君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農稲作教室 2021年 みなさまの感想

2022年01月02日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室2021年

みなさまの感想です。

ありがとうございます。

💗

 

◎お米を食べた時、甘くて美味しくて一年間頑張ってよかったなとつくづく思いました。自然に任せる、手をかけすぎない、自力と他力、虫と共存するなど人生にも活かせる大切なことを体験させてもらったなと思います。全てを食べたかったのですが玄米が苦手で、白米にして米糠をふりかけにして食べたら美味しくて、お茶碗の上でお米と糠がふたたび出合うのもいいな、と楽しく食べています、初めての草刈りは大変でしたが、一年間楽しかったです。Eさん

 

◎米作りにあたり、自然の豊かさを実感した一年だったと思います。季節ごとの草や虫、もぐらや蛙など、田をよく見てみると多くの生命があることに感動しました。土づくりや田植え、草刈りなど体力的に大変だなと思うこともありましたが、稲刈りをして米を収穫するとそれまでの苦労が報われたと感じました。自分で育てたお米は美味しかったです。Kさん

 

◎新しい土地に来て初めて自然農を学びましたが、生活全てが一変して何もかもが新鮮で本当に楽しい一年でした。引っ越しを決心したのは家族が病気をしたこともあり、安全で安心して食べられるものを作りたいと思ったからなのですが、いざここの田んぼに居ると、健康のことよりもただただ心地いいなぁ~楽しいなぁ~幸せだなぁ♡という、それだけの気持ちでいつも一杯な一年になりました。苦手だった虫もすぐに好きになってきて、地球の自然の循環を壊さずに生活するという事が人間にも一番良くて、みんなが幸せになれるんだろうなということを実感できました。そして真由美さんがほんとうに自然農が好きで楽しくしているというのがひしひしと伝わってきて、それを傍で見ることができたことがすごく良かったです。私もただ好きで楽しく続けていきたいと思います。 Jさん

 

◎『自分で作物をつくれるようにならないとヤバイ。』その思いを抱くようになってから、岡山でそのような教室を探していたところ、八木さんのブログを見つけました。直感でこれだ‼と思ったのですが、大当たりでした。!めちゃくちゃ楽しく学ばせていただいた一年でした。何もわからなかったスタートと比べると、一通り工程を経験して米作りの感じを掴むことが出来たかな?と思います。常々聞いていたのが「草を敵にしない」でした。自然はすべての草を生かそうとし、私たちは作物だけを成長させたい。自然と欲のバランス。そのバランスを崩さない昔ながらの自然農のやり方。稲は土が草で肥えると充分に育つし美味しくなるのがとても嬉しかったです。まだ手順と工程の理解で終わった感じですが、2年、3年と学びを進め、真由美さん、川口さんの言葉を咀嚼していきたいと思います。一年間、ありがとうございました。Kさん

 

◎自然農のお米づくりを一年通して学ぶことはとても豊かで楽しい時間でした。自然界に対して自分の在り方を問われる感じが毎回まゆみさんのお話をきかせてもらう中にたくさんあって、いつも心が優しくなるというか心洗われる感じがありました。たくさんの作業がありましたが、大変だったことも多少あったけれど、どれも「今」に集中していたらとても楽しい作業でした。日々の生活の中で、仕事や「やるべきこと」を考えていると、その作業も効率や「早く早く」という気持ちがどうしてもあって、そうなると一つひとつの作業を丁寧に心をこめてするということはなかなか難しくて、ですが、この学びの中ではいつも「今」を感じることができ、自然の命と向き合うことの楽しさ、何もしなくても自然は種をまくと実りをかえしてくれるという豊かさに感動するばかりでした。自分の畑をしていても、わからないことばかりで、虫に食べられたり上手くいかないことも多いですが、体を使って自然とどう寄り添えばいいのか、智恵を使って動いていくと変化を感じられる、何か必ず答えを返してくれることがとても面白くて、これからも続けていきたいなぁと思っています。本当に楽しくて豊かな学びをありがとうございました。Yさん

 

