重症筋無力症に負けてたまるか!

写真の無断転載禁止です カメラ抱えてスタコラサッサ
築地・浅草・京都・エゾリス 
興味を持ったものを写真とともに

どうしても読めない本

2007-05-11 23:44:56 | 読書


    ポンスケはどうしても相性の悪い本があって。

    一つ目が、ヘンリーミラーの『北回帰線』

    文庫本で三冊持ってるんだけど、

    どうしても最後まで読めないんだよ。

    内容がイカレテルとかいろいろ理由があるんだけど、

    もう10年チャレンジしては挫折してます。

    でも、同じくミラーの『南回帰線』は、

    すんなり読めたんだよなぁ。

    この違いってなんだ!?


    
    二つ目が、ロランの『ジャンクリストフ』

    これは量が多いというか、なかなか読書に時間が割けないせいで、

    今までは読めなかったです。ただいまチャレンジ中。



    三つ目が、谷崎潤一郎の『細雪』

    これは、読んでる最中に話の内容が忘れちゃうんです。二度ほど挫折。



    四つ目は、ゾラの『居酒屋』

    読んでる途中で非常に眠くなる。

    のび太君が本を読むと眠くなる気持ちが分かるなぁ。


    最後に、サマセットモームのすべての本。

    新潮文庫でサマセットモームを全て揃えて、さあ読もうと思ったら、

    どれもこれも全く話の内容に興味を抱かない。
  
    天敵なので、再チャレンジの予定なし。

    ただ今、本棚のインテリアになってる。


    
    年々、読書に入り込めなくなってるんだよなぁ。

    基本的にややこしいものが読めなくなっちゃった。

    あと、登場人物がカタカナだと名前を覚えられない…

    脳みそが老化してるのか、

    それとも、ただ読解力不足なのか。

    こんなんじゃ、いつまでたっても

    『カラマゾフの兄弟』にたどり着けないや。

    悔しいからハーレークインでも買ってこようかな
            

Magic of 『寿し健』

2007-05-11 00:27:02 | 趣味嗜好


   ポンスケが住んでいる町には、伝説のすし屋があるのです。

   
   『サバがとんでもなく美味しいらしい』

   『どうもカウンターが傾いているらしい』

    

   前々から気になっていて、

   知り合いに『寿し健』のことを聞いてみると、

   「健ちゃんの店でしょ?」

   と言い、そして

  
   「サバは絶品。だけど他の握りを食べたことがない」

  
   というのです。

   他の人に聞いても、サバしか食べたことがない人が何人もいたのです。

   そしてカウンターのことを聞いてみると…


   「半端じゃなく傾いている」

   
   と口を揃えるのです。

   その店の前をよく通るんだけど、休みが不定休っぽくて、

   けっこう休んでることがあるみたい。


  
   今日、その長年の好奇心の先である、

   『寿し健』に行ってきました!


   店の外見は、ちょっと古いというか、だいぶ古く。

   正面から見て、築40年以上は経っていそうです。

   勇気を振り絞って店内に入ります。

   最初の印象は…


   『狭い!』

   『傾いてるよ!』


   座席はカウンターを含めて、12席ほど。

   そのカウンターは、座る前にしっかりわかるくらい、

   傾いているのです。

  
   とりあえず、ビールとサバを注文します。

   そうそう、お皿に醤油を入れないとね、

   と醤油を入れたら、皿の片側に醤油が溜まってるのです!

   カウンターをよくよく観察すると、

   奥に向かって傾斜しており、推定15度は傾いています。

   もちろん、ビールも傾いております。


   ビールを飲みつつ、さらに店内を観察します。

   厨房を見ると冷蔵庫とコンロが信じられないくらい、傾いてます。


   大将さんが鮮やかにサバを握っております。

   ほどなく、サバ6つがカウンターに置かれます。

   さあ、これが寿し健のサバだ!


   お口にほおばってみます。

   なんという口どけのよさなんでしょう。

   サバの絞め方が絶妙。酢が利き過ぎてなく、口当たりがマイルド。

   そして、サバの脂のノリが感動ものです。

   こんなにウマいサバを食べたのは初めて!

   サバはヒカリものだからクセが多少あるものなのですが、

   ヒカリもの特有のひねった感じが全くないのです。

   うっとりしながら、あっという間に3つ完食してしまいました。


   サバを食べ終わった後、片思している女性とともに、

   マグロとハマチを注文します。

   カウンターのネタケースの中で、マグロが実にいい色をしていたのです。


   先にハマチを食べます。

   実に脂のノリがよく、それでいてしつこさが全くない!

   マグロは厚みがあって、味わい深かったです。

   サバ以外もウマい!

   というか、地元の寿司屋でここまで美味しいお寿司があるだろうか!?

   というレベルです。


   最後にサーモンも注文したのですが、

   それまで食べたお寿司の感動を裏切らない味でした。


   店主さんが良い人オーラがでていて、

   ガリをサービスでてんこ盛りで頂きました。

   そのガリをつまみにビールを飲んで、

   お寿司の余韻に浸ります。



   『寿し健』は、北海道のI市にあります。

   もうすぐ駅舎が完成する街です。

   駅舎への思いや完成にいたるまでの経緯は、後々記述します。


   幸せそうな笑顔でお寿司をほおばる彼女を見て自分も幸せになり、

   なんだか魔法にかかっちゃったような、

   そんな1日でした。