缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU395日目_Part1_街は変わる、中野新橋も

2010-03-31 22:07:38 | 散歩
3/30(火)

希望します
うれしく思います

天皇の語尾はこんな言葉が多い。
てか、天皇以外にこんな言葉を使う人なんて会ったことがない、
もちろんメールでも。
いや、ない、ではないな、なかった、だな。

20日前に行った中野富士見町
出された宿題を片付けて送信したのが14日前。
そして7日前にメールが来る。
2次面接をするから来て欲しいと。
ええ、もちろん行きますよ、そう返す。
すると、またメールが返ってくる。
宮内庁に送っちまったか?一瞬、目が点になる。

来週火曜日においでいただけるとのこと、大変うれしく思っております

いやはやなんとも
平民には思いつきもしないのだ、こういう文章は。

アホみたいに寒い中、9時半に家を出る。
中野富士見町到着は10時半。



ほとんど3両編成の電車しか停まらないのに、この外観はどうよ。
立正佼成会に行く人たちで儲かっているからなのか、
ホントにきれいな入口である。

マフラーをしてこなかったことを後悔しながら、ちょっと歩いてみる。
前回通らなかった通りを右へ左へ。
ゼイタク煎餅ってなんだ?まあいろんな店があったり、
♪きゅ~しんきゅうしん♪
そんなジングルの製薬会社の本社があったりする。

ふらふらと歩き回れば10時50分。
55分ぐらいに内線を架けると、
10時57分にお迎えにあがります
ホントに皇族じゃないの?そう思う。

その組織のトップは専任ではない。
なんだか奇妙な感じだけれど、わかりやすい人ではある。
ただ、2人いた元官僚の片方がわからん、あまりに抽象的すぎるのだ。
参ったね、ホント。

1時間ぐらい話をして表に出る。
今日は中野新橋まで行こう、そう思う。

中野富士見町駅まで戻る。
駅前の通りを西へ進めば、3/17に通った環七へと出る。
一番、近い歩道橋は消防署前歩道橋、いや、そんなことはどうでもいい。
もちろん環七へ行く必要はないので、東へ進む。
2つ目の寿橋交差点で左へ曲がってみる。
そのまま進めば、青梅街道を抜けて中野駅まで進める。
つまり中野通り。
都道420号なので、南下すれば大井町を抜けて第一京浜へと続く。

白いフェンスで囲われた空き地がある。



都庁まで2,057m
かなり広い敷地にけっこうな木々、なんだココ?公園か?
家に帰ってグーグルマップを見ると団地のような建物が4棟。
ストリートビューで中野区立第二中学校との間を見ると、
NTT東日本管理地
社宅があったのかな?ココに。
木々だけ残して建物だけを解体、ホントに公園にするつもりなのかな。

もと来た道に戻って東へ、450mぐらいで弥生町二丁目交差点。
左へ曲がる、嫁さんと何度か来たお好み焼き屋は健在である。
ただ、街は変わった。
パチンコ屋がやたらと増えた、キレイにはなったけど・・・。



中野新橋駅
相変わらずボロいままだけれど、
3両編成の電車には似つかわしい駅、そう思う。

駅舎をすぎると、すぐに駅名の由来となった橋。



新橋
神田川に架かるこの橋、親柱と欄干は朱色に塗られた低いもの。
かつての花街だったころの名残らしい。
変わらんなあ、そう思ったけれど、進むと愕然となる。



神田川 上流方面
神田川の上にクレーンが2基。
暗渠化するのか?と思ったけれど、どうやら護岸工事。
あの朱色の親柱と欄干は残して欲しいなあ、ホントに。

橋の手前にあった菊鮨は違う所で営業中。
酔っ払いのお父さんがお土産に買って帰るような店だったかれど、
今はどうなっていることやら。

たった10mの新橋を渡る。



軽食喫茶ポポ
外観はだいぶ変わったけれど、そのまんま残っている。
なぜか嫁さんはカプチーノばかり飲んでいた、そんな喫茶店。
その手前にはダーツバー。
こちらもかなりキレイに改装されていた。

