君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農稲作教室 収穫作業&一年の終わりに&みなさまの感想 

2019年12月26日 | 自然農稲作教室2019年

 

自然農稲作教室 六期 2019年

今年もすべての実習と学びが終わりました。

笑顔にあふれた皆さんとの一年間は

とても楽しく充実したものでした。

 

すべての作業において真剣にとりくまれ

みなさん豊かな実りを手にされました。

心からうれしい一年の終わりです。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

それでは、脱穀、籾摺り、

田んぼの冬支度の様子を

写真で振り返ってみたいと思います。 

 

 

11月下旬 脱穀・籾摺りをいたしました。 

 

 

お米が完熟して、よく乾燥していると

パラパラと脱穀しやすいです。 

 

 

脱穀したものを 通しにかけて

さらにそれを唐箕にかけて選別して

籾を米袋に入れます。

 

 

足踏み式の脱穀機は

慣れてくると一人でこぎながら

脱穀ができるようになりますが、

稲作教室では協力しあって作業をすることも・・。

 

 

 

 

真剣に・・、でもカメラを向けると笑顔に・・。😊

いい音が響いています。

 

 

ご自分で育てられた稲の重みをずっしりと感じながら

うれしいうれしい収穫の実習ですね。

 

 

あたたかな日差しをあびて

共同作業はのどかな気分も満喫です。

ついつい💕お話もはずみますね。

 

 

脱穀を終えたお米は

籾摺り機で玄米にいたします。

 

 

順番に、納屋の軒下で籾摺り作業です。

 

 

今年はおおよそ平均20㎏の玄米を(0.4畝あたり)

お持ち帰りいただくことができました。

 

そして、12月上旬

実習田にもみ殻と稲わらを還します。

 

 

この日もお天気に恵まれて

今年最後の実習はのどかな気分で

ゆったりとできました。

 

 

稲わらが一面に撒かれると

田んぼはふかふかです。

これから始まる寒い冬にも

藁の下ではいのちのいとなみが

静かに行われています。

 

 

気持ちいいですね~。

 

 

↑ きゃぁ~~、かわいい~、

という声に振りむいて

指さす方を見ると

一目散に逃げるネズミちゃん。

わらを積んでいたのでおうちにしていたのかな。

今年最後に、来年の干支に会えたよ。

 

藁の上を超スピードで逃げています。

わかりますか?

 ↓

 

畝がお隣同士の三人さん。

晴れ晴れとした笑顔で、楽しそう。

 

 

自然農稲作教室では

日々の暮らしに欠かせない

お米 大豆 麦など

田んぼと畔で育てています。

(今年、麦は希望者のみでした)

 

 

実習が終わると

ふかふかの藁の上に寝転んで

大地の呼吸を感じたり

四季の巡りの中にいることを

宇宙のいとなみを

全身で感じるひとときに。 

 

 

耕さず 持ち込まず 持ち出さず

自然に沿って 手作業で、

自然農の基本の在り方です。

 

そのような

お米作りを通して

自然と向き合い

自分に向き合い

豊かさの大元にふれ

かけがえのない時をすごされ

美しくすこやかないのちに出会い

この星のめぐみを抱かれ

喜びにあふれるみなさんです。

 

 

田んぼの冬支度もすっかり終わり

また来年です。

はじまりの日を静かに待つ実習田・・。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自然農稲作教室 六期

みなさんの感想より 2019.12.8

 

 

💕振り返ってみると一瞬一瞬の作業を大切に「その時」を過ごしていましたが、今は全体の流れの大きな視点からの想いにあふれています。技術も知識も大切だけれど、田んぼに立つときの自分の心の状態、素直でありたいと思いながらそうあること、自分自身であることが大切で、それに応じてくれる自然に感謝しかありません。やはり経験すること、場があること、本質にふれることで、とてもたくさんのことを受け取っていると、あらためてこの六年目にしてつよく感じることができました。毎年毎年新しいスタートです。来年もどうぞよろしくお願いいたします。(女性Tさん)


💕今年は麦も作ることができ、学びの多い稲作教室でした。そしてとても楽しい仲間たちだったので笑いがたくさんでした。きっとそれが田んぼの栄養になって豊作だったのではないかと思います。反省点としては一つ一つの作業のペースが遅かったこと、でも焦ることなくマイペースを保ってでたきと思います。 (女性Mさん)


