
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の監督ゴア・バービンスキーと主演のジョニー・デップが仕掛けた究極の娯楽活劇だ。2時間半の大作である。そのへんのつまらないCGだらけの娯楽アクション映画とは志が違う。こいつらは本気だ。安易なCGで誤魔化す気は毛頭ない。あくまでも本物志向でこの活劇を見せる。
今時珍しい西部劇である。凄まじいアクションを見せてくれる。特にクライマックスの延々と続く列車を使ったスタントは、驚きだ。こんなにも壮大なスケールで、蒸気機関車によるカーチェイスを見た映画は初めてではないか。映画史上空前絶後の迫力だ。どれだけの時間と労力をかけて作ったのか? もう、あきれるしかない。映画のために、こんだけやるのか、と思った。たかが、映画だ。こんなにサービスしなくても、観客は十分に楽しんだだろう。でも、彼らはどこまでもエスカレートさせる。
彼らはもっと、もっと、を目指す。お腹いっぱいなんか通り越して、ゲップが出るほどだ。吐きそうだ。それくらいに、壮絶なアクションをこの映画は見せてくれるのだ。でも、これはちょっとやりすぎ。
だから、見終えて、ほっとした。これ以上見せられたら気分が悪くなるはずだ。この過剰さは異常だ。それくらいの映画なのだ。なかなかそんな映画はない。物事はほどほどがいい。そんな気にさせられる映画だ。もちろん、この映画を貶しているのではない。それほど凄いと言っているのだ。勘違いしないように。僕はこの映画をちゃんと支持する。
年老いたトント(ジョニー・デップ)が、見世物小屋で働いている。そこにやってきた少年に昔の話を聞かせる、というスタートだ。昔、昔、西部でこんなことがありました。伝説のローンレンジャーと彼を導くトントの冒険の物語が語られる。
アクションもお話自体も、てんこ盛りで、一瞬も飽きさせることはない。と言うか、先にも書いたのだが、これはちょっとやりすぎなのだ。だが、それのどこが悪い。この映画のスタッフ、キャストは、観客を楽しませるために、命を削ったのだ。だから、この究極の娯楽活劇に乾杯! ただ、もう何も考えずに、ただただ楽しめ。
今時珍しい西部劇である。凄まじいアクションを見せてくれる。特にクライマックスの延々と続く列車を使ったスタントは、驚きだ。こんなにも壮大なスケールで、蒸気機関車によるカーチェイスを見た映画は初めてではないか。映画史上空前絶後の迫力だ。どれだけの時間と労力をかけて作ったのか? もう、あきれるしかない。映画のために、こんだけやるのか、と思った。たかが、映画だ。こんなにサービスしなくても、観客は十分に楽しんだだろう。でも、彼らはどこまでもエスカレートさせる。
彼らはもっと、もっと、を目指す。お腹いっぱいなんか通り越して、ゲップが出るほどだ。吐きそうだ。それくらいに、壮絶なアクションをこの映画は見せてくれるのだ。でも、これはちょっとやりすぎ。
だから、見終えて、ほっとした。これ以上見せられたら気分が悪くなるはずだ。この過剰さは異常だ。それくらいの映画なのだ。なかなかそんな映画はない。物事はほどほどがいい。そんな気にさせられる映画だ。もちろん、この映画を貶しているのではない。それほど凄いと言っているのだ。勘違いしないように。僕はこの映画をちゃんと支持する。
年老いたトント(ジョニー・デップ)が、見世物小屋で働いている。そこにやってきた少年に昔の話を聞かせる、というスタートだ。昔、昔、西部でこんなことがありました。伝説のローンレンジャーと彼を導くトントの冒険の物語が語られる。
アクションもお話自体も、てんこ盛りで、一瞬も飽きさせることはない。と言うか、先にも書いたのだが、これはちょっとやりすぎなのだ。だが、それのどこが悪い。この映画のスタッフ、キャストは、観客を楽しませるために、命を削ったのだ。だから、この究極の娯楽活劇に乾杯! ただ、もう何も考えずに、ただただ楽しめ。