そのままちょいと進む。



この辺りに当時の藤島部屋御用達の肉屋があった。
今も元気でいてくれればいいけれど、おばちゃん。

その先の東京シティ信用金庫で右に曲がる。
菊鮨はすぐの所で営業していた。



福寿院
弘法大師が彫ったという仏像を本尊としているらしいけれど、
そんなことはどうでもいい。
単純に青空にソメイヨシノがキレイだったから。

その先、2本目の角にある。



貴乃花部屋
かつての藤島部屋である。
若貴ブームの頃はホントに賑やかな場所だったけれど、
人通りすらない閑散ぶり、まあ大阪場所だしね。

先に進むと鰻屋である。



すが原
注文をうけてから焼くというスタイルを貫いているので、
出てくるまでに1時間近く待つ。
1回しか行ったことがないけれど、ハンパないぐらいうまい。
白焼きを食べ、それからうな重を食べた。
うな重の半分ぐらいで死にそうになった。

入るか?そう思う。
パーコー麺を食べたいしなあ、そう思って先の角を右に曲がる。

その通りに嫁さんが住んでいたマンションがある。
加藤茶が通っていたそのマンションは変わらぬ姿であった。
隣のカラオケパブが夜中までうるさかったけれど、
今は工務店に姿を変えていた。



中野区本町
てけてけ進んで振り返るとこんな感じ。
青いバンが停まっている辺りがそのマンション。

すぐに神田川である。



都庁まで1,390m
花見橋という素敵な名前がついた神田川を跨ぐ橋から見る。
こんなに大きく見えたっけ?
都庁の完成は91年だから、見てたハズなんだけれど・・・。
ただ、ここまで来たことはほぼない。
その手前で曲がっていたから。
来ておけばよかったよなあ、都庁が成長する姿を見られたかもしれないし。

この街がこれ以上変わらないで欲しいなあ、そう思う。
いや、変わらないことを希望します、か?

DoaU394日目_Part2_Cook Doは味の素でしかない、それを認識する

2010-03-31 18:00:40 | レシピ
オレがガキの頃、味の素はこんなことを言われていた。
重油で出来ている
都市伝説のような話だけれども、これは事実。
ただ、かつては、というエクスキューズが付く。
今はホントにサトウキビから抽出しているらしい。

ただ、味の素、食べると気分が悪くなるので、使うことはまずない。
酸味が苦手なのでマヨネーズだけ味の素だけれど、
それ以外では味の素製品に手を出すことはまずない。

30分で起きてやる、あのヤブ医者
そう言い残して嫁さんが寝室へと向かったのは15時。
もちろん信用度は都市伝説以下。
寝た寝たあ、久しぶりによく寝たって感じだぞ
大あくびをこきながら起きてきたのは17時過ぎ。
充実した昼寝はいいな、何でも作ってやるぞ
もちろん信用度は都市伝説以下。
しかし、だ。

ホントにキッチンに立って米を研ぎはじめる。
手つかずだったレンコンの皮をむきはじめる。
7mmぐらいの厚さに切りはじめる。
手の込んだ料理を作ってやるからな
そう言って取り出したのは麺つゆである。
あれ、開いてないの?
当たり前だ、それは君が開けない限り開栓されることはないのだ。
鍋にごま油をひいて、唐辛子を切りはじめる。
中途半端に残して、後で使えと言う。
鍋が温まった所へレンコンを放り込む。
ごま油を回すように炒めて、あとは麺つゆとガスと鍋の仕事。