💕今年で三年目の稲作教室。今回は男性の数が多くとてもにぎやかで、毎回楽しく過ごさせていただきました。三回目の米作りでしたが、新しい発見もたくさんあり、何度やっても新鮮な気持ちで取り組めるのはいいなぁと思います。今年は夏草刈りの時に無理な姿勢にならず作業でき疲れにくく、技術的に進歩したように思います。(男性Wさん)


💕2年目ということで少し余裕があったけれど、逆に周りに気が散って集中力がなかったような気もします。でも押さえるところは押さえてできたのが二年目の良さかなぁ。そして、いろんな場面で身体はちゃんと覚えており素晴らしいと感じました。特に稲刈りの時に、稲を束ねることがささっとできたことはとてもうれしかったです。今やっていることはこういう理由があってやっている、それを意識しながらできたことも良かったと思います。前進あるのみ~、成長したい~、来年もよろしくお願いします。(女性Sさん)


💕この二年で学んだことはたくさんありました。私が夢見た、米・大豆・麦を自分で育て食べれたことは本当に大きな収穫です。それを考えると二年前の私より成長した私がここに居ると感じ嬉しくなります。と同時に、一緒に学べた仲間、そしていつも優しく丁寧に指導してくださる真由美さんに感謝の気持ちでいっぱいです。(女性Yさん)


💕今年一年、自然農の稲作を通してたくさんの学びがありました。長年、念願だった自然農での稲作。実践を通して学ぶまでは色々なことを頭だけで理解していたように思います。自然農を学ぶようになって、自然界の営みのこと、私たち人と自然との関わり繋がりのことなど、普段考えていることを心で感じ心で理解できることが増えました。私たち人がこれからどうやって自然界の一部としてこの星で生きていくのか?、その疑問を自然農を通してこれからも考えていこうと思います。この一年間、たくさんの学びの機会を作ってくださりありがとうございました。(男性Kさん)


💕はじめは知らない土地で緊張し農業自体が全くの素人で本当に大丈夫だろうか、という不安もたくさんありました。しかし気づけば毎回楽しみに参加していました。いろいろチャレンジしてみる事は好きな方ですが、それが続くきっかけはやはり良い先生や仲間がいたからこそだと思います。カマ、クワ、スコップなどの農具で、自然にほんの少し手を加え、シンプルな形で育てられることには本当に驚きました。自然の力強さ、生命力は心からすごいと思いました。そして何よりも今までで一番おいしいお米となり、みんなの努力、愛情、気持ちがつまった結晶である素晴らしい完熟米ができて感動しました。手塩にかけた貴重なお米を大切に食べたいと思います。(女性Kさん)


💕鳥の卵とか虫とか、ふだん気にしないような自然に触れることができたのも自然農ならではです。現代の農業では大きな機械を使い肥料を使うことが当たり前になっていますが、自然農では肥料がなくても自然の恵みと共生により健やかに育っています。改めて自然の力に気づかされました。自然災害を取り上げると、自然=脅威、みたいなイメージがありますが、自然と仲良く自然の恵みに感謝していきたいです。(男性Nさん)


💕初めて自然農を体験して貴重な経験をすることができました。耕さずに本当に稲が成長するのか疑問に思っていましたが、自然に沿って余計な事をせず栽培することでたくましく成長することがわかりました。自然界では稲も草も同じで、ものすごい生命力を持っていることにも気づきました。農業のやり方を知るだけでなく考え方を理解して、自然農がもっと広まり安全な食品が出回ってほしいです。一年間ありがとうございました。(男性Kさん)


💕以前、米作りの勉強をしていた時に川口さんの本に出会いましたが、その際には自分には最も遠い作り方の様に感じていました。それをまさか体験することになるとは思わず、はじめて自然農の実習田に入ったときも全く実感がわきませんでした。が、その後、回を追うごとに自然の力強さを感じ、米作りというよりも「米が育つのを手助けする」感じで、自然農のすごさを実感するようになりました。一方で、段取りの重要性を強く学びました。丁寧に一つ一つを確かに行うことで、その後の作業に大きく影響し、最終的には大きな実りに結び付くものだと反省です。一年間、ご指導ありがとうございました。(男性Nさん)


