山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

博物館資料論

2006-07-26 23:50:21 | 放送大学
今日は、仕事のあと、放送大学の単位認定試験に行ってきました。
5時55分からなので、仕事が5時くらいに終わっても大丈夫です。
この日程を見て、前回試験を受けずに今期に回してしまったということもあります。

今期は、通信課題を出す必要がなかったので、すっかりサボってしまい、完全なる1夜漬けでした。
しかも、前回の前半にやったことはすっかり忘れてしまっていたのですが、時間も無いので、復習する暇もなく、昨日一気に9課から15課まで読んで寝ました。

意外におもしろかったです。こんなことならちゃんと勉強しておけばよかったです。
いろんな博物館に行ってみたいし、自分が運営に関わってもみたいなあと思いました。

試験は、持ち込み禁止の記述式で、あまりちゃんとした回答は書けませんでしたが、まあ、完全正解とはいえなくても、近いところは書けた部分が多かったのではないかと思います。

語句の説明で、「博学連携」「参加型展示」「博物学」「博物館倫理」「博物館資料のワイズユース」が出ました。
あとは、社会の共有財産としての図書館資料に関する自分の考え(?)だったでしょうか。
「ワイズユース」については教科書に何度も出てきていたので、大切なことだという印象がありましたが、あまり正確に書けなかったのが残念です。

試験にはまったく出ませんでしたが、9章の保存科学については、日頃仕事で読んでいる科学技術系の文書の内容のようで、意外な発見でした。資料の保存環境として、光や温度湿度の関係、虫の害から守るための薬について、火事や災害時に供えての対策など、意外にも先日面接授業で勉強した「日常の物理」にも通じるものがあり、こういうのを深く研究するのもおもしろそうです。

それから、博物館というのは本当にすごい情報源ですね。この前、川越に行ったときも博物館で説明を聞く前は、町を歩いても全然捕らえるものはありませんでしたが、博物館での学芸員の方の説明が非常にわかりやすくおもしろかったので、それをきっかけにいろいろなことがわかり、川越が好きになりました。

教科書で紹介されていた博物館としては、岩手県遠野にある博物館群というのに行ってみたいと思います。柳田国男の「遠野物語」の町だそうで、昔の造りの民家で昔話なども聞け、木工細工などの実演も見られるそうです。
このあいだ行ったような土産物屋ばかり回るような安っぽい団体旅行じゃなくて、こういうところをじっくりと時間をかけて見学したいものです。

後期は「博物館経営・情報論」「博物館概論」をとるつもりです。あと関連が深いところで、「文化人類学」をとる予定です。

仕事とは関係ないということで、興味をなくしかけていた放送大学ですが、仕事とは関係ない部分でこそ知識を深めたいという気持ちも出てきました。
単位をとって卒業することばかり考えないで、少しずつでもいいので、関心を持ってしっかり勉強して行きたいと思います。
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