🍀自然農稲作教室 米・麦・大豆🍀
2023年募集を終了いたしました。
ありがとうございました。
自然農稲作教室を開いています。
お米づくりの実践を中心に
麦・大豆の栽培も学びにとり入れ
自然農は
自然に沿うあり方で
耕さず、農薬・肥料などを持ちこまず
虫たち 草草を敵にせず
作物のいのちに沿い応じ従い任せ
手作業で栽培いたします。
適期的確に作業を行うことで
健やかな大地の恵みをいただきます。
自然農を知りたい
学びたい、体験してみたい
自然農でお米を育て
味わいたい
いのちを育む安心で安全な
大豆や麦を育てたい
宇宙自然界のことわりを学び
それらを察知する力を身につけたい
農的暮らしに憧れている
自給自足をめざしている
など・・・、
自然農に関心がおありで
一年間実習に通える方でしたら
どなたでもご参加いただけます。
【一年間の作業について】
麦の種降ろし
田畑の畝の整え
竹取り
麦畑の草刈り
稲の苗床作り
稲の籾まき
苗床の手入れ
鳥よけ
麦の収穫
稲の田植え
大豆の種まき
田の水管理
夏草刈
畔の整え
麦の製粉
稲刈り
脱穀・籾摺り
大豆の収穫
等々。
ご自分で育てられた作物は
それぞれお持ち帰りいただきます。
【教室の期間と日程】
2023年1月~12月
土曜日を中心に実習いたします。
(日曜日になることもあります)
麦は2022年11/19はじまり。
【場所】
岡山県倉敷市
耕さず21年目の自然農田です。
お申込みをいただきました方に
詳細をお伝えさせていただきます。
【ご準備いただくもの】
のこぎり鎌・スコップ・クワ
川口由一さん監修
「自然農のお米づくり」創森社
【栽培の広さ】
お一人あたり約40㎡
ほどよい広さの畝を
分かち合います。
手作業で稲作の実践をします。
初夏に収穫いたします。
八木真由美
岡山県倉敷市
涼やかな季節になってきました。
道々、彼岸花やコスモスがやさしい彩です。
空気が澄んでくると
わたしのいのちも静まり
その感覚で素晴らしいものに
出会いたくなります。
ずっと以前に
自然農の師である川口由一さんから
数学者の岡潔さんのお話しを
伺ったことがありました。
関心を抱いてはいましたが、
ご著書に出会うことなく年月が流れ
なぜか今「読ませていただきたい」
との想いが湧き
手にした「春宵十話」、
わかりやすく面白かったです。
「自然が人間にさしだしてくれるもの」を
上手に受け取るための心の構えが、
「情緒」なのである。と書かれており、
そこで示されていることは
深く納得のゆくものでした。
🍀
本文より
ほんの少しですが抜粋させていただきます。♪
春宵十話 岡潔
本当の智力というのは、
本当のものがあればおのずからわかる
という智力で、
いわば無差別智であります。
自分が知るというのでなく、
智力のほうから働きかけてくる
といったものです。
これにくらべれば、
こちらから働きかけて知る分別智は
たかの知れたものといえましょう。
数学の目標は真の中における調和であり、
芸術の目標は美の中における調和である。
どちらも調和という形で
認められるという点で共通しており、
そこに働いているのが
情緒であるということも同じである。
だから両者はふつうに考えられている以上に
よく似ている。
職業にたとえれば、
数学に最も近いのは百姓だといえる。
種をまいて育てるのが仕事で、
そのオリジナリティーは「ないもの」から
「あるもの」を作ることにある。
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数学の本質を明らかにされながら、
教育・芸術の分野におけるお話しも
とても興味深いものでした。
読書の秋に 今の私にとって
とても良い一冊となりました。