民主党VS山本太郎明日は選挙だ。でも、なんかあんまり実感がない。今日は、選挙演説を聴くなら最後のチャンスだろうと思い、荻窪駅で9時から野田総理が演説をするという噂を聴いていたので、出かけていった。...
昨年の今頃、衆議院議員の総選挙があり、当時の総理大臣はまだ野田さんだったなんて、驚いてしまう。まるで数年前のことのように思える。
あれから、民主党が大敗し、自民党の安倍政権が始まった。もはや、野田さんの姿などほとんどテレビ画面で見ることもなくなり、現在の代表は海江田さんだが、民主党の存在感はなくなった。
自民党が政権を取ってから、国民の支持率は上がり、アベノミクスだなんだと期待されたものの、サラリーマンの手取り収入は全く上がらないまま、消費税率の引き上げが決まった。特定秘密保護法などというわけのわからない法律が成立してしまった。軽自動車の税金も上がることになった。税金の改正は、庶民には厳しく、大企業には優しい結果となっている。
安倍さんは、自民党の中では新しい考え方の部類だそうだが、金持ちや大企業に都合のよい政治というのは、元々の自民党の体質だなあと思えてしまう。やっぱり、庶民の味方ではないようだ。
国会は衆参のねじれもないので、自民党の圧倒的多数で、なんでも決められていってしまう。こんなはずでは・・・と国民は焦り始めても、もはや歯止めとなるものはない。
山本太郎は、昨年の衆議院議員選挙には落ちたものの、7月の参議院議員選挙で入り、国会議員となったが、園遊会で天皇に手紙を渡すという問題を起こしたりして、困ったことになっている。議員としての未熟さは否めない。
日本は、原発問題、被災地の復興問題、中国・韓国との険悪な関係など、解決しないことが山積み。
昨年の10月に石原都知事が辞任し、新党を結成して、12月の選挙に出馬し、国政に出た。維新の会の橋下氏と手を結んだが、野党として大きな力とはなっていない。
そして、副知事であった猪瀬直樹が、都知事選で当選し都知事となった。
その選挙のとき、猪瀬氏が医療法人徳洲会から5000万円を受け取っていたことが発覚し、現在のところ連日大問題となっている。
せっかく2020年の東京オリンピック招致を成功させたのに、この状況では、都知事として信頼を得ていくのは困難であろう。テレビ画面では、脂汗のしたたりおちるこわばった顔の猪瀬さんばかりを見るようになった。自業自得とは言え、このままでは心労がたたりそう。健康状態も心配になってしまう。
日本の政治、この先どうなることやら。
(昨年の自分の記事を読んで見て、今年の現在の状況も記録しておこうと思います。
政治には疎いので、なかなかうまく書けませんが、来年読み返してみて、こういう状況だったかと思い出せればいいかなと思います。)