缶詰だけど、それが何か?

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DoaU382日目_Part3_杉並の空もあとわずか

2010-03-18 21:14:16 | 歩道橋
宗教は精神的な安酒だ

赤は嫌いだけれど、中にはいい言葉もある。
ただ、この先、レーニンは資本主義批判を続けるので、どんなもんだか。
ただ、安酒に逃避するような状態だと思うのだ、神仏にすがるとは。
思考を停止させるのは人としてどうなのか、それがイヤだ。
しかも、霊感がどうのなんてことを言い出すような宗教は最低だ。

梅里公園歩道橋を環七内回り側に下りて500m。



妙法寺口歩道橋
片側3車線の環状七号線を跨ぐ。
階段はストレート型がそれぞれ1脚ずつ、単純な構成。
支柱も通常の鉄筋コンクリート製になっている。



高円寺方面
梅園公園歩道橋から見えた14階建ての都営アパートが左に。
その手前に妙法寺商店街。
ただ、入口を見た感じだとほとんどお店なんてなかったけれど。
その反対側は帝釈天通りという、これまた寂れた感じの商店街。
で、帝釈天ってどこ?



左の内回り側、にょきっと突き出しているのはパークシティ杉並。
この辺りでは一番高い建物かも。
外回り側に安楽亭。
安楽亭にはこれまで入ったことがない。
13時20分。
入ってみるか?そう思うけれど1人焼肉は寂しいし。

外回り側を進む。
パークシティ杉並を左に見上げる辺り。



消防署前歩道橋
街路樹の定番イチョウではなく、常緑樹である。
低木は椎かな?
この常緑樹に阻まれて、これ以上、近寄れないのである。

こちらの外回り側は3車線、内回り側は4車線を跨ぐ歩道橋。
階段はストレート型が1脚ずつ。

歩道橋の手前に朝日屋という中華料理屋。
ちょっと心が動くけれど、ちょっとイヤな感じがするのでパス。



高円寺方面
左の外回り側、手前の街路樹の切れ目に中華朝日屋。
内回り側の緑の向こうにパークシティ杉並のタワー。
そしてその手前がアレだ、霊感だ。
創価学会との抗争もあった立正佼成会の巨大な建物。
なんだろね、ホント。



駒沢方面
すぐ先の大聖堂入口交差点が最悪である、右の外回り側は。
ココで右折するクルマが多いのだ、右折車線があるけれど、
その手前から右折待ちのクルマが並んで、1車線が潰れる。
外回り側を高円寺方面に進む時は、このだいぶ手前で左車線に入った方がいい。
山手通りに入るクルマも多いんだろうけれど、
これもあのクソ大聖堂のせいじゃない?そう思ったりする。

イヤだけれど、内回り側に下りる。
200mぐらいで善福寺川に出る。



新宿方面
両岸を霊感の施設が覆い尽くす、なんだかねえ。
ぼへっと見ていたら、左岸にある派出所の警察官2名がじっっっと。
あのさ、だからオレは死ぬ気はないんだって。
それに毒物テロをしかけるんなら、反対の外回り側の取水場でしょ?

しかし、声をかけられることもなく、通り過ぎる、なんだかねえ。

善福寺川から300mぐらいで方南通りとの交点、方南町交差点。
東京メトロ丸ノ内線の一方の終点、方南町駅もココ。

方南町交差点から400m弱で神田川。



新宿方面
善福寺川よりも川幅は狭いけれど、水量は多い。
そりゃ氾濫しますわ、この川。
民家の上からにょっきり突き出ているのは初台の東京オペラシティ。
その左隣に見えるのは代々木のドコモかな?
パークタワーはわかるんだけれど・・・。

神田川から視線を環七に戻す。



方南歩道橋
またなんともおかしな歩道橋である。
こちらの内回り側の階段は、車道から遠ざかる折り返し型、
まあこれはいい。
外回り側である。



方南歩道橋 外回り側階段
民家が両脇に建つ、5mもないような路地裏へと降り立つ。
確かに外回り側の歩道は狭いけれど・・・。
無茶な作りをしたもんだ、横のクルマ、どうやって出るんだろ?



高円寺方面
横断歩道の手前が神田川。
左の外回り側、神田川の先は東京都建設局。



駒沢方面
ひたすら南を目指してきた環七は、
すぐ先の方南小学校前交差点で南南西へと方向を切る。

気付けば13時45分。
精神的な安酒は必要ない、ただ、肉体的な安飯は必要だ。

DoaU382日目_Part2_桃と梅を空から眺める

2010-03-18 17:31:11 | 歩道橋
桃尻娘
橋本治の小説以来、尻軽女のことを指すようになっているけれど、
本来は桃のようにお尻の形がいい女性のことを表現する場合に使われていた。
その一方でこんな言葉。

梅干し婆
梅干しみたいにしわくちゃな様を現しているけれど、
なんでこうも女性を使うんだろね?

