山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

17 住友ゴム(ダンロップ)(エコプロダクツ)

2013-12-30 12:03:43 | 産業・技術
ダンロップでは、石油外の天然成分100%で作る「エナセーブ100」というタイヤについての展示が目立っていました。

普通のタイヤは、石油由来の原材料を60%くらい使っているのだそうですが、このタイヤは全く使っていません。これは世界初の製品だそうです。

ブースの近くを通ったとき、この展示物はとてもきれいで、そして何かすごいオーラを放っていたので、近づいていきました。見物人が興味を持って見ているという雰囲気もあったと思います。また、女性社員のような人が、いきいきと嬉しそうに説明してくれました。

この展示は、これまでの石油素材が何に置き替ったのかが、現物ではっきりとわかるところがすごいですね。しかもきれいです。


こちらは、元の石油由来の原料の方から写したものです。


こちらは、天然素材の方から写したものです。


トウモロコシが多いなあと思いました。

おおざっぱには、
合成ゴム    ―― 天然ゴム
カーボンブラック―― シリカ
鉱物油     ―― 植物油
合成繊維    ―― 植物性繊維     というふうに替えたとのことです。

材料が天然素材であることのみならず、タイヤの転がり抵抗性能もAAであり、低燃費性能も優れています。
また、ウェットブレーキ、乗り心地などの基本性能も高く、耐摩耗性能もこれまでより19%向上させたので長持ちし、省資源の面でも優秀だそうです。

このダンロップの天然素材100%のタイヤ「エナセーブ100」は、今年のエコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)を受賞したそうです。

会場で、タイヤ自体を写してこなかったのは迂闊だった・・・。

ところで、このブースは「住友ゴム」とも書いてありますが、住友ゴムには「ダンロップ」「ファルケン」「グッドイヤー」の3つがあるようで、そのうちの「ダンロップ」ということのようです。(ちなみにうちのクルマについているタイヤは、ファルケンでした。住友ゴムとは関係あるけど、ダンロップじゃありませんでした。)

それで、ダンロップについてWikiなどを見てみました。(詳しくはwikipedia ダンロップをご参照ください。)
ダンロップは、もともとアイルランド人の獣医師が始めた会社のようです。1989年、ゴムのチューブとゴムで空気入りの自転車のタイヤを発明し特許を取って、1989年に「ダンロップ」という会社を創業し、1909年にはすでに日本で最初の自転車タイヤ工場を作ったそうです。そして、1913年には、日本初の自動車タイヤを作ったそうです。
いろいろと面白い歴史があるようで興味深く、これも小説かドラマにでもなったら面白いだろうなと思いました。

時間がないので、詳しく調べたり書いたりすることができません。今回はここまでにしておきます。今回タイヤの会社はブリヂストンとダンロップのみで、横浜ゴムと東洋ゴムは見ないで通り過ぎてしまいました。

コメント

16 ブリヂストン(エコプロダクツ)

2013-12-30 09:57:48 | 産業・技術
年末になり、お尻に火がついてきました。とりあえず、タイヤの会社で見たものだけでも載せておきたいと思っています。
ブリヂストンは毎年、タイヤのみならず、それを装着した車等も展示されているのですが、時間もなく駆け足となりました。写真は1枚だけ撮ってきました。



「100% サステナブルマテリアル化」を説明した展示物。
Sustainableとは持続可能、materialとは物質・材料・原料・素材という意味のようです。

展示に記載されている説明文を転記すると、

2050年に向け、持続可能な原材料で構成したタイヤ「天然ゴム」や「有機繊維は」は新しい再生可能資源に『広げる』、
「合成ゴム」や「カーボン」、「ゴム薬品」などは、枯渇資源から再生可能資源に『換える』
取り組みを進めております。
これより、タイヤの安定供給とCO2排出量削減を可能にしています。

この文によれば、「サステナブルマテリアル化」とは「再生可能資源化」と訳せるようです。

実は、ブリヂストンの中の数ある展示のうちのこれを選んで写してきたのは、この展示物がきれいだったこともありますが、ダンロップのブースで「エナセーブ」(天然素材のタイヤ)の材料の説明を見たあと、それと関連するものだと思ったからです。
天然素材を使ってのタイヤは昨年まではなかったように思うので、新しい発展かなと思います。(ダンロップのブースについてはまだ書いてないので、次に書こうと思っています。)

ブリヂストンでは、このほか、重量の軽いタイヤの展示などを見ました。
その他、空気を用いずパンクしないタイヤ「エアフリー・コンセプト」とそれを使った車、ソーラーカーや、そのレースに使ったタイヤなども展示してあったようですが、見ている時間がなく通りすぎてしまいました。来年はちゃんと見たいと思います。

昨年のブリヂストンの記事↓

10 ブリヂストン(エコプロダクツにて)
さて、やっとタイヤの会社のご紹介に移ります。まずは、ブリヂストンです。第一に目を引いたのは、何やら絵がいっぱい書いてある青い車です。クルマは日産リーフでした。車をラッ...


コメント