腫瘍除去（ほくろ除去）手術～診察編～

それは先日のこと……

my実家に行った際に、my母と盛りあがったのが、
皮膚にできたいぼの話題だったのである。

my母が首にできたイボをとりに皮膚科へ行ったら、
ハサミのようなものでチョンチョンとあっというまに
切ってきれいにしてくれたという。
近々背中のできものもとりにいくという話でした。

実は私も気になるできものが身体に２ヶ所あり、
ひとつは脚、ふたつ目は腰のうんと下（おしりと
腰の境目とでもいおうか）に、痛みがあるわけでは
ないし、激・大きいものではないけれど、何となく
気になる～という10年来のできものがあったのである。

折りしもここ２年ほど、あごにあったほくろが急に大きく
育ってきて（直径３mmほど）色も濃くなったという症状も
あり。

気になることが３点もそろえば、さすがに皮膚科へ行っても
恥ずかしくないだろう～（←小心者）と決断し、近所の
皮膚科の門を叩いたのでありました。

皮膚科のＮ先生に見てもらい、まず脚のものは軟性線維腫
（なんせいせんいしゅ）とよばれる良性の腫瘍と判明。
気にならなければほっといていいものだそうです。

顔のほくろは、「見た目だけでいえば大丈夫そうな感じ」との
こと。

そして、腰の下のできものを先生が見た瞬間……

Ｎ先生の顔色がさっと変わった！

「いつ頃できたか」とか「いつからこういう色になったか」と
少々、つっこんだ質問をされる。

「もう10年以上前にできたもので、色が変わったのは（後ろで
自分からは見えないので）わかりませ～ん」と答えつつ、
「もしかしたらこれは悪性？！　私が病室を出たあと、
病院から家人のところに電話がかかって、『実は奥さんが……』
という話になり、ゆくゆくは私の亡骸をかかえた家人が
『生きているうちにもっと優しくしておけばよかった～料理も、
もっとおいしいって言ってあげればよかった～』と言いつつ、
後悔の涙を流しながら何かを叫ぶんじゃ……」（←もちろん
ＢＧＭは平井堅）という、脳内妄想が一気に駆け巡ったので
ある。

一通り診察が終わって、先生にここでは腫瘍を切除する
設備が十分でないので、ＮＴＴ東日本札幌病院のＡＴ先生に
紹介状を書いてあげるから、そちらへ行って下さいと言われた
のでありました。

こうして、５月某日、ＮＴＴ病院の皮膚科を再度受診。

紹介してもらったＡＴ先生に診察してもらうと、Ｎ先生と同じく
脚のものは問題なし、あごのほくろは見た目は大丈夫そう
だけど切って病理検査をしてみないとなんとも、そして腰の
下のものは迷わず即決で「とった方がいいですね」との
ことでした。

面白かったのは先生が患部をデジカメで撮影していたこと。
カルテ（電子カルテ）にのせるためですが、最近の病院は
こんなこともしているんだな～なんて思いました。

良性のものも含め、３ヶ所全部切除してもらうことになり、
ほくろと腰の下のものは切除縫合で、脚のものは炭酸ガス
レーザーでとることが決まりました。

手術日を決めて、看護師さんから「手術に関する同意書に
サインしてください」と紙を渡され、「皮膚腫瘍摘出手術」という
文字を見た瞬間、初めて「あっ、これは手術なんだ～」と認識。

my母の話を聞いて、なんとなくもっと気軽なものだと思って
いたんですよね～。（症状によって治療がちがうのはあたり
まえなのに……）

しかも、顔と腰の下のものは、切ってから縫うと説明あり。
自分が想像していたよりも大事（？！）なんだと思い、
あっ、どうしよう、これ（一応は）手術なんだ～と今さらながら
動揺を感じたのでありました。

しかし、ここまできたらもう後にはひけない！！

次回、手術編につづく！！


■関連記事：
腫瘍除去（ほくろ除去）手術～手術編～
腫瘍除去（ほくろ除去）手術～抜糸・総括～
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■今日の小ネタコーナー　１■
家人が先日受けた癌ドック（※関連記事はこちら）の
結果の書類が送られてきました。ＣＴやMRIの画像を
プリントしたものもついていて、見ていて面白かった～。
とりあえず、今はメタボだけが案件事項です。

■今日の小ネタコーナー　２■
本日でブログ開設３周年を迎えました。
ここまでなんちゃって更新を続けてこられたのも、
日々アクセスして、記事を読んで下さっている
みなさんのおかげだと、心より感謝しています。
これからもムリせず、自分の思ったこと、
体験したこと、面白いと思ったことをゆるゆるっと
更新していきますので「an empty page」をよろしく
お願いいたします。



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