缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU388日目_Part3_カツオのたたきと規則性

2010-03-24 17:51:24 | レシピ
鉄道法ではサルは乗せない規則だ

急降下爆撃機なみの勢いでで支持率を下げる、
鳩山由紀夫なんてつまらん首相だよなあ、そう思う。

戦前、岩手の山奥に鉄道を敷く、そのための審議で、
「サルしか乗らないのではないか?」そう揶揄された原敬は
国会でこう言ってのけた、スゴい人だよな、そう思う。

ただ、鉄道法がどうのは知らないけれど、
今では猫が駅長をやっていたりする。
規則とはそういうものである、ホントにサルが乗っていたのかもしれない。

歩道橋を上るときは、自分なりの規則を持っている。
上った階段とは逆の階段で下りる、そういう規則を。
逆方向からも見てみたい、それだけの理由だけれど。

ただ、矢口小前歩道橋では規則を破った。
下り車線側から上って下り車線側に下りた。
この先、何も決めていないからである。

15時40分、
1時間もしないうちに、帰ってこい!メールが来る、それが目に見えている。
ただ、矢口渡から東急多摩川線に乗って帰るには早過ぎる。
実に中途半端な時間。
とりあえず環八まで行くか・・・
オレは犬か?すぐに棒に当たる。



多摩堤通り交点
ああ、こんな所を走っているのか、そう思う。
終点から二子玉川まではそこそこ道幅は広かったけれど、
通りに通称が付くような道とは思えないぐらい狭くなっている。
多摩堤通りをちょっと歩いてみますか、国道1号線を渡る。

両側に小さな商店と工場が続く道をのんびり歩く。
400mぐらい進むと多摩堤通りはほぼ90度曲がって北上する。
この通り、多摩川が蛇行しているみたいだな、そう思う。

北上して100mぐらい。
まったく意味がわからん光景が広がる。



多摩堤通りの真ん中に鉄塔が建っているのである。
樹齢何百年のイチョウとかならわかる。
何で鉄塔を道の真ん中に建てたんだろ?
さっぱりわからん、ホントに。

右手の壁面は稲葉製作所。
やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫っ!
というCMでおなじみのあの物置屋さんの本社である。

ここから100mぐらいの信号で南西の多摩川が見え始める。
ちょっとそっちにひかれるけれど、16時近いのだ、無茶はよそう。
住所表示だって矢口から下丸子に変わっているし。
400mぐらい進むと下丸子交差点。
右に行けばガス橋、左に行けば環八である。
直進して下丸子駅へと出る。
そのまま多摩川線沿いをたらたら進めば、すぐに鵜の木駅。
ここで携帯がタイムアップを告げる。
もうちょっと鵜の木商店街を見たかったんだけどなあ。

近所のスーパーに寄る。
128円@100gでカツオのたたきを売っているからである。
これで晩ごはんは出来たも同然。

レタスを5mm幅ぐらいに切って、塩で揉み込む。
しんなりしたら、塩を洗い流す。
新タマネギ1/2個を薄くスライスする。
はい、出来上がり。



ポン酢を漬け、おろしニンニクとおろしショウガで食べる。
カツオっていいねえ、ホントに、そうぼんやり思っていると、
嫁さんがすごい勢いで食べる姿が目に入る。

そりゃそうだ、昼は焼き芋とリンゴだけだ、
たんぱく質を摂取させないと、そう思う。

嫁さんなりの規則がある、昼はてきとーに。
それに従う意味がどれほどあるかは知らないけれど、
オレの歩道橋規則並みなら、破ってもいいハズだ。

DoaU388日目_Part2_川崎を見通す歩道橋

2010-03-24 16:06:34 | 歩道橋
Wer A sagt, muss auch B sagen.

Aと言った者はBとも言わなければならない。
WがVの音になったりするけれど、ドイツ語だってアルファベットは同じ。
アー、ベー、ツェーと読むけれど、Aの次はBなのだ。
だからAと言えば、次はBと言わなければならない。
始めたことは最後までやり遂げなければならない、そんな意味。

麺屋武蔵無骨外伝を出るとすでに14時半。
17時前には家に帰らなければならない、
モヤイの前でちょっと考える。
やり残したことを片付けよう、そう思う。
山手線、京浜東北線と乗り継いで蒲田へ。

南口、東急多摩川線の改札の横の階段を下りて、
多摩川線の線路沿いをずんずん進む。
行き止まりで左に曲がって、環八へと向かう。
環八が勝手にこちらへ近付いてきてくれるので楽チンな道。

新蒲田一丁目交差点で環八に出ると、
12月に上った環八蒲田歩道橋が正面にお出迎え。
そのまま環八の内回り側を進み、多摩川線の踏切で外回り側へと移動。

そこから200mぐらいにある歩道橋、
前回、データがなくてテキトーに新蒲田歩道橋としたこの歩道橋、
本名は東矢口歩道橋であることを確認する。
その先の矢口渡駅前歩道橋を見上げてから左へ。




東急多摩川線 矢口渡駅
白いペンキが剥げかけていて、ホントに老朽化した駅舎である。
ただ、たった3両の多摩川線にはこういう風情が似合う。
キラキラしてたら気持ち悪いというか・・・。
かつては同じ目蒲線の片割れ、目黒線は全ての駅がこぎれいになってしまい、
今では当時の面影を残すのは多摩川線沿線のみ。
残してほしいなあ、こういう佇まい。

