こういう昔ながらの高校演劇部の作りそうな芝居を見ると、なんだか安心させられる。大人に負けないような完成度の高い芝居を高校生が作る、というのも、悪くはないけど、別に超高校生級なんかじゃなくてもいい。高校生らしい、というのも立派なことではないかと思う。
でも、これは1時間20分に及ぶちょっとした大作だ。役者たちも達者で、ちゃんと笑わせてくれる。しっかり芝居を見せてくれる。
しかし、内容はたわいない。文化祭で、有志を集めてダンスをする。青春を謳歌する。よくある学園ものだ。そこに、実は、みんなと一緒に頑張ってきた主人公の友人は死んでいて、というお話が突然のように終盤とってつけたように描かれる。やりたいことはよくわかる。でも、少し強引過ぎた。まぁ、そんなエピソードも含めて定番なのだが、そんなこんなの「てんこもり」の舞台は好感が持てる。
でも、これは1時間20分に及ぶちょっとした大作だ。役者たちも達者で、ちゃんと笑わせてくれる。しっかり芝居を見せてくれる。
しかし、内容はたわいない。文化祭で、有志を集めてダンスをする。青春を謳歌する。よくある学園ものだ。そこに、実は、みんなと一緒に頑張ってきた主人公の友人は死んでいて、というお話が突然のように終盤とってつけたように描かれる。やりたいことはよくわかる。でも、少し強引過ぎた。まぁ、そんなエピソードも含めて定番なのだが、そんなこんなの「てんこもり」の舞台は好感が持てる。