◎一年間自然農を学び、とても素敵な時間を過ごすことができました。自然に寄り添った農業にとても興味を持ち、自然を壊すことなく恵みをいただけることをとても幸せに思います。クワ、スコップ、カマ、それに元気な身体があればお米づくりができるこの自然農をこれからも続けていきたいと思います。そして少しずつ仲間を作り一緒に学び伝えていけたらいいなと思っています。まずは実践し、沢山のことを学びたいです。一年間、本当にありがとうございました。 Mさん

 

◎農業に対する知識が全くないなかでの参加となり、毎回が新たな発見・学習となり、とても楽しい一年でした。農具の使い方もわからず、草の名前もわかりません、という状態からのスタートでしたが、土に触れ、自然に触れ、とても実りのある一年となりました。草刈りなど、とても大変でしたが収穫したお米の味は格別で、また作りたいという気持ちになりました。一年間、多くの事を学ばせていただきありがとうございました。Kさん

 

◎2021年 自然農のお米作りを終えて。 今回は2年目で「初めて」の感覚はなく、「うんうん 去年はこんな感じだったな。」と振り返りつつ作業をすることができました。ただ、自身の心や在り方など、1年目とはまた違う学びがたくさんありました。自分も自然の一部であり、そこも含めて耳を傾け応じていくのが大切かもしれないと思う年でした。また、自分の気持ちがどのような状態でも稲たちは自らのいのちを全うすべく生きていてくれて、その姿にほっと安らいでいました。去年は「出会い」の年でテンション高めで行け行けGOGO‼でしたが、今年は「一歩引いてみる」「安心」というのを感じた一年でした。来季、ついに3年目になります。1年目の時には想像できなかった2年目の気づきがたくさんあったので、3年目、どんな年になるのかとても楽しみです。きっと、ただ「安らぎ」を与えてくれる存在=お米・稲作という形になると、それは依存になる気がするので「自力100% 他力100%」これを実感を伴い学んでいけたらなぁとほんのり思います。多くの学びを与えてくれる自然農、真由美さん、教室のなかまたち、友人たち、家族、生きものたち、この私との関係がある全てのものに感謝します。人生、楽しいです。ありがとうございます。 Mさん

 

◎3年目の自然農ですが、毎回学びがあり、自然とふれあい学んでいくことが生活の一部になっていました。「自然」に考えさせられて、3年間やっていくごとに学びも深くなっていきました。自然に生かされている、自然の一部ということを実感として持てるようになり、心に余裕が生まれ「精神面」でも成長できたように思います。 Nさん

 

◎自然農教室3年目は自分で実践するにはどうしたらいいかを意識して取り組みました。10月から耕作放棄地を借りて初めて自分で畑をすることになりました。借りた土地の畝立てをしている時に農業資材のごみが多く出てきます。自然農教室で教わった「持ち込まない 持ち出さない」の教えの大切さを実感しています。ゴミの問題に限らず肥料や農薬など、人間が余計な手をかければかけるほど問題が増えていくことがわかりました。「答えを生きる」ことを教えていただき、これからの人生は自然農で学んだことを少しでも取り入れて生きていきたいです。 Kさん

 

◎3年間自然農を行い「自然に添い いのちに添う」と言うことはまだ十分に理解できてはいないが、足るを知り、物に感謝するという思いは少しわかりかけた気がする。一粒の米にも作る人の気持ち、一滴の水にも天地の恵みに感謝するという気持ち、また日常の生活の当たり前の小さなことにも感謝の気持ちを忘れず「今 幸せだな」「今 楽しいな」ということを意識することが大切なんだ、と思えるようになりたいと思う。 Oさん

 

◎稲作教室も5年目となりましたが、毎年違った発見や喜びがあるなぁと思います。1年目、2年目の頃は、その日の作業に集中することで精一杯だったように思いますが、今年は1年の「流れ」を感じながら楽しむことができました。稲の成長を通して季節を感じることができるのも、その一つかなと思います。どの作業も好きなのですが、今 自分が一番好きなのは何?と聞かれたら「草刈り」と答えます。草刈りはとてもしんどいのですが、どの作業よりも自分と向き合えますし、稲への手の貸し具合を自分で決められるところがおもしろいと思います。また、みんなでワイワイ話しながら過ごす時間がとても楽しくて、ステキな機会をくださったみなさんに感謝しています。1年間、ありがとうございました。 Wさん

