山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

単位認定試験終了

2006-07-29 20:21:03 | 放送大学
今日は「芸術の理論と歴史('02)」」の試験を受けた。実はもうひとつ「朱子学と陽明学」があったのだが受けなかった。両方とも2005年後期に取った科目であり、前回試験を受けなかったので、今回が単位をとる最後のチャンスだった。

相変わらず勉強をほとんどしていないので、もともと2科目を一夜漬けでやるのは無理だ。今日はちょうど次女の第一志望の大学のオープンキャンパスがあり、次女が一人で行く勇気がないというのでそれに付き合うことにしていた。

今日、次女の高校では3年部活の引退に関して下級生企画の全体の集まりが午前から午後にかけて開かれ、その後3年のみの集まりがあるそうで、次女は遅刻しても全体の集まりをやっているうちにそれに出席しなければならなかった。
また、本当は午前中は予備校の一つ目の夏季講座の最終日だった。
ところが、そこに第一志望大学のオープンキャンパスが重なって、3個の日程がぶつかり合ってしまった。オープンキャンパスは3週間後にもあるが、第一志望校だけに一日も早く様子を知りたい。そこで、予備校は休んで補講をお願いし、午前中のみオープンキャンパスに行き、学校説明会に出て過去の入試問題と入試要項をもらい、昼から部活のほうに顔を出すという日程にした。午後の体験授業などは次回に回した。

私はといえば、9時15分から単位認定試験を受け、退出できる30分経過後には試験会場を飛び出す、そして、現地の駅で娘と待ち合わせ10時半からのオープンキャンパスの説明会に駆けつけるという強行計画をたてた。それで、10時25分からの「朱子学と陽明学」は没。記述式で、勉強していなければ絶対にできそうもないような内容でもあるだけに、棄権するにはちょうど良い口実になったともいえる。

「芸術の理論と歴史('02)」は選択マークシート方式とのことで、この形式なら30分程度で一通り終わることが多い。まして、あまり勉強していない場合はどんなに考えたところで、もともと覚えていないものを思い出すことはない。
きっと早く終わるはずだと思っていたら、教科書の内容の長文の穴あき箇所にふさわしい語句を入れるという形の問題だった。こういうのは、教科書を読んだときのわずかな記憶を紐解いたり思考したりすれば、正解が導き出せる可能性もあった。
もう少し時間をかけたいなとは思ったが、予定通り30分で退出した。
もともと記憶が鮮明でない場合は直感で決めた答と悩んだ末に決めた答えの正解率は大して変わらない。逆によく考えて選択を変更したがために間違ってしまうことさえ多い。今日のも退出1分前に変更した答えは、後で確認すると、最初の答えのほうが合っていてがっかりした。もう一回悩む時間があれば、元の答えに戻したかもしれなかったが、直さなかったかも知れず、さらに他の部分に手を加えて点を上げたり下げたり、まあキリがないわけで、要するにちゃんと勉強していないのだから、どっちにしても正解を導くのは難しいわけだ。悪あがきはやめよう。

  *  *  *

そんなわけで、とリあえずは試験は終了しました。
単位を落としたら、もう一回とります。今は2006年版の教科書に改訂されています。

「芸術の理論と歴史」は、とても内容の充実したものです。私は再受講なので2002年版の古い教科書でしたが、他の科目の教科書の1、5倍くらいの厚さがあって、一夜漬けで読み通すのは無理でした。
昨日は12課から15課がやっとで、その中にも印象的な記述が多々ありましたが、残念ながらその範囲からの問題は出ていないようでした。
教科書は単に重要な知識をひろって暗記するということはできないようなもので、著者の情熱と研究の結晶である濃厚な解説が延々と書き連ねられているのです。
それはものすごい発見と充実感が得られるものです。
そして、この教科書とあわせて視聴覚教材を是非見る必要がありました。
だから、点数がたりなくて単位がとれなかったとしたら、もう一回今度こそちゃんと受講したいと思います。
一応、単位を落としたときのために、後期の履修科目登録に入れておくつもりです。
コメント