21世紀のキューティーハニーは、『ブレードランナー』だった。心を持つアンドロイドの痛み、なんていう使い古されたパターンを今さら持ち込んで、ダークな世界観でハニー・フラッシュ!
なんて、なんか冗談じゃない。西内まりやがとてもかわいいし、かっこいいのだけど、それだけでは、彼女のプロモーションビデオでしかない。これでは『キューティ・ハニー』である必要性もない。
頑張って作り込んだ未来の世界も、中途半端。別に大予算を組んで凄いビジュアルを見せて欲しいわけではない。だけど、3月に毎年作られる(8月の子供用ではない)劇場版『仮面ライダー』レベルのビジュアルでは、おとなの観客はだませない。せめて、シュワちゃんではなくコリン・ファレルが主演した『トータル・リコール』くらいの世界は見せて欲しい。
まぁ、それより、なにより問題はこのお話だろう。ストーリーの面白ささえあれば、少しくらいの安っぽさは我慢できる。でも、お話がまるでつまらない。世界観が確立できてないからだ。こちらのほうが中途半端ではNGだ。お金がなくてもアイデアがあれば乗りきれたはず。
下層世界とタワーの上に広がる上層世界に分断された世界。この世界を支配するメインコンピューターを破壊せよ、とか、もうありえないわ。ありきたりであるばかりではなく、どこにも新機軸がない。
なんて、なんか冗談じゃない。西内まりやがとてもかわいいし、かっこいいのだけど、それだけでは、彼女のプロモーションビデオでしかない。これでは『キューティ・ハニー』である必要性もない。
頑張って作り込んだ未来の世界も、中途半端。別に大予算を組んで凄いビジュアルを見せて欲しいわけではない。だけど、3月に毎年作られる(8月の子供用ではない)劇場版『仮面ライダー』レベルのビジュアルでは、おとなの観客はだませない。せめて、シュワちゃんではなくコリン・ファレルが主演した『トータル・リコール』くらいの世界は見せて欲しい。
まぁ、それより、なにより問題はこのお話だろう。ストーリーの面白ささえあれば、少しくらいの安っぽさは我慢できる。でも、お話がまるでつまらない。世界観が確立できてないからだ。こちらのほうが中途半端ではNGだ。お金がなくてもアイデアがあれば乗りきれたはず。
下層世界とタワーの上に広がる上層世界に分断された世界。この世界を支配するメインコンピューターを破壊せよ、とか、もうありえないわ。ありきたりであるばかりではなく、どこにも新機軸がない。