高円寺南歩道橋を環七内回り側に下りる。
東京スクールオブビジネスの横を抜けててけてけ進む。
緩やかな上り坂の道沿い、クルマ屋よりもバイク屋の方が多い。
KawasakiのショップにNinjaの中古、カッコいいけどさ、
自動二輪の免許なんて持ってないから、買う買わない以前の問題。

高円寺南歩道橋から見えていた歩道橋まで400mぐらい。



桃園川歩道橋
ここから環状七号の歩道橋、作りがちょっと普通ではない。
通常、階段の真ん中に鉄筋コンクリート製の太い円柱を建てて橋を支えるけれど、
ココは橋と階段の接合部に鉄骨を2本、中央分離帯に鉄筋コンクリートの円柱、
これで橋と階段を支える。
この構造の方が、力を分散させられるから重い鉄橋を支えるには有利なのかな、
ただ、鉄なので酸化による老朽化は早そうな気がする・・・どっちもどっちか?

見渡す限り、川なんてない。桃園川ってどこだよ?
画像の左端、おっちゃんが歩いている辺りまで進むと理由がわかる。



桃園川緑道
かつて、ココを桃園川が流れていた。
氾濫するので暗渠化されて、その上部を緑道にする、
呑川など都内の中小河川はだいたいこんな状態。
ちなみに暗渠になる前、当然、ここに橋が架かっていた、高円寺橋という橋が。



野方方面
当然のように中央線がまだ見える。



駒沢方面
すぐ先の交差点が大久保通りの終点である。
桃園川緑道と平行するように北新宿へ向かう。
その先は単独で大久保、神楽坂を越えて飯田橋へ。
目白通りと外堀通りの交点である飯田橋交差点が、その起点となる。
飯田橋交差点にかかる歩道橋はかなりいい。
これからの季節、外堀沿いのサクラが上空からキレイに見られるんだよなあ。

右側の外回り側に下りる。
下りた先にラーメンの屋台、当然、まだ営業はしていないけれど・・・
そろそろ13時、昼ごはん難民にはなりたくないので、気にするようにしよう。
ただ、ごはんへの関心を奪い去るように次から次へと歩道橋が現れる。
うれしいような、悲しいような・・・。

大久保通り入口交差点を過ぎると、すぐに杉並図書館、そして体育館。
ここから環七は上空へと向かう。
歩道はもちろん地べたをはう。

大久保通り入口交差点から400mぐらい。



梅里歩道橋
青梅街道との交差する高円寺陸橋下交差点、青梅街道側に架かる歩道橋。
片側2車線+右折車線の計5車線を跨ぐ。
階段は45度ぐらいオフセットされて下りはじめ、踊り場で180度旋回、
さらに45度曲がって地上に降り立つ。
これも歩道との関係性でこうなっている。



荻窪方面
このまま道なりに進めばJR荻窪駅へと向かう。
目の前の歩道橋から150mぐらい先の交差点が五日市街道入口交差点。
そう、2/22、血迷った冒険の末、たどり着いた五日市街道である。
いやはやなんとも



新宿方面
目の前に環七、高円寺陸橋、てか、それで全て。
警察官が2人、なぜか交通整理をしている、必要ないような気がするけど。
しかし、片方の警察官が、このアホなオヤジを見上げている。
心配するな、爆弾テロなんて考えたこともないし、
飛び降り自殺なんてする可能性は、オレが土星に住むぐらいのもんだ。

青梅街道を渡ると、環七外回り側は、住所表示は梅里になる、歩道橋名の通り。

セシオン杉並という立派なコンサートホール。
厨房かなあ、体育座りをしてぎゃーぎゃー騒いでいる、なんだ?

高円寺陸橋下交差点から300mぐらい。



梅里公園歩道橋
いや、これは正式名称ではない。
歩道橋名を示す看板がペンキで塗りつぶされていてわからないのだ。
こちら側、折り返し型の階段すぐ横に、梅里公園があるので、借用。
ひょっとしたらセシオン杉並歩道橋・・・いや、ないな、それは。



高円寺方面
高円寺陸橋を駆け下りてきた車が眼下を走り去る。
左の外回り側、都営アパートの先がセシオン杉並。
その横にはイチョウと椎の並木。
1936年に植樹されて、その後、移植を繰り返したらしいけれど、
当時の木が今も残っている。
秋に来たかったなあ、ホントに。



駒沢方面
右の外回り側は都営アパートだらけ。
右手すぐの5階建てと奥の14階建て、どちらも都営住宅。
コレってどうなの?
都営住宅の裏は寺だらけである。どんな由来があるのか、
もちろん知りませぬ。

左の内回り側に下りると、住所表示は和田。
1週間前、元官僚と話した場所はココから東南東へ1kmぐらい。
そう、立正佼成会の町・方南町はもうすぐそこ。
梅干し婆よりも薄気味悪い大聖堂が近付いている。

DoaU382日目_Part1_高円寺の空を見る

2010-03-18 11:16:41 | 歩道橋
3/17(水)

Pas de nouvelles, bonnes nouvelles.

