分半で食べてみたら、アルデンテにはほど遠い、
まだ小麦粉を食べているような感じ。
はよ、訂正しないと、返品の山になっちゃうよ、ホントに。

パスタを茹でている間に、昨夜、不屈の努力と忍耐で作ったドライカレーをレンジで加熱。

ボウルに卵1個を割りほぐしておく。

フライパンにオリーブオイルをひいて、乾燥ニンニクを入れて弱火で加熱。
茶色く色づいたら、茹で上がったリングイネを投入。
オリーブオイルをしっかり絡めるようにし、まんべんなくコーティングしたら、
卵のボウルに入れて、これまたしっかり絡める。

皿に移したら粉チーズをふる。



コレにかりかりに焼いたパンチェッタ、もしくはベーコンがあれば立派なカルボナーラ。
しかし、コレにドライカレーをのせるのだ。



さらに粉チーズをふれば完成。
12分茹でたのに、しっかりとした食感。
日本人にありがちな、うどんやそばを一気にがっ!とは喰えない。
1~2本ずつ卵ソースと絡めながら、さらにドライカレーを絡め、
そうやって食べないと、とてもじゃないけれど噛めない。
飲むには胃に負担がかかりすぎる。

でも、うまいよ、ホントに、このパスタ。
歯ごたえもいいし、小麦感もいい感じ。
たまには浮気もいいもんだ。