💕自然農を通して、大地の力、地球の力、今まで感じたことのない感動を味わうことができ、これからの自分の生き方、ものを見るときの視点が少しずついい方向に向いてきました。来年も田んぼに入って自然農を勉強していきますが、一つ一つの作業を丁寧に収穫の喜びを味わいたいと思います。(男性Oさん)

 

💕自分で作ったお米がこんなに美味しいと思って食べた事が無かったです。だからと言って今まで手を抜いて作っていたわけではないのですが・・。自然農では、一本一本丁寧に苗を植え、暑い夏に汗びっしょりになって地を這うように草を刈る、手塩にかけて見事に実った稲を刈り、稲木に掛けて太陽の力を借りて天日乾燥をする。脱穀、籾摺りと行い、来年の土づくりのために藁を振る。慣行農法と違い、一つ一つの工程・作業に手間がかかるし、その上に体力を使う。だか、自然の恵みを得て、スクスクと成長する姿を見ることができる。だから美味しいと感じたのかもしれません。二年目は、少し心にゆとりを持って、鳥のさえずりに耳を傾け、吹く風の心地よさを体で感じ、生命の営みをかみしめ、楽しみながら作業ができるようになれば、もっと美味しさも増すと思う。楽しい仲間と出会えて楽しい一年でした。ありがとうございました。(Oさん男性)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 自然農の世界をお伝えさせていただくことは、わたしの喜びです。とりわけ稲作の実習田は一年間を通して四季おりおりの美しさにあふれ、たくましく成長する稲の姿に毎年新たな感動が生まれ尽きることがありません。1998年から続けている自然農のお米づくりがいつしか私の日常に自然に定着し、今では自然農なかまの輪もふくらみ、岡山各地で実践する人も増えています。ほんとうに喜ばしいことです。稲作教室では毎年10人前後の方々と田んぼに立ち、畝づくり、苗床づくり、籾まき、田植え、夏草刈り、稲刈り、脱穀、籾摺り等々、学びの場を提供し、農業が初めての方にも自然農のお米づくりの楽しさを味わっていただけるよう取り組んでいます。知識することや方法技術もとても大切ですが、自然界の理にふれ、しあわせな生き方へと向かう自然農でありたいと思っています。今年もほんとうに楽しかったです。ご一緒していただきましたみなさん、ありがとうございました。そして、ブログをご覧くださったみなさまにも感謝いたします。 2019.12.26 八木真由美


 


自然農稲作教室 八木真由美


 

 

 

 

 

 

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自然農 稲刈り 岡山

2019年11月20日 | 自然農稲作教室2019年

 

自然農 お米づくり

11/3  自然農稲作教室の稲刈りでした。

よいお天気に恵まれ たわわな稲穂を

稲架掛けをして、天日に干しています。

 

 

みなさんが栽培されているのは

晩生の「アケボノ」です。

稲刈りは11月になってからです。

周りの田んぼではすっかり刈り終わっていますが

できるだけじっくりと熟してから収穫したいと思います。

 

 

自然農で使う稲刈りのための

農具はノコギリ鎌一本。

 

 

サクッ、サクッと刈り進めていきます。

片手でにぎれないほどに

分けつしている株もあるようです。

 

 

 

みなさん 「楽しいです。」と

うららかな秋の一日を田んぼで過ごされました。

 

 

今年の稲作教室は七名の方が

自然農一年目です。

はじめての「苗床づくり」「籾蒔き」

「田植え」「夏草の管理」を経験され

待ちに待った稲刈りの日を迎えました。

 

 

経験のある方も 嬉しさはきっと同じ。

わたしも何回経験しても

毎年新たな学びがありますし

喜びは深く静かに胸に広がります。

 

 

切り株もとてもしっかりしており

お米がすこやかに育ったことが

うかがわれます。

 

 

どのくらい茎の数を増やしたのか

数えていただきましたら

立派なものは50本くらいだとか。

 

 

田植えではゆったりと間隔をあけて

一本植えをいたしました。

 

 

刈り終えると 稲を結束して

稲木を組み 三週間の天日干しです。

 

みなさんの稲刈りから10日ほど後

私の畝の稲刈りとなりました。

さらに完熟しているアケボノが

おひさまの光に輝いています。

 

 

わたしは毎年たいてい

ひとりで稲刈りをします。

 

美しい自然界に身をおいて

ひたすら刈る刈る

結ぶ結ぶ 掛ける掛ける。

 