 

 

 

自然農のお米づくりをとおして、自然界の本質にめざめ、宇宙のめぐみを受けとり、生かされ生きるすべてのいのちたちと心はずませ、自らの成長を喜びとして歩まれるみなさんの尊さにふれる一年でした。楽しいともの学びをありがとうございました。 

自然農稲作教室 2021

八木真由美 

💗

 

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自然農稲作教室 2021.12.12 

2021年12月29日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室

12月12日

今年最後の実習でした。

収穫後の藁と籾殻をそれぞれの畝に

還し巡らせていただきました。

 

 

耕さず 

持ち込まず 持ち出さず

自然に沿って栽培する

自然農のお米づくりは

その舞台である自然界の営みを

慈しみ大切にいたします。

 

 

美しく豊かな大地を

美しいままに守り

いのちの歴史が

年々重なりゆくゆたかな舞台で

作物が育つ手助けをいたします。

 

下の写真は、

もみ殻を還しているところです。

一年間の想いが溢れますね。

 

 

稲の切り株からも

立派に育ったお米の姿を思い返し

みなさんの熱心な取り組みに

心からの拍手をおくる

今年最後の実習となりました。

 

自然農稲作教室 2021

八木真由美

 

 

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自然農稲作教室 脱穀・籾摺り 2021.11.27&28

2021年12月17日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室 

2021.11.27&28  脱穀 もみすり 

青空に白い雲が浮かぶ
のどかな晩秋

11月27日・28日の二日間

 脱穀・もみすりをいたしました。

 

 

稲刈りからちょうど三週間

天日干しのお米は、

日夜、乾燥し、

さらに豊かに充実しています。

 

11/27 

土曜日チーム 脱穀

 

足踏み式脱穀機で籾をはずして

通しにかけて藁を除き

唐箕掛けをしてさらに選別です。

 

 

この共同作業は

ほんとうに楽しくて

一年間の稲作教室の中でも

喜びいっぱいの実習です。

 

 

籾は米袋にいれて

納屋に持ち帰り

籾摺りをいたします。

 

 

そして玄米にして

お持ち帰りいただきます。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

11/28 

日曜日チーム 脱穀

 

お天気にめぐまれて

脱穀がはじまりました。

 

 

今年で五年目の渡邉さんから

スタートです。 ↑ ↓

 

 

次に脱穀をする方が補助をして

座り仕事は

そのほかの方にお任せをして

脱穀をすまされた方が

ご自分で唐箕にかける、

そういった流れで

実習をすすめました。

 

 

今年初めての友加さん純子さん

ワクワクドキドキ

真剣そのものですね。

 

 

順番に

座り仕事もしていただきます。

あたたかな陽ざしをうけて

手作業もなごみます。

 

 

自然に沿う

作物のいのちに沿う

人に沿う

道具に沿う

そのようなことも大切な

収穫の実習でした。

 

 

今年も誠実に学び実践され

手にされた恵みは

かけがえのないものですね。

 

 

 

脱穀・籾摺りの実習が終わると、

皆さんの取り組みに

心からの拍手を送り

一年間、素晴らしかったなぁ

と感慨深く

心があたかく満たされます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、後日、12月上旬には、

私のお米の脱穀をいたしました。

少々

お天気が怪しかったのですが、

今年も長女が足踏み脱穀機を

がんばってくれました。

 

 

わたしはもっぱら通しがけなどの

座り仕事をいたしました。

長女は脱穀歴15年以上で😊、

この作業が好きなのだそうです。

 

 

脱穀機を片足で踏みながら、

しっかりと稲束を持ち、

籾だけをきれいに外すことに

集中しています。

毎年、ありがとう。😊😊

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

霜が降り始めた田の草草と

お米の切り株が美しかったので

ご紹介。‼

 

