缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU387日目_Part2_白菜の消費、それが目的

2010-03-23 22:56:47 | レシピ
Find purpose, the means will follow.

目的を見つけろ、意味は後からついてくるだろう。
マハトマ・ガンジーはこう言った。
目的こそが大事なのだ、手段や結果、大義は後からついてくる。

散歩だ、散歩
嫁さんが朝からやたらと主張する。
やっぱりさ、最初に遊んじゃうとダメだよね
知らん、そんなこと。
金曜日、御殿場に行こう、そう主張したのは嫁さんである。

パスタをつついた後、嫁さんと自由が丘にふらふらと出る。
キタノカオリを買いに行く、それが目的だけれど。
しかし、ないのだ、クオカには。

表に出て見上げる。



緑道の桜が開花しはじめている。
今週末には自由が丘も満開かな?

クオカにキタノカオリがなければ田園調布の富澤商店へ行く、
二次的な目的だった。

しかし、そのままメルサに入る。
FCUKの跡地に入った店でおもしろいTシャツを発見。
ただ、メンズではない、レディスである。
2人でおもしろがるけれど、嫁さんが掴んだのは当たり前のTシャツ。
つまらん、そう思いながらお買い上げ。

嫁さんがシーツを買いたいと無印良品に入る。
表に出れば日がかなり傾く。
冷えてくる。
白菜を消費するには絶好の天気である。

白菜8枚を5cm幅ぐらいに切る。
ヒルマで買ってきた豚バラ肉も5cmぐらいに切る。
白菜、豚バラ肉、塩&黒コショウの順に重ねるだけ。
さらに上からサラダえのきをのせるだけ。



日本酒大さじ2をふって、水を半分ぐらいになるまで注ぐ。
蓋をして中火で蒸し煮にする。



赤子泣いても、な感じで蓋は開けないようにして、
これぐらいまで嵩が減ったら出来上がり。



醤油をひとたらし、それに柚子胡椒をちょっと付けて食す。
まあ、いい感じではある。

白菜を消費する、その目的だけは達成できた、
そんな1日。

DoaU387日目_Part1_蕪と蒸し鶏のパスタ

2010-03-23 18:39:02 | レシピ
3/22(月)

行く春や鳥啼魚の目は泪

松尾芭蕉がこの句とともに深川を出立したのは、321年前の3/27、
もちろん旧暦で、の話しだけれど。
平泉まで北行し、そこから秋田へ、日本海を福井まで下って岐阜の大垣まで、
たった半年で本州を半周近くした、おそろしいまでの健脚。
隠密説もあるけれど、真偽のほどはどうだか。
ただ、大痔主だったことだけは確からしい。

いや、ヒサヤ大黒堂で働きたい訳じゃないので、痔はどうでもいい。

この芭蕉さん、深川の庵にある木を植えた。
それが芭蕉である。
バナナによく似た植物だけれど、食べられない。
沖縄では葉の繊維を使って織物を作る、それが芭蕉布。

この「蕉」とよく似た漢字が「蕪」である。
こちらはもちろん食用。
てか、前日も無理矢理ソバにして食べたし。

嫁さんのパンが焼き上がるのを待って昼ごはん。

昨夜、半分残した鶏胸肉
塩を軽くふって日本酒をふりかける。
ラップに包んで電子レンジで加熱する。
ランプに包んだまま放置して、冷めてきたらまた電子レンジへ。
簡単蒸し鶏の出来上がりである。

