君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

カミナリさまのお話し

2012年07月07日 | ファンタジー

 

朝 娘たちが 「きのうは 眠れんかったね~。」 と話している。

どうやら 昨晩から明け方にかけて 雨と雷が クライマックスだったらしい・・・。

おかしいなぁ・・・、記憶にないなぁ・・・・とつぶやくと、

「えっ、あの光とあの音で 熟睡していたの・・・?」 と不思議がられた。

 

 

きのうは日暮れから稲光がピカピカッと走り、

近くに落ちたのではと思うほどの音もしていました。

いつもは 静かに通り過ぎるのを待つのですけれど、 

パソコンの電源をオフにして 窓をあけて それを見ていました。

なぜか 雷を感じてみたくなって・・。

 

山の木々も いつもとはちがう生き物のように波打ち、

閃光と音は ドキドキするけれど  それは 自然界の現象の一つで 

自然界はみな美しい と気づかされるなか、ずいぶんと長い時間そうしていました。

 

わきおこった風が からだを通り抜けていくたびに エネルギーがふわりとよせてくる・・・、

そのたび 深呼吸をして すごいなぁ・・・・って味わいながら・・。 

 

 

そんなふうに窓辺で風を受けながら 以前に見た夢のことを思い出しました。

 

夢の中のわたしは 雨が吹き込んでくるのもかまわずに 窓辺にたたずみ、

体操座りをして カミナリが鳴りひびく空を見上げていました。

雨降りの日に 窓辺にたたずむのが 好きなものですから・・・。

 

すると 空からまっすぐに カミナリさまがわたしのからだに ・・・・・・、

その瞬間・・、圧倒的なエネルギーが一度にからだに飛び込んできて、

わたしは軽々と宙へ吹き飛ばされて 空中で後方に三回転して ふわりと床におりたのです。

カミナリさまにしてみると 「こんにちは」 と言っただけかもしれませんが、

すごいエネルギーでした。

夢だから いのちがあったのだなぁと思いました。

 

それでも不思議にちっとも恐ろしくはなくて すごいわ~って感動しているんです。

自然界のダイナミックなエネルギーをリアルに(夢ですが)感じることができたのは、 

ワクワクの体験でした。 

 

 

 

 ところで 稲妻って言いますが、あの閃光は「稲の妻・・・、」なのかしら・・・?

 

カミナリさまは田んぼの稲たちにとって きっと なくてはならないものに違いないでしょう・・・・。

お米が分けつをし ぐんぐん育ってゆく夏に 稲たちにエネルギーを送っているのでしょうか。

もしかすると わたしは田んぼで育つ稲とおなじように カミナリさまのエネルギーを感じたかったのかもしれません。

 

 

 

昨晩 激しい雷雨のなか ぐっすりと眠れたことも・・、わかるような気がします。

夕暮れから十分に感じさせていただいていたので 

その後は安心して 子守唄のようにとどいていたのでしょう・・。 

 

 

 

さあ、今晩は七夕様ですね。

美しい夕焼けが 山際を染めています。

みなさまにとって 新しい毎瞬毎瞬が よろこびでありますように・・・・。

 

 

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あじさいと妖精

2012年06月08日 | ファンタジー

 

たくさんのいのちが 終始をこえて存在しているこの時空間

宇宙の山野を吹きわたる青い風が  地球をますます青く輝かせています・・・。

 

 

 

お庭ではあじさいが 星のようなつぼみをふくらませて

雨音のような やさしいの彩りを 奏ではじめています。

水の惑星とよばれるこの地球が さらにその恵みにつつまれて

季節を生みながら いのちを よみがえらせているようにも感じます。

 

 

 

いつのまにか咲いている 庭の花たちも 

つぼみの頃から そっ~と見ていますと 

その神秘的な 誕生の美しさに 心がときめきます。

 

 

 

いつだったか 妖精さんがふわりと飛んでいるのを見たことがあります。(笑)

すっかり自意識からはなれて すべてと一体のリズムでいた時のことで・・・、

透明な羽をもつ やさしいオレンジ色をした妖精さんでした。

リビングのパキラの木の葉陰を ふわ~っと 飛んでいたのです。

もちろん 可愛かったです・・。

 

ところで その頃から 木々や花々には、木の精や 花の精が 

一緒にいるのだなぁと・・それとなくわかるようになりました。

そして 目で察知する以上の確かなことを

そっと伝えてくれているように感じています。

 

直感やインスピレーションは ささやき声できこえると言いますが、

妖精たちの声も おなじです。

そして 直接意識にとどくような形で聞こえてきます。

 

だからでしょうか・・・、

我が家の植物たちは ささやきます。

なあに?

と聞くまでもなく、パッと目が合う(心が合う)ので、

「尋ねる」ということも しなくていいのです。

 

 

 

時に 子ども部屋の植物たちが、SOSを送ってくることもあります。

すぐに手をさしのべて リビングの出窓に迎え入れるのですが、 

そんな時 妖精たちが安堵しているのがつたわってきます。

よかったね・・・って。 うふふ、もうだいじょうぶ・・・って。

 

さあ、今日も 野山の深くて大きな呼吸を感じながら 

紫陽花と妖精たちの ささやきをききながら 

心に映るとびらを ひらいてゆきましょう。

 

いつもいつも 光あふれる心地よい日々でありますように・・・。

 

 

 

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