長い休憩もあったり

身体のままに 心のままに。

 

 

稲作教室の日には

みなさん全員がしっかり学べるように

的確に実習できるように意識を向け

段取りをしたり

わりとはりきっておりますが、

自分の作業の時は静かに静かに。

 

果てしのない空の下にいることを

地球という星に生かされていることを

心と身体で感じながら

まるで時が止まっているが如く

自由に無心にただただ今を見つめ

存在そのもので喜んでいる

そのようなひと時なのです。

 

気がつくとおひさまが西の空を染めて

夕暮れを教えてくれる。

 

古代米の緑米(晩生)をわずかに残していますが、

今年も稲刈りが ほぼ終わりました。

 

さぁ、今週末は

稲作教室の脱穀・籾摺りです。

玄米にしてお持ち帰りいただける

うれしいうれしい日です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

自然農稲作教室 

来年2020年の参加者を募っています。

残席がわずかになってきました。

自然農の稲作を体験してみられたい方・・、

どなたでもご参加いただけます。

気楽にお問合せください。

自然農田は岡山県倉敷市です。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらをご覧ください。

八木真由美

 

2020年の自然農稲作教室のお申込みは満席になりましたので、
締め切らせていただきます。11/25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自然農稲作教室 お米づくり 実習記録3月~9月

2019年10月02日 | 自然農稲作教室2019年

自然農稲作教室2019年 倉敷

実習記録です。

1月、2月の記録の続きです。

 

《3月》

緑の草草が芽生える春 

それぞれの畝の一画に

苗床の準備をしていただきました。

 

作付け面積から苗床の広さを計算すると

0.4畝の畝に対して1メートル×0.8m。

その広さのスペースの夏草の種を除き

地中の宿根草を取り除き

平らに鎮圧しておきます。

 

 

 

 

実習田にはオケラがいますので

しっかりと鎮圧をしておくことが大切です。 

 

 

平らに鎮圧ができると

苗床の表面の乾燥を防ぐため

稲わらを敷いておきます。

 

 

さらに周囲にモグラ除けの溝を掘ります。


 

苗床の準備が完成です。

良い感じですね。

 

 

 

《4月》

そして一か月後、

いよいよ籾蒔きです。

 

 

みなさんに育てていただくのは

「あけぼの」という品種で、

自然農にて自家採種した種を

今年も蒔いていただきました。

 

 

4月の自然農田は冬草の海となっています。

特にカラスノエンドウがすごい勢いです。

なんだかとても良い感じがします。

 

これらの草草は刈らないで

まずは、溝の草を畝に持ち上げ寄せて

各自の畝の境界をはっきりさせました。

 

 

そして、先月準備しておいた苗床に

各自、種籾を降ろします。

 

0.4畝の畝の作付けに対して

籾の量は36㏄ほどです。 

 

 

パラパラと蒔いて

密集しているところは

3~4㎝間隔をあけておきます。

 

心地よい春風に吹かれながら

籾蒔き実習をされておられる

みなさんです。↓

 

 

 

自然農では、

田植えは一本植えです。

 

今年自然農17年目の実習田では

植える間隔も約45㎝×40㎝にいたしましたので

籾の量は36㏄より少なくても良いと感じました。

 

一反で計算しますと5合ほどですから

自然農の場合、

種籾はほんとうに少しでいいのです。

 

 

↑ こちらの方は稲作三年目、

籾を均等にきれいに並べておられますね。

小さな苗床ならではの楽しい作業でもあります。

 

 

蒔いた籾の上にまず土を被せ鎮圧し、

さらに草や藁をふんわりと被せておきます。

 

そして、稲作教室六年目の今年は

苗床を鳥除けネットで

すっぽり覆うことにいたしました。

 

 

どれほど緻密に鳥よけ紐を張っても

案山子を立てても、

毎年手ごわくなるスズメたち。

 

ネットを田んぼに持ち込みたくない

という気持ちもありますが、

籾を食べられてしまうと、

お米づくりができませんので・・。

 

こちらは私の苗床です。↓

種を降ろしている品種は

あけぼの トヨサト 黒米と緑米を少しです。

 

 

《5月》 

さわやかな5月です。

籾が発芽し育つこの季節に

田んぼでは麦が背丈を伸ばし

穂も豊かになってきました。

 

