バンホーテンなのです。
『ココアといったら、森永』が大多数かもしれませんが、
バンホーテンがいいの(ほとんどワガママです)
いろんな理由でスキなんだけど、
特にCMがよかったんです。
バンホーテン
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片岡物産のホームページを見ていたら、バンホーテンのCMを発見しました。
12月頭くらいまでは、
バンホーテンのCMをテレビで見れたんだけど、
最近はあまり見かけなくて残念。
このCMでいいなと思うのは、
『外で寒そうに女性がココアを飲む』ということなんです。
そのシーンを何度見ても、
繰り返しうっとりしちゃいます。
過去の自分の身に、
同じようなことが実際あったわけではないのですが、
なにか懐かしさを感じるのです。
懐かしさが何なのかはよくわからないのですが、
若干の羨望もあるにはあります。
たとえば。
冬前の寒い日、自分は公園のベンチで読書をしていると仮定して。
間違っても米朝の落語の文庫本ではなく。
純文学でいきましょう。
小島信夫の『抱擁家族』とか、庄野潤三の『静物』とかね。
集中して、その本を読んでいる。
そうしていると、
連絡も何もしていないのに、
好きな人がココアを持ってやってくる。
何も言わずに、ベンチの隣に座り。
彼女はココアを黙って飲む。
自分はココアを飲む彼女の姿を一瞥し、
再び本を読む。
『お互いに言葉なんていらないよね』
なーんて勝手な想像をしちゃいます。
あくまで想像であり妄想です。
自分は妄想がはじまっちゃうと、止まらないのです。
困ったものだ。
年末だから許してね。