重症筋無力症に負けてたまるか!

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モスの紙ペン

2007-12-04 23:22:39 | ノンジャンル


タバコを買いに行くついでに、

モスで本でも読もうと、

そういや村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』続きも気になるし、

ということでモスに行ったのです。


ねじまき鳥は何度も読んでいるし(表紙なんてボロボロになっちゃってほかした)、

別にモスに行かなくたって読書はできるんだけど、

この雪景色の中で雪に見とれて運転してたら、モスに着いちゃったのです。


んで、コーヒーを注文したんだけど、

店長さんらしき人(本当に店長さんなのかは分かりません)が、


『いつもよく来ていただいているので、これをどうぞ』


と、これを頂きました。




モスの『紙ペン』だそうです。

裏には、

「この紙ペンは、環境先進国であるドイツで生まれた、地球に優しいペンです

 母国ドイツでは、諸官庁をはじめ、学校などで積極的に利用され、

 月間数万本使用されています』

と書かれてありました。


そういや、モスっていろいろと環境に優しいことを打ち出しているよね。

店内で飲むホットコーヒーはマグカップで出すし、

コールド用はガラスのグラスがほとんどなんだけど、

プラスチックカップも環境に優しいものを使っていたはず。

それとテイクアウトにはビニール袋を使わずに、

紙袋を使用しているし。


そういうことを考慮すると、

他のファーストフードには行かなくなっちゃうんだよ。

マックだって、

バーガー用の紙袋はちゃんとケナフという環境に優しい素材を使ってはいるのです
が、

バーガーを作り置きしているから、

売れ残って余ったバーガーは廃棄しているんじゃないか…

と思うとやりきれないのです。

客の回転をよくするあまりに、

もっと重要なことをないがしろにしてしまったいるような。


そりゃあ、ファーストフードだもの。

客の回転というのはとっても重要なことだろうし、

そうでもしなきゃ100円でハンバーガーを出せないんでしょうし。


安くて回転のいいお店と、

ちょっと高いけど居心地のよい店というのは喫茶店でもあることなんだけど、

実際、どっちが後生まで残っているのかはよくわかんないや。

一杯300円未満のスターバックスやタリーズ、ドトールが残るのか。

それとも銀座の『らんぶる』や、

青山の『大坊』といった500円玉じゃあコーヒー飲めないところが残るのか。


物価は上がり、賃金は下がり。

でも富裕層はどんどん増えていって。

思いっきり高級なお店と、とんでもなく安いお店の両極端になるんだろうなぁ。

↑これはミシュラン東京の報道を見て、そう思った。

日本人は中庸を好む気がしていたんだけど。

食や衣服、アクセサリー品には当てはまらないのかも。


自分はほとんどコーヒーしか注文しないんだけど、

コーヒーやタバコって嗜好品だから、

多少高くとも、美味しければよいのです。

安くて落ちつかないお店で、そこそこのコーヒーを飲むよりも、

高くても落ちつけるお店を選んじゃう。


そこら辺りを考えると、

モスという、マックよりは高いけどそんなには高くない。

お手軽だけど、ちゃんと落ちつける、

というところに落ちついちゃうのです。


そりゃあしっかりと落ちつきたいときは喫茶店に行くのですが、

毎日家で飲むコーヒーの補食的コーヒーとして、

頻繁にコーヒーを飲むのであれば、

モスのブレンドコーヒーで十分なのであります。