 

今年も

美しい草草とともにある田畑で

お米や麦・大豆などを

栽培いたしました。

 

多くのいのちが栄える

豊かな大地が私たちを

健やかに育んでくれます。

 

作物をいただくだけでなく

その存在から

いのちの糧をもらっている

そう感じています。

 

自然界はいつもいつも美しく

それは

すべての人々の足元にある

いのちの営みです。

今年の冬も

心あたたかな日々を

紡いてゆきましょう。

みなさまもどうぞお健やかに。

八木真由美 12.17

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自然農稲作教室 2021.11.7 稲刈り

2021年11月22日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室 稲刈り 11.7


さやさやと光に歌う稲の穂

稲刈りまえに

来年の種を選びました。

姿の美しい実の充実したものが

いいですね。

 

 

さぁ、

いよいよ稲刈り当日です。

お天気にめぐまれて

心も身体もはずみます。

 

サクサクとノコギリガマで

手刈りしてゆきます。

 

 

実習田全体

豊かな実りをいただきました。

 

品種はトヨサト

川口由一さんから

いただいた種を大切に

繋がせていただいています。

 

 

田んぼの一角に作った苗床に

籾を降ろし、育った苗を

6月上旬に手作業で

一本植えをして

7月 8月上旬まで

夏草刈りに入りました。

 

 

稲作教室のみなさんにとって

ほんとうにうれしい一日です

 

 

「稲刈り たのしい~」

自然に笑顔になりますね。

 

 

稲刈りは

刈って、並べて、束ねて 

 稲木を組んで 

稲束を交互に掛けて

最後に鳥よけヒモを

周囲に張ります。

 

 

おおよそ 六株で一束

扇型に交差して

整然と並べておられます。

 

隣の畑で育てた青大豆を

この日、収穫しました。

 

 

稲を束ねるのは

昨年の稲わらを使います。

わら三本ほどで

くるりと縛って束ねます。

 

 

リズミカルに

作業は進んでゆきます。

 

 

自然農稲作教室では

すべての作業を

ご自分で行っていただきます。

 

 

一年間の実習は手作業で

お米作りの術を習得していただき

いずれは自給自立へと

それぞれの場で取り組める内容に

なっています。

 

 

そて、なによりも

楽しく‼

心も身体もすこやかに

自然のなかで大いに躍動し

はつらつと‼

 

 

秋の光と風を感じながら

稲を束ねるみなさん

暮らしのなかにある「自然農」

すばらしいなと思います。

 

 

稲作教室には、

将来 田舎暮らしを、と

思い描いておられる方々も・・。

 

 

自給の対象として

米・麦・大豆が

大きな機械を使わず

農薬 肥料など使わず

自然に沿って手作業で栽培できる

と言うのは、心づよいですね。

 

 

スタートの頃から思えば

みなさん取り組まれる姿も

ずいぶんとたくましくなられ

大地に生きるエネルギーを

発しておられるなぁ

と感じます。

 

 

今年はご夫婦でご参加の方が

二組おられまして

すばらしいなぁ、いいなぁ、

と拝見しております。

 

 

さぁ、

刈り取り 束ねた稲を

稲木を組んでかけてゆきます。

 

 

稲木を組む作業は

みんなで協力して行います。

雨にも風にも負けないよう😊

しっかりと組み立て

稲の重みを支えながら

三週間の天日干しです。

 

 

稲刈り実習では

様々なポイントがあるので

しっかり見ていただき

確認しながらです。

 

「これでいいかな。?」

「うん 大丈夫」

という声が聞こえてきそう。

 

 

稲束は

ぎゅっと押しながら

隙間なくかけてゆきます。

 

 

ペアーで作業をすると

流れ良くできますね。

 

 

田んぼの風景が

なんとものどかに光っています。

 

みなさんの手作業のぬくもりと

昔ながらの知恵が

美しい空間を生みだしています。

 

足元には冬草の緑が

顔をのぞかせていますね。

 

