4/24 お天気にめぐまれた先週の日曜日は、
自然農たのしい稲作教室の籾まきの日でした。
一か月ぶりに足を運ばれたみなさんが
まず目を見張るのは、この豊かな草草。
カラスノエンドウをはじめとする
冬草たちのやわらかな草原・・、そして
その隙間から夏草の茅と葦がぐんぐん育っています。
冬草と夏草の交代はゆっくりがいいですね。
それぞれのいのちを全うしてゆきます。
耕さず、いのちのいとなみに任せている
自然農田の一角に作られた苗床。
田んぼの中に作る畑苗代では、
天水のみで丈夫な苗を育てることができます。
それぞれに0.8㎡・0.6㎡・0.4㎡の苗床に
心しずかに 心はずませながら・・
種を降ろされています。
籾と籾の間隔は3㎝程度・・、
細やかな手作業で整えます。
一本ずつ田植えをしてゆきますので、
一粒一粒が丈夫な苗になるよう育てます。
夏草の種のまざっていない土を籾の上から覆土し、
スズメノテッポウなどの草をふんわりとかぶせます。
すずめが多いので 最後に鳥よけの紐を張りました。
苗床の手入れもこのままの状態で気軽にできます。 ↓
籾は五月の中旬ころには発芽し、
六月上旬の田植えまで
ここですくすくと成長していきます。
みなさん適期的確、とても丁寧な作業ができました。
芸術作品のような仕上がりですね~。
さぁ、かわいい芽がでるのを楽しみに待ちましょう。