便りがないのはよい便り
日本の諺だと、よい知らせとなるけれど、
rhymeなんだろうなあ、同じ音を重ねるんだから。

朝からハローワークへ行く。
つまらん仕事しかないけれど、一応、紹介状を2通もらってみる。
歩道橋を巡るための前戯みたいなもんだ、そう思いながら渋谷駅へと急ぐ。
先週、断念した中野から環七を南下するのだ。

山手線に乗って新宿へ、総武線に乗り換えて中野へ向かう。
東中野を過ぎると、北側に菜の花、その上にサクラが並ぶ。
もちろん、サクラはまだ開花していなかったけれど。

中野着は12時15分過ぎ。
南口に下りて、線路沿いに進む。
線路越しに中野サンプラザ、何年ぶりに見るんだろ?
誰のコンサートが最後だっけ?それすら記憶にないぐらい。

南口から400mぐらい。



囲桃園跨線橋
JR中央線というか総武線を跨ぐ跨線橋である。
東西線は中野が終点なので、線路は少なくなっているハズだけれど、
橋の部分だけで50m、かなり幅がある。
階段は線路から離れる形で下りて90度曲がって地上に降りる。

囲桃園ってなんだ?
中央線の北側、警察学校があった辺り、というか、
中野ブロードウェイから環七にかけて囲町と言ったらしい。
町奉行を囲っていた訳でも、女性を囲っていた訳ではない。
犬である、犬。
綱吉という愚将軍の愚策によって、保護されたクソ犬どもがいた訳である。
ああ、だからココに警察学校、ああ、なるほど。



新宿方面
中野駅に着く前には新宿副都心が見えていたけれど、ここからは見えない。
左に見える黒いビルはNTTドコモのビル。
いや、ホント、ドコモのセンス、どうにかならんのか?CMだってクソだし。
そして、この巨大なビルに隠れてしまっているのだ、中野サンプラザが。



吉祥寺方面
線路はなぜか6本ぐらいある。何のため?
この先、中央線はぐっと持ち上がる、環七を跨ぐために。
高円寺駅は800mぐらいかな?北口のホテルメッツが見える。

犬を育てた地に、今は犬の病院が建つ。
もちろん獣医ではない。
犬に腰縄をうたれた人たちだって治療に来る、そんな病院が。

囲町側に下りる、200mぐらい進むと、
住所表示は中野区中野から杉並区高円寺北へとなる。
高円寺北になって300mぐらいで環七に出る。
視線を北へと向ける。



高円寺東歩道橋
片側3車線+右折車線の環状七号を跨ぐ。
階段はストレート型が両側に2脚ずつ。
そして、こちらの内回り側の階段を上ると、なぜか5mぐらいの橋部分。
もちろん横道がある訳ではないのに。
変則的なL字型。



野方方面
すぐ先に歩道橋、行くか行くまいか、悩んだけれどやめた歩道橋。
次に行くことがあればココから先を進めばいいんだし。
その歩道橋の先で、環七は上空へと向かう。
早稲田通りを跨ぐ大和陸橋となる。



駒沢方面
すぐ先に中野から出てきた通り、環七と交差する高円寺駅入口交差点。
その先を中央線が駆け抜ける。
左側、中野方面を見ると、ドコモのビルの左に中野サンプラザ。

右の外回り側に下りる。
JRのガードをくぐると、いや、ホントにすぐ。



高円寺南歩道橋
片側3車線の環七を跨ぐだけの単純な構造。
階段はこちらの外回り側がストレート型、内回り側が折り返し型。
踊り場の部分がアールがついていた。



野方方面
50mぐらい先を中央線が駆け抜ける。
中央線の先頭辺りの上に、東京無線の提灯。
緑色のタクシーの上についている、アレである。
2月までは、ここが東京無線の本部だったらしい。



駒沢方面
左の内回り側、黒っぽい建物は東京スクールオブビジネス。
外回り側、ホントにでかい「貸広告」の文字。
看板が売れなくなった、ホントに不景気を実感する。

右側を見れば、高円寺のホテルメッツが、
左側にはサンプラザやドコモのビルが見える。

中央線を挟んで、北側が高円寺北、南が高円寺南。
高円寺という地名は実はない。
この歩道橋から南西へ150mぐらいの所にある、高円寺という寺がその名を残す。

10月に「Re:」というタイトルのメールを送って来た元子分。
その後、彼女はモロッコに行った、そしてそのブログを読んだ、
お土産に缶詰を買ってきてくれた、休職が1月まで延長になった、
そこまでは知っている。
その後、またパタッと音信不通。
無事に復職できていればいいなあ、そう思いながら高円寺の空を見上げる。