
どういう順番で書いて行こうかと、かなり迷うのですが、2番目はエコツアーではなく個人的に見た「ダイワハウス」にしました。
1番目の富士通に続いて「植物工場」つながり、ってところでしょうか。
このブースには、色々な展示がありましたが、残念ながら写真は1枚しかありません。外から見たほんの一角です。
これは、テレビCMでみる、四角いコンテナ=植物栽培のユニットですね。
ダイワハウスのCMは面白くてインパクトがあり、私は役所広司さんが好きです。だいぶ前の「ダイワハウチュ」で
は、見るたびに笑ってしまいました。最近では、ベトナムでも大和ハウスなど、CMが印象に残っています。しかし、よく考えると、漠然と見ているので、具体的にはCMが何を伝えていたのかわかっていません。
この植物栽培ユニットも、対象は何なのだろうか?
富士通の植物工場だと、会社が作って、その野菜を製品として売っているわけだけど、大和ハウスのこれは、誰が野菜を作るのか?と思いました。
結局のところ、このユニット自体が大和ハウスの商品であり、例えばレストランなどがこのユニットを買って、そこで栽培した新鮮な野菜を自分のレストランでお客さんに提供したりするという用途もあるそうです。温度や光など野菜が生育するための環境を整えたユニットが製品ということでした。
写真では、中がよく写っていませんが、緑のレタスが並んでいました。土を使わないで作るのに適した野菜は何種類かあるようです。
ところで、大和ハウスは、今回のエコプロダクツにおいて「SMA×ECOプロジェクト」で国土交通大臣賞を受賞したそうです。スマエコプロジェクトというのは、街ぐるみでエネルギーを作り、貯め、使うというものです。例えば、太陽光発電をして、その電気を集め、蓄電池に貯めておいて使う。クルマはカーシェアリングする。緑を植える。家や街にエネルギーがどれだけあるかを表示して見える化する。また、福祉用のロボットスーツの開発など、様々な分野で、街が1つになって協力し合って、よりよい環境を作り出すプロジェクトのようです。実際に、そういう街や集合住宅なども作られ始めているようです。
ダイワハウスのブースの内部には、そういう内容が展示されていました。
街ぐるみでエネルギーを生産・共有し効率よく使うというのは、電気・ガスなどを扱う企業、住宅・自動車メーカーなどが軒並み展示しているのですが、大和ハウスは、あらゆる分野により踏み込んだ形で実行しているのかもしれません。
正直な感想としては、住宅の会社でありながら、物体としての住宅(建物)よりも、エネルギーシステムの要素が強く、意外でした。
桜の植林などにも力をいれているようです。
足腰が弱った人のためのロボットスーツも展示してありました。珍しいので、写真に撮ってくればよかったなあと思いました。
以上、大和ハウスでした。