 

集合写真は夕日とともに。

(おふたり、お早めにお帰りで写っていません)

楽しく学び実践できた

稲刈りの一日でした。

 

 

これから三週間、天日に干して

脱穀 籾摺りをいたします。

また、その後の様子も

お届けしますね。

 

ご覧いただきまして🍀

ありがとうございます。

 

自然農稲作教室

八木真由美

 

 

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自然農稲作教室 2021.10.17 枝豆

2021年10月26日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室 枝豆

 

10月の半ばになると

大豆を枝豆でいただける季節です。

 

 

実習畑では黒大豆も青大豆も

たわわに実っています。

 

 

茎ごとお持ち帰りいただき

新鮮な秋の味覚を

楽しんでいただきます。

 

 

枝豆で収穫したあと

畑に残っている大豆は

さらに固く完熟させて

 初冬に収穫いたします。

黒大豆はおせち料理にも

いいですね。

 

 

お米もしだいに色づき

深まりゆく秋の日とともに

稲刈りが楽しみです。

 

 

昨年

わたしが育てた小豆のこぼれ種で

 友加さんの畝に小豆が実りました。

 

 

おめでたい小豆💗

お赤飯にいかがでしょう。

 

 

秋は実りのシーズン

自然農で栽培した

すこやかな作物を

みなさんにお持ち帰りいただけて

ほんとうにうれしいです。

 

 

今年の自然農稲作教室も

いよいよ終盤になりました。

稲刈り、脱穀、籾摺り、

ワクワクの実習が待っています。

今年も最後まで

元気に楽しみますよ。‼

 

八木真由美

 

 

 

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自然農お米づくり 2021.9月 開花交配期

2021年09月07日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室 2021.9.5

 

お米の開花交配期をむかえる9月

9/5  稲作教室の実習日でした。

 

 

秋の陽ざしにかがやく実習田の稲たち

すこやかに美しく成長しています。

 

 

穂を近くで見ますと

白い小さなお花が咲いています。

 

 

お米は風で受粉する風媒花です。

 

こちらは古代米の黒米です。

早生種ですので一足先に

結実への営みをしております。

 

実習の前に 

田んぼの周囲をぐるりと回り

稲の様子をご覧いただきました。

 

 

開花交配の様子をはじめてご覧になり

感動される方も・・。

わたしも自然農のお米づくりは

20数年になりますが

おとずれる季節の営みを

いつも新鮮な気持ちでむかえています。

 

さて、今回の実習は、田畑周囲の畦&

大豆を育てている畑の草刈りです。

今年の8月は水の恵み多く

草の成長も著しいです。

 

 

 

このように草が豊富にあるということは

ほんとうにありがたいことです。

水や空気を浄化してくれますし

虫たちが安心して生きる場所ともなります。

また、畝の乾燥を防いでくれますし

さらには、刈って敷いておけば

作物を育ててくれる養分にもなります。

 

 

すばらしい草の働きですが

作物が覆われてしまわないように

日当たり、風通しをよくするためにも

一ヶ月ぶりに

さささっと草刈りをいたしました。

 

草刈り後の大豆畑です。

 

 

畦は基本的にはこまめに草刈りをいたします。

田畑の作業をするために歩く場所ですし

隣の田畑との境界でもあります。

そして、刈った草は畝に入れるようにしています。

 

 

 

手作業を基本とする自然農では

草刈りはノコギリガマでいたします。

和気あいあいとよい時間です。

 

 

自然界に無駄なものはなく

それらを慈しみ活かすあり方が

自然農でもあります。

 

 

畦もすっかり爽やかになりました。

 

 

実習、おつかれさま&おたのしみさまでした。

 

 

次回の稲作教室は 

9月26日です。

 

 

しだいに色づきはじめた美しい稲たちに

出会えることでしょう。

 

自然農稲作教室 倉敷

八木真由美

 

 

 

 

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自然農お米づくり 田植え 夏草管理 そして今 2021 夏