矢口渡駅の南は商店街。
活況を呈す、という言葉とはほど遠いけれど、
駅のサイズにはぴったりの並び、素敵だなあ。

2本目の角で右に曲がって200mぐらいで国道1号線、つまり第二京浜に出る。
この辺だったよなあ、と左右を見渡す。
右、つまり北側にありました。



矢口小前歩道橋 南側
国道なので歩道橋名を示す看板はない。
橋の部分に書かれた名前が、たぶん歩道橋名で間違いない。



矢口小前歩道橋 北側
看板が示す通り、白のカローラフィールダーが停まっている角を左折すれば、
歩道橋名となっている矢口小学校を左手に、矢口渡駅へと出る。
オレが歩いてきた道の1本北側がその道。
2本目まで歩かなくてもよかった訳である。



五反田方面
12/25に五反田から歩いてきた矢口陸橋が正面に。
その向こうに有賀園ゴルフの看板が目に入る。
左の上り車線側に、ショートコースの文字。
なんでココでゴルフなのよ?



川崎方面
このまま下って、多摩川を渡れば、すぐにショートコースがある。
そこへと誘導する看板らしい。ただ、車線としては上り車線に付ける意味って?

正面には川崎の高層ビル群が見えている。
直線で結ぶと、京急川崎駅あたりになるから、その近くの東芝のビルかな?

この先、東京都内の第二京浜には歩道橋はない。
五反田駅の南、西五反田1丁目交差点を起点とする第二京浜は、
東京都と神奈川県の境となる多摩川の真ん中まで約8,000m。
歩道橋は11基。
670mに1基ぐらいの頻度で建っていることになる。
環七よりは少ないけれど、そこそこ多いよなあ。

12/25にAと言ったままだったけれど、ようやくBと言えた感じです、はい。

DoaU388日目_Part1_麺屋武蔵無骨外伝(ラーメン/渋谷)

2010-03-24 13:13:48 | 食べ歩き
3/23(火)

anime

本来はanimationだけれど、アメリカでもanimeで通じてしまう、
日本製アニメーションを意味する語として。
外伝を意味させた「サイド・ストーリー」
和製英語だったけれど、今やside storyはアメリカ英語になっている。
mangaは世界共通語になり、日本マンガ文化は言葉自体も変えてしまう。

いやはやどうにも

今日のパン教室は午後からである。
月曜日のハローワークは混雑する。
月曜日が休日の場合は当然、翌火曜日が混む。
朝イチでは死ぬだろうことは容易に想像できるので、
ランチタイムなら少しは減るだろう、そう考えて12時ちょい前に家をでる。

12時半のハローワークは、いや、想定外。
けっこうな盛況ぶりを見せている。
なんだかね、ホント。
13時半にようやく出るけれど、どうにも中途半端な時間。

ソメイヨシノの開花よりも先に満開になったガキどもをかき分けて駅前に戻る。
品川から第一京浜を蒲田まで下るか?そんな甘い考え・・・。
昼ごはんを食べたら14時半になる、品川に着いて15時過ぎ。
蒲田に着く頃には薄暗い、歩道橋に上っても楽しくない。
金曜日にしよう、金曜日に。

3/20、ペンスタに行った後に入れなかった歓迎にリペンジ?
蒲田着は14時過ぎか・・・無理だよなあ。

しょうがないので渋谷で食べることにする。
西口から道玄坂の裏に入る。

14時ちょっと前、どこでも行けるんじゃね?



麺屋武蔵無骨外伝
西新宿の本店に行ったのはもう10年ぐらい前。
ダブルスープ全盛期、確かにうまかった記憶はあるけれど、
どんな味だったかという記憶はない。

いつもは前に行列ができているけれど、
14時になった店内には空席すらある。
入ってみましょ。

カウンターと厨房の間に通路がある武蔵スタイル。
トッピング、配膳などは、この通路を1人の店員が動き回ってこなす。
その奥に厨房や洗い場があって、スタッフが右往左往としている。

5分ぐらいで出てくる。



味玉かけそば(900円)
トッピングは角煮と味玉、メンマにネギ、水菜。
スープは澄んだ感じで、一口すすると、魚介の香り。
あれ、こんな感じだっけ?無骨外伝だから違うのかな?

麺はかなり太い。
小麦の香りはあんまり・・・
というか、これまた武蔵スタイル?
透明な魚介スープの下から、かなり甘めのこってりとしたスープ。
麺がこれをすくいあげてくるので、小麦の香りを消し去る。
食感は日本人好みのもっちり感を強烈に押し出した感じ。

角煮は皮付きバラ肉かな?
とろとろの脂身とほろほろとした肉。
これまた、かなり甘くどい味付けになっている。

メンマと味玉は特筆すべきものはない。

さすがに甘くどいので、普段はしないことをする。



特製節粉とコショウを追加する。
節粉はまあまあだけれど、コショウがなかなか。
白、黒、赤の3色がブレンドしてあって、ごりごりとひく。
赤コショウは高いから、家にはないけれど、
さすがだ、香りがホントにいい。
ちょっと飽きかけていたスープをすする気が復活する。

うまいけれど、毎日食べたくなるラーメンではない。
サイド・ストーリーよりも本伝の方が・・・
いや、記憶にないんだよなあ、どんな味だっけ?
そう記憶を辿りながら店を出る。