どうしてもそれが欲しければ、いらないと言え
エジプトで買い物をしようとすると困ることがある。
値札がないケースが多いことだ。
つまり言い値、相当ボリボリな金額を耳にさせられる。
1エジプシャンポンドのものが10エジプシャンポンドと言われるなんて当たり前、
単純に10と言われて10エジプシャンポンドだと思うと10ダラーとか・・・
ふざけるな、そう言いたくなる場面に1日5回は遭遇する。
お土産屋に行こうものなら、5回どころではきかない。
欲しいな、なんて素振りは鴨ネギ状態をさらすだけである。
だから、欲しいなんて素振りを見せてはいけないし、
タクシーだって、言い値の1/5でも首を横に振るなら、あっち行け!である。
今のスーパーで値切る人はいないけれど、
かつてモノの値段は交渉で決まっていた。
値段がダメなら、オマケを要求するとか。
家電量販店やクルマのディーラーではまだこの手法が通用する。
モノの値段とは、そもそも需要と供給のバランスよって決まる。
需要が多いけれど、供給が少なければ、値段が当然上がる。
逆に需要が少ないのに、供給が多ければ、値段は当然下がる。
だから、物欲し気な顔をしてはいけないし、しなければ下がる。
ヒルマというスーパーは物欲し気な顔をしないスーパーである。
だから、アホみたいに安くなる。
だから、お客さんは物欲し気な顔で集まる。
アトラス号の暴走とピーポくんの狂騒を見てからヒルマへ向かう。
そこで見つけたのがこれ。
日清「極太ラーメン 濃厚豚骨味噌」
昨年9月に発売した製品である。
浅草開花楼という製麺所が監修した太麺。
これを日清チルドは398円で発売した。
しかし、だ。
太麺ブーム、つけ麺ブームの追い風に乗り切れず、
たぶん山のような在庫を抱えることになってしまったと・・・。
だってヒルマで198円、50%オフである。
半値でも利益がでるのか?日清チルドは。
いやいや、そうでもないでしょ?
卵もあるし、葉物があったので、それでラーメンでいいか、そうなる。
ゆで卵を作り、葉物をさっと茹でる。
これ、なに菜?
小松菜だと思っていたけれど、野沢菜のような香りがする。
なんだ?これ?
豚バラ肉に日本酒をふって解凍する。
フライパンにすこしだけサラダ油を敷いて豚バラ肉を焼く。
焼き目をつける必要はないので、さっと強火で。
日本酒大さじ1を加えてアルコールを飛ばしたら、
みりんと醤油を大さじ2ずつ加えて弱火におとす。
あとはことこと弱火で煮詰めるだけである。
麺はふっとうしてから4分ぐらいでいい感じ。
問題はスープである。
熱湯250ccとあるけれど、普通の袋麺だと水450cc。
もちろん乾麺と生麺の違いはある。それにしても少な過ぎる。
念のために300cc加えて溶いてみる。
なんかいいんじゃないですか?
麺もスープも。
そう思ったのは最初だけ。
麺を下からすくいあげた時に首を捻る。
スープが解けきっていなかったのだ、だからもスープの具合も良かっただけ。
お湯をされに100cc以上注ぎ足す。
濃厚どころじゃない、つけ麺の漬け汁以上だ、この濃さは。
ケンタを食べた時も思ったけれど、味はどんどん濃くなっている。
メタボの素でしかないのにね、濃厚さは。
過剰な水分と脂肪を抱え込むのは誰が悪い訳じゃない、
物欲し気な顔ばかりしているからである。
エジプトで買い物をしようとすると困ることがある。
値札がないケースが多いことだ。
つまり言い値、相当ボリボリな金額を耳にさせられる。
1エジプシャンポンドのものが10エジプシャンポンドと言われるなんて当たり前、
単純に10と言われて10エジプシャンポンドだと思うと10ダラーとか・・・
ふざけるな、そう言いたくなる場面に1日5回は遭遇する。
お土産屋に行こうものなら、5回どころではきかない。
欲しいな、なんて素振りは鴨ネギ状態をさらすだけである。
だから、欲しいなんて素振りを見せてはいけないし、
タクシーだって、言い値の1/5でも首を横に振るなら、あっち行け!である。
今のスーパーで値切る人はいないけれど、
かつてモノの値段は交渉で決まっていた。
値段がダメなら、オマケを要求するとか。
家電量販店やクルマのディーラーではまだこの手法が通用する。
モノの値段とは、そもそも需要と供給のバランスよって決まる。
需要が多いけれど、供給が少なければ、値段が当然上がる。
逆に需要が少ないのに、供給が多ければ、値段は当然下がる。
だから、物欲し気な顔をしてはいけないし、しなければ下がる。
ヒルマというスーパーは物欲し気な顔をしないスーパーである。
だから、アホみたいに安くなる。
だから、お客さんは物欲し気な顔で集まる。
アトラス号の暴走とピーポくんの狂騒を見てからヒルマへ向かう。
そこで見つけたのがこれ。
日清「極太ラーメン 濃厚豚骨味噌」
昨年9月に発売した製品である。
浅草開花楼という製麺所が監修した太麺。
これを日清チルドは398円で発売した。
しかし、だ。
太麺ブーム、つけ麺ブームの追い風に乗り切れず、
たぶん山のような在庫を抱えることになってしまったと・・・。
だってヒルマで198円、50%オフである。
半値でも利益がでるのか?日清チルドは。
いやいや、そうでもないでしょ?
卵もあるし、葉物があったので、それでラーメンでいいか、そうなる。
ゆで卵を作り、葉物をさっと茹でる。
これ、なに菜?
小松菜だと思っていたけれど、野沢菜のような香りがする。
なんだ?これ?
豚バラ肉に日本酒をふって解凍する。
フライパンにすこしだけサラダ油を敷いて豚バラ肉を焼く。
焼き目をつける必要はないので、さっと強火で。
日本酒大さじ1を加えてアルコールを飛ばしたら、
みりんと醤油を大さじ2ずつ加えて弱火におとす。
あとはことこと弱火で煮詰めるだけである。
麺はふっとうしてから4分ぐらいでいい感じ。
問題はスープである。
熱湯250ccとあるけれど、普通の袋麺だと水450cc。
もちろん乾麺と生麺の違いはある。それにしても少な過ぎる。
念のために300cc加えて溶いてみる。
なんかいいんじゃないですか?
麺もスープも。
そう思ったのは最初だけ。
麺を下からすくいあげた時に首を捻る。
スープが解けきっていなかったのだ、だからもスープの具合も良かっただけ。
お湯をされに100cc以上注ぎ足す。
濃厚どころじゃない、つけ麺の漬け汁以上だ、この濃さは。
ケンタを食べた時も思ったけれど、味はどんどん濃くなっている。
メタボの素でしかないのにね、濃厚さは。
過剰な水分と脂肪を抱え込むのは誰が悪い訳じゃない、
物欲し気な顔ばかりしているからである。