ボウルに日本酒と醤油大さじ1、酢小さじ2を入れ、
おろしニンニク、ワサビと柚子胡椒を加えて撹拌する。
蒸し鶏を割いて、ボウルへ放り込んで混ぜ合わせておく。

カブ2個をそれぞれ8等分する。
塩を多めにふる、浅漬けにするぐらい。

えのき1/2株を洗ってばらばらにほぐす。

フライパンにオリーブオイルをひいてカブを投入。



フライドオニオンを香り付けのために加える。
カブに焼き目がついたら取り出す。

同じフライパンにえのきを放り込んで炒める。



このえのき、サラダえのきという名称、
本来はさっと熱湯をかけるだけで食べられるので、
さっと炒めたらOK。

パスタはディチェコのフェデリーニ。
6分弱ぐらいでいい感じなので、フライパンへ。

オリーブオイルを絡めたら皿へ。



色目が実に単調、というか、マヌケすぎる。
クレソンがあったらねえ。
蒸し鶏とカブにかなり強めに味を付けたので、
ほぼその味だけ、ただ、それぐらいでいいと思うんだけれど。

蒸し鶏の代わりに醤油バターで焼いた蛤でもいいかもしれない。
ちょっとアサツキを散らしてね。

蛤のふたみにわかれ行く秋ぞ

DoaU386日目_Part2_鶏胸肉と白菜の豆豉炒め

2010-03-23 10:55:37 | レシピ
家は木造家屋である。
檜なんて高級木材なんて使っていない、
もちろん杉が大半を占める訳である。
この杉という木材、加工もしやすい上に強度もある。
おまけにシロアリや腐食にも強いという優れもの。
戦後、国が大量に植林してくれたおかげで、値段も高くはない。

ただ、建築用資材としてはとってもありがたい杉だけれど、
15%の日本人がこの杉に苦しめられている訳である。
その15%の一人である嫁さん、投薬によって症状を抑えているけれど、
クスリの切れ目には、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった
コンタックさんのCMでおなじみのアレルギー性鼻炎の症状を見事に体現する。

ソバを片付けてから、嫁さんと2人で家の片付けに励む。
ビールがまったくないのでOKストアに行くことにする。

JARTICが高速の大渋滞を表示するなか、
気味悪いぐらいに空いている環八、
まったく路駐のない用賀中町通り。
帰りだって瀬田までノンストップなんてありえない。
環八もおそろしいまでに空いている。
この差は何だ?首を傾げながら帰宅。

先週の宅配野菜をほぼ手つかず。
ようやく昼にカブを1個片付けたぐらい。
さて、白菜だ、白菜。
もう鍋の季節じゃないのになあ。

OKで買ってきた鶏胸肉を半分切り出す。
1口大に切って、塩・黒コショウ・ナツメグをふって、
おろしニンニクとオイスターソースを加えてよく揉み込む。
片栗粉をまぶし、ごま油でまとめる。

白菜4枚を芯と葉に分けて、芯は縦切りに、葉は横に。
ニンジン1/3本を半月切りにする。
ピーマン3個を一口大に切っておく。

フライパンにサラダ油を引き、乾燥ニンニクを。
馴染んだら、弱火で香りを出し、鶏胸肉を入れたら強火に。



ちょっと焼き目が付くぐらいまで炒めたら、皿に開ける。
同じ鍋にニンジンを炒めて、しんなりしたら白菜の芯の部分を。



鶏ガラスープの素を加えてざくざく炒める。
ああ、想定外。
あまりに瑞々しいのだ、白菜が。
水分がどんどん出てくる、まいったなあ。
葉も入れて炒めるけれど、水分がどんどん出てくる。
アレルギー性鼻炎の鼻水みたいなもんだ、
もう、どうにもならん。

水分ごと皿に移す。

フライパンにサラダ油をひいて強火に。
豆板醤小さじ1/2、豆豉醤小さじ1、甜麺醤小さじ2を炒める。
鶏胸肉を放り込んで、馴染んだら野菜を放り込む。
水分は多少きったけれど、まだ水分が出てくる。
っんとに。
最後にごま油をひと回ししたら完成。



見た目は中華の炒め物ではなくなっている。
完全に失敗の様相、べちゃっとしているし。
味と火通しはいいんだけれど、
アレルギー性鼻炎の鼻水のような水分は、とどまることを知らない、
ホントにどうにもならん。
スギ花粉症に苦しむ人たちの気持ちがほんの少し・・・
いや、わかってないよな、たぶん、いや、確実に。