 

5月の実習は苗床の手入れです。

 

 

ネットを外して

夏草を取り除きます。

お米の苗を損ねないように

丁寧に作業をしていただきます。

 

 

お米とそっくりな草もあるので

真剣ですね。

 

 

《6月》

いよいよ田植え月です。

6月上旬

苗も元気に育っています。

勢いがありますね。↓

 

 

6/2  先月に引き続き

苗床の手入れをしていただきました。

そして、田植え前の準備として

畝の夏草を刈り、

その場に敷いておきます。

 

 

実習田では、冬草がいのちを終えて

お米とともに育つ夏の草草が元気です。

刈った草草はいのちを巡らせ

お米を育ててくれるありがたい存在です。

 

 

田植えは6/15.16の二日間でいたしました。

 

苗床から苗を苗箱に移して

一本ずつ植えていきます。

クワで土をつけたまま削り取り、苗箱に・・、

慣れるまではドキドキですね。

 

 

各自、田植え紐をはり、目印にして

カマで穴をあけて土付きの苗を

丁寧に植えてゆきます。

 

 

みなさん 黙々と・・。

お天気も薄曇りで田植え日和です。

 

 

苗は、「まさに今が植え時」の大きさです。

 

 

田植え後半は、

苗床じまいのことも考えながらの

作業になります。

 

 

二日間の田植え中、

一時、雷と夕立がありましたが、

みなさん、無事に植え終えられて

苗床じまいと補植用の苗の確保もできました。

 

 

6/30田植え後一回目の夏草刈りです。

まずは畔草刈りから始めましょう。

 

 

夏の眩しい日差しのなか

稲の成長を楽しみに

集い学ばれるみなさんです。

 

 

 

それぞれの畝に入っていただき

一列おきに草刈りをしています。

 

 

稲はまだまだ小さいですが

しっかりと根付いているようです。

 

 

そして、黒大豆を畔に蒔きました。

が、すぐに鳩に見つかってしまい、

鳥よけ紐を増やし、

案山子を立てましたが、

今年はずいぶん食べられてしまいました。

 

結局、蒔き直しを何度もしまして

なんとか無事に発芽し育ったものを

大切に見守ることにいたしました。

 

 

《7月》

7/14二回目の夏草刈りです。

稲は扇形に成長しています。

順調です。

 

 

暑い時期ですので、

実習は午前中3~4時間、

水分補給をしていただきながら

二回目の草刈りも一列おきに

刈り進めてゆきます。

 

 

2019年のメンバーです。 

明るくて誠実、そして熱心に取り組まれる

素敵な方々です。

 

 

7/28 三回目の夏草刈りです。

二週間おきの草刈りでは、

稲の生長がよくわかります。

 

 

順調でうれしいです。

 

 

畔豆はまだずいぶん小さいですが、

育っています。

 

↓ 左側はお隣の慣行農法の田んぼです。

土用干しをされている時期です。

右側の私たちの自然農田も ↓

雨の恵みが頼りです。

 

 

翌朝7時頃 

葉先に露が光っています。

 

 

《8月》

8/11 四回目の夏草刈りです。

今回で田んぼに入っての草刈り実習は

終わりです。

 

 

しっかり分けつした稲の中で

背丈のある草を中心に刈っています。

 

暑さの厳しい折り、

畑で採れたスイカでのどを潤していただき、

各自、最終の夏草刈り実習に励まれました。

 

 

お盆が過ぎ、

8月下旬 実習田の様子です。

 

 

心配していた大豆も

ゆっくりですが大きくなりました。

 

 

茎の中に幼穂を形成している時期の稲。8/27

 

 

葉先がツンツンと勢いのある美しい姿です。

 

 

《9月》

9/8 秋の気配を感じながら

まずは畔草刈りです。

 

 

そして、大豆の足元もさささっと草刈り。

 

 

東隣の休耕田との境は

風通しを良くしてあげることに。

 

実習後、翌朝の様子です。

すっかりさわやかに・・。

晩生の黒大豆も

結実への営みを始めています。

 

 

出穂した稲を前に記念写真。

暑い夏をともに越えて、

立派に育つ稲を愛でながら

うれしく朗らかなみなさんです。9/8

 

 

9月の稲作教室では

自然農実践家指導者の川口由一さんの絵を

皆さんと拝見させていだきました。

 