さあ、台所は開けてやったぞ
そう宣言してヤツはナンプレを始める、なんだかね、ホント。

牛もつ鍋用に買ってきた豆腐が半丁、賞味期限なのである。
ああ、と思い出したのがOKストアでビールを買った時についてきたオマケ。



CookDo 麻婆茄子
クックドゥのロゴ上には、見紛うことなきAJINOMOTOのロゴ。
賞味期限はまだまだ先、しかも麻婆豆腐用ではないけれど、使っちまおう。

豆腐を1.5cm角ぐらいに切って、鍋に入れる。



弱火でじっくりと、沸騰させないように火を入れる。

ニンニクとショウガ1片をみじん切りにする。
豚バラ肉に日本酒をかけて解凍し、塩をふって臭みを抜く。
ペーパータオルで水分を拭き取ったら、白コショウとナツメグをふり、
包丁で叩くようにしてひき肉状にする。

フライパンにサラダ油をひいてニンニクとショウガ、
そして嫁さんが残した唐辛子を弱火で炒める。



香りが出てきたら強火にして豚バラ肉を放り込む。
ぱらぱらとしてきたら、Cook Doである。
イヤな色だな、そう思うけれど、ココまできたら、引き返せない。
水気を切った豆腐を放り込んだら、中火に落としてしっかりと撹拌する。
イヤな予感がするので山椒を多めにがりがりと挽く。



見た目はそれっぽい、確かに。
ただ、一口食べて顔を見合わせる。
増粘剤なのか、妙な甘味料なのか、口の中が妙に粘つく。
そして、あの口の中がざらざらするようなイヤな感じ。
いやはやなんとも
豆板醤も甜麺醤も豆豉醤もあるんだから、ちゃんと作ればよかった、
反省することしきりである。

嫁さんが作った麺つゆレンコンが救いだ。
さすが手の込んだ料理は違うな
いやはやなんとも

DoaU394日目_Part1_デルモンテの呪いにかけられてナポリタン

2010-03-31 16:35:28 | レシピ
3/29(月)

睡眠時間は人によってまちまちである。
平均的な睡眠時間は7時間、適正睡眠時間も7~8時間。
仕事に行く日は8時間、放っとけば10時間は寝るのが嫁さんである。
てか、休みの日は起きている時間の方が短いときだってある。
9時まで寝ていて、朝ごはんを食べたらベッドへUターン、
昼ごはんを食べてまた2時間、また0時ぐらいには床に付く。
酒の力を借りないと寝られない、酒の力で寝るから5時間で目が覚める、
睡眠障害のきらいがあるオレとは明らかに違う生き物である。

早く帰ってこられたら、自由が丘で花見だ
そう言い残して嫁さんが朝から出かける。
12時ぐらいになって、携帯が振動する。
すでに大戸屋で鶏肉を食べているとのこと。
いやはやどうにも

しょうがないので1人分のごはん。
あんまり食欲がないので、少なめにできるものを・・・
パスタ以外の選択肢を誰か与えてくれないか?つくづく思う。

ただ、冷蔵庫がホントに貧弱になってきた。
フリーザーに小松菜を発見したので、ソーセージとともに取り出す。
これでナポリタンでも作ればいいんじゃね?
昨日の残りのバジルとオリーブがあるし、
食べられる物にはなるんじゃね?

バジル3本とオリーブ7個をみじん切りにする。
ソーセージは斜めに薄切り。

フライパンにオリーブオイルをひいて乾燥ニンニクを砕いていれる。
バジルとオリーブも入れてから弱火で加熱。



ニンニクとバジルの香りがたってきたら、ソーセージを加えて炒める。
ソーセージに火が入ったら小松菜を入れる。



パルメザンチーズをふったら弱火に落とす。
ちょっと塩を加えてこのまま食べた方がいいんじゃね?

