君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農 川口由一の世界 2.6 「いのちを養う」

2015年02月06日 | 自然農川口由一の世界

自然農にいのち宿りて

 

農作物の味は すなわち生命力です。

本来の味の追求は  

どれだけのいのちを宿しているのかの

追求でなければなりません。

 

本来よりの豊かないのちを

十全に宿していれば

その味は豊かでおいしい。

 

その味の違いは 

言葉で示しがたしですが

指し示すことはできます。

 

さわやかな味

しっかりした味

足るを知ることのできる味

 多くを貪らない味 

あるいは香りのある味

甘味のある味 深い味・・・・。

 

食べて味得しながら得る

いのち豊かな真の味は格別です。

一度その味を身体で知り覚えたならば

そこから外れている味との違いは 

明確になります。

 

 

 

いのちの量は 

今日の科学でははかることができません。

いのちは姿形なく色なく香りなく 

重さなく・・・でありますから

生命力ははかることはできませんが

食べ物に宿る生命力を感知し

察知理解する五感と判別する知恵と能力が働けば  

明らかとすることができるものです。

 

今日私たちの多くは数値で納得しますが  

数値ではかれるものでないゆえ

真の納得は 

数値を超えたところの

全存在で直接察知判断し

納得を得なくてはなりません。

 

育った作物が十全ないのちかどうか

その食べ物が豊かないのちを宿しているかどうか。

 

そしてそのいのちが 

自然本来の清浄であり神聖であるかが

最も重要なことになります。

 

他のいのちに生かされているわがいのち

十全に宿したいのちによって

我がいのちが 豊かに養われ育まれます。

 

【地の巻】p20~p21より抜粋。

 

   

                                     自然農にいのち宿りて 川口由一 著

 

                        

                                 

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