 

静かな秋に、

ゆったりとした時間がうれしいです。

言葉を通しての学びも充実するよう

みなさんの想いを聞かせていただいたり

秋の作業についての勉強も含め

宇宙自然界のことに思いをはせ・・

美しき人生の創造へと

意識を向けてゆきましょう。

 

開花交配後のお米 結実に向けて・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自然農稲作教室は

今年で六年目です。

毎年10人前後の方々と

自然農のお米づくりを

一年間実践を通して

学んでいただいております。 

 

自然農を学びたい、

自然農を体験したい、

安心安全な自然農のお米を食べたい、

お米を自給自足したい、

などなど、想いを胸に・・・

季節のめぐりを感じながら

田に立ちて

自然に沿ったお米づくりに

取り組んでいます。


今年は11/3に稲刈り

11/23.24脱穀・籾摺りを

予定しています。


それぞれに収穫されたお米は

玄米にしてお持ち帰りいただきます。

 美しい自然界生命界に身を置き

よろこびとともに

手作業でとりくむお米づくりです。

 

・・・・・・・・・・・・

 

来年2020年 

自然農稲作教室七期の

参加者募集を始めました。

詳細はHP自然農のページにて

ご案内をさせていただいています。

どうぞよろしくお願いいたします。


八木真由美
(岡山県倉敷市)

 

穂を垂れ始めた10月初旬

 

 

 

 

 

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自然農稲作教室 冬の作業 畝のととのえ

2019年02月24日 | 自然農稲作教室2019年

 自然農稲作教室 

一月 二月の実習は畝と溝の整えです。

 

 

夏に水路となる溝を整えながら ↑

同時に畝の端が崩れている補修も兼ねています。

 

 

 削ったり掘ったりした土は、

畝の低い所に持って行きます。

 

 

特に昨年の苗床跡は

低くなっている場合がありますので

土を多めに運び周囲と高さを揃えます。

 

 今年はじめて自然農に出会われる方々に

溝を一本掘っていただきました。

 

スコップやクワ、カマの使い方も

これから学んでいただきます。

 

 

稲作教室は六年目をむかえ

今年は男性七人 女性五人です。

みなさん朗らかで、熱心で、

今年も楽しい一年になりそうです。

 

 

春めいた陽ざしがうれしい一日、

実習はのどかにゆったりと・・。

気持ちが良かったですね。

 

 

畝の測量もいたしました。

そして、各自の畝も決まりましたので、

いよいよ来月は苗床の準備となります。

 

 

 

次回は、田んぼでお弁当をたべたいな・・、

という声も。いいですね。

うぐいすの声もきこえてきますよ。 

 

午後からの学びは

春の作業についてでした。

その他、今回はシェアタイムを二度、

お話がはずみ 気づきもあり、

充実した和やかな一日となりました。

 

八木真由美 

 

 

 

 

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自然農 冬 雪のち晴れ 麦の草取り

2019年02月12日 | 自然農稲作教室2019年


2/11  真っ白な雪景色に心が清められる朝

 

 

自然農田へと向かう
小道も真っ白・・・

足跡つけたいような
つけたくないような

真っ白のままにしておきたいような
さくさく踏みしめたいような

 


冬のおくりもの

白いいのちの結晶

静寂につつまれて

美しい・・・。

 

畦の草たちが元気で可愛くて

雪もかがやく 草もかがやく

冬のいのちたち 

 

 

田んぼでは

雪に抱かれた麦たちが

元気だったよ。

  

 

倉敷では

こんなに積もるのは数年ぶり。

うれしいです。

 

 

翌日、2/12 

おひさまがほほえみ

午後にはすっかり雪もとけました。

 

 

 

自然農稲作教室のみこさんが、麦の周囲の草取りに来られました。

 

 

 

 

 

草取りは、

冬草の牧草やカラスのエンドウなどです。

麦の根を傷めないようにそっと、ね。 

 

 

麦はお米の裏作になります。

お米は水を好みますが、

麦は湿気を嫌います。

自然農の田んぼでは

畝の周囲に溝を掘っていますので

排水が良く麦の栽培も可能です。

 

今年の自然農稲作教室では、

三名の方が、小麦と大麦を少しずつ栽培されています。

製粉までの道のりも初めての体験となります。

楽しみですね。

 

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