日曜日に、神奈川県開成町あじさい祭の最終日に行ってきました。
ここは初めて行くところで、田んぼの中にたくさんのあじさいが咲き乱れておりとてもきれいでした。
驚いたのは、このきれいな勢いのある水路です。
おそらく、この水路から枝分かれさせて周辺の田んぼに水をめぐらしているのでしょう。
この豊富な水はいったいどこから来るのかな?と感動しながら眺めていました。
やはり人間にとって「水」というものは必要不可欠。
そして、こんなにきれいな水は、本当に宝ですね。
梅雨時だからこんなに多いのでしょうか?
・・・
帰宅後に調べてみたら、どうやら地下水らしいのです。
私は酒匂川かから取っているのかなとも思いましたが、そもそも酒匂川の水も山の上の方から自然に湧き出た水が流れてきてるんでしょうけどね。
そして、開成町の水道の水というのは、湧き水なのだそうで、とても水質が良いそうです。
すばらしいですね。
こういう豊かな水を見ていると、これがもし無くなったらどういうことになっちゃうんだろうと、おそろしくなります。
私は静岡県人なので、丹那トンネルの開通の影響で丹那盆地の水が無くなったという歴史を知り、衝撃を受けました。過去にはどんな土地だったのか想像もできないのですが、今現在は酪農地域になっているのだそうです。
もし開成でこの水がなくなったら、田んぼはなくなり、酪農地域になっちゃうんでしょうか~
まあ、そんなことはあり得ないとは思いますが、この水と水田と紫陽花はずっとこのままでいてもらいたいですね。
・・・
そういえば、開成町のことを調べてみたら、農地の区画整理をしたら、味も素っ気もない景色になってしまったため、あじさいを植えたのだとか。
それからもう何十年も経つとのことです。
確かに、四角い田んぼに碁盤の目ような畦道で、真っ平らな土地なので、田んぼや畑の緑はきれいではあるものの、紫陽花でもないとそれほどの魅力はないのかもしれません。
紫陽花があると本当に華やかで、楽しくなりますね。
水辺の公園もあり、
水車小屋もあり、
小さな水力発電所もあり、
小さな水路に小さな水車もありました。
・・・
そういえば、ここからはリニア新幹線なんかは、はるか遠くなので関係はなくて良かったと思いますが、神奈川県は地下水問題はないのでしょうか?
リニアの経路を見てみたら、津久井湖や相模湖のあたりの地下を通るらしいです。
相模川なんか大丈夫なんでしょうかね。
静岡県の大井川のように、川の水や地下水が減ってしまうのでは?というような危惧はないのでしょうかね?
ほんとうに自然の水を人の手で絶やすなんてことがないように祈ります。
開成の水がずっとずっと豊富できれいでありますように。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます