
なんとこれがシリーズ7作目になる。大ヒットシリーズの最新作。昨年劇場公開されたばかりの大作映画をNetflixで見る。大スクリーン用の映画をベッドで寝転がりながらスマホで見る。もちろんそれでも充分楽しめる。
びっくりするようなビジュアルが当たり前に展開する。CGはどんな映像も可能にした。だいたいこの映画、人間はあまり登場しない。ロボットたちの話だ。彼らが会話して戦う。一応主人公という事になるふたりの人間たちは、ロボットたちの周りをウロウロするばかりだ。(あっ、少しは活躍もしますが)
これはアニメ映画ではなく、実写だけど、もうアニメとなんら変わらない。派手な見せ場の連続で飽きさせないけど、やがてそれさえ単調に見えてくる。地球を舞台にしたロボットたちの戦争映画。マイケル・ベイによる初期の作品の派手な破壊の数々を引き継ぎ、舞台をペルーの遺跡群に設定して『インディ・ジョーンズ』風味の味付けをしたバトル映画。監督は『クリード 炎の宿敵』のスティブル・ケイティ・Jr.。見ているぶんには楽しめるし悪くはない。しかも設定を1994年にしたことでいろいろ懐かしい感じがして楽しい。(撮影は大変だったはずだけど)だけど、それだけ。