そんな気がして、ディチェコのフェデリーニを茹でる。
5分半でちょうどいい感じである。

フライパンにパスタを放り込んで炒めあわせる。
ナポリタン以外の選択肢を選ぼうとしていたのに、
デルモンテの呪いだ、誰か何とかしてくれ。

奥にパスタを寄せて、手前にケチャップとソースを少々。
ちょっと焦がし気味にしてからパスタと絡める。
2度ぐらい繰り返して完成。



そもそもナポリタンなんてパスタはない訳だから、
変態じみたことをやろうが、何をしようがかまわないんだけれど、
フェデリーニでケチャップはないだろう、パスタをつつきながら思う。
しかも、せっかくのフレッシュバジルが瞬殺である。

バカなことをした、そう思いながら皿を洗っていると嫁さんが帰宅。

寝られないって言ってるのにさあ

そうとうおかんむりである。
7時間も寝られれば十分なんて言うんだよ
医者としては当然の言葉である。
昼寝だって30分でいいって、ひどくない?
ひどいのは医者ではない。
2時間も昼寝をする君である。

DoaU393日目_Part3_リゾットと雑炊とおじや

2010-03-31 15:33:21 | レシピ
ホナウジーニョ

Ronaldinhoと書いて、こう読む、ブラジルポルトガル語では。
ブラジル出身のこのファナタジスタ、バルサでミラクルなプレーをしたけれど、
ブラジル代表でミラクルなダメプレーをして、今はイタリア、ACミランにいる。

ラテン語は基本的に日本のアルファベット読みをすればいいけれど、
そこから派生したローマン語はかなりおかしな読み方になる。

フランスでLLとなるとWの音になる。
だからポラロじゃなくて、ポワロ。

ポルトガル語のRはHの音になる。
だからロナウジーニョではなく、ホナウジーニョ。

スペイン語のLLはjaに近い音になる。

olla
オラではなく、オジャとなる、スペイン語では。
米をスープで炊いた鍋料理のさすこの言葉、日本語ではまんまおじやとなる。
おじやとは米料理のことで、増水を由来とする雑炊とはまったく違う。
おじやはむしろイタリアのリゾットに近いんだろうなあ、そう思う。

アトラス号の恐怖から嫁さんの調子がどうもおかしい。
昼ごはんを食べさせた後、昼寝をさせるけれど、それでもおかしい。

焼き芋とリンゴでいいよ
晩ごはんを聞くとその応え。
買い物にも行かずに、夕方になる。
焼き芋とリンゴじゃないな
おなかが空きはじめると、こんなもんだ。
あるもので何とかしよう、しかもおなかに優しいものに・・・。
イタリア版おじや、だよなあ。

米1合をさっと洗って、水気を切っておく。
鍋に水1,000ccと固形ブイヨン2個を入れ、沸騰しないように弱火で。

新タマネギ1/4個を細めに切る。
白菜6枚を縦に細めに切ってから、横に半分に。
ソーセージ3本を5mm幅ぐらいに切る。
バジル5本を茎ごと細か目に切る。
オリーブ10粒も薄く輪切りにする。

フライパンにオリーブオイルをひき、乾燥ニンニクを砕いていれる。
馴染んだところでタマネギを加える。



弱火でのんびり炒めて、タマネギが透明になってきたら
白菜の芯の方を放り込む。



白菜を入れたら強火にして、さらに葉の方も加える。
ソーセージも入れて、ががっと炒める。



米を入れたら、オリーブオイルと絡めるように炒める。
透き通ってきたら、温めておいたスープを投入する。



ひたひたになる程度ぐらい入れたら中火に落とす。
水分が飛んだら、またブイヨンを注ぎたす、これを繰り返す。
基本的にほぼ撹拌しない、ぬめりが出てマズくなるから。

フライパンにオリーブオイルをひいて、残っていたミックスシーフードを。
白コショウ、タイムをふってざっと炒めたら、白ワインをふり入れて臭みをとる。
水分ごとフライパンのリゾットへ流し込む。

ソーセージ2本を弱火でじんわりと焼いておく。

最後にバジルとオリーブオイルを加えて、牛乳100cc。
再沸騰したら出来上がりである。



寒い時にはホントにありがたり米料理である、簡単だし。
塩は入れていないけれど、オリーブの塩分でちょうどいい感じになる。

ただ、やはり1合は多いのだ、この夫婦には。
がふぅ
リビングに響くゲップ。
バジルはいいね、爽やかだよ
おやじか?君は、いや、食べたのはおじや・・・
おあとがよろしいようで・・・。