2021年08月19日 | 自然農稲作教室2021年
自然農 お米づくり
 
自然農 稲作教室では 8/8に 
稲実習田の四回目の夏草刈りに入り
11月上旬の稲刈りまで田に入らず
水管理をしながら見守る時期を迎えました。
8.13  実習田
 
耕さず 持ち込まず持ち出さず手作業で 
今年もみなさんの熱心な取り組みにより
稲たちが大らかに ここまで育ったことを
うれしく思います。
 
 
 
ところで、
実習で大切にしていることですが
おのずからしからしむる自然界生命界の
見事な営みの恩恵を余すことなくいただくなか
作物のいのちに沿い応じ
適期的確に必要なことする。
 
 
8.13  アケボノ
 
あとは稲のいのちに任せ余計なことはしない。
そのようなあり方を基本にしています。
 
 
 
夏は水不足による乾燥・・、
時には畝一面を覆うタイプの草草に圧倒されたり
また、宿根草の勢いに目を見張ることもあります。
 
 
緑大豆 8.13
 
鳥たち、虫たちとの関係においても
全力で智恵を働かせることを求められますが
いのちの世界で生きる術を身につけながら
学びが深くなることは魂の喜びに繋がります。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
さて、今回のブログでは
田植え 夏草の管理 大豆栽培について
写真を中心にご紹介いたします。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
田植え前の実習田です。
稲作教室のみなさんの苗床が点々と見えます。
畝は、宿根草の夏草を5/30に全面刈りしています。
 
 
 
 
畝全体は耕さず19年の重なりが
亡骸の層を作っており
ふかふかです。
 
みなさんの苗床は
100㎝×80㎝の広さで
籾の量は大さじ二杯未満
作付け畝は40㎡です。
 
 
 
下の写真は、私の苗床です。
今年も四種類のお米の種を降ろしています。
 
 
 
 
元気に育てることができました。
 
 
6/5 いよいよ田植えです。
苗床から苗を苗箱に移して
一本ずつ 手植えをしてゆきます。
 
 
 
自然農の田は、耕しませんので
多くのいのちの営みが脈々と続き
年々その重なりが豊かさを生み
肥料などを持ち込むことなく
育てることができます。
 
 
 
 
今年は50㎝×40㎝の条間と株間で
一本植えです。
 
 
 
 
みなさん それぞれの畝で
真剣に実習されています。
 
 
 
 
 
大きな機械を使わずに
手作業でお米を育てる自然農
 
健康な身体と想いがあれば
自分の自給分(一年)は私の体験からも
必ず育てられるのではと思います。
 
 
 
 
 
 
ちょうど田植えの時期には
隣の自然農畑でライ麦とスペルト小麦が
穂を揺らしています。
 
 
 
 
ライ麦は田植え後の収穫 ↑
スペルト小麦はもう少し先になります。↓
 
 
 
 
さて、6/20  田植え後  一回目の夏草刈りです。
苗が活着した後 初期の草刈りは大切です。
 
 
 
 
自然農の草刈りは
ノコギリガマで刈り
草はその場に敷いておきます。
 
 
 
 
 
お隣の田んぼとの境の畦に
モグラの穴が多く
こちら側の畑に水が漏れてきますので
畦塗をすることにしました。
 
 
 
 
みなさん 初めての体験です。
 
 
 
畑の畝には大豆を二種類
種を降ろしました。
6/20に緑大豆
7/11に黒大豆です。
 
 
 
 
この辺りには 
元気なハトたちが集団で暮らしており
私たちの田畑はお気に入りの場所!
マメまきは最新の注意を払いながら😊
草をかぶせて鳥よけヒモは必須なのです。
簡単な鳥よけですが
今のところ効果ありです。
 
 
 
 
 
7月になり
梅雨の季節には
田に水をためて稲もほっと一息。
雨の恵みが何よりうれしいです。
 
 
 
 
夏空広がる美しい日に
田畑で過ごすのは最高です。
 
 
 
 
7/11草刈り実習二回目
梅雨明け間近となり
次第に暑さも増してきました。
 
 
 
 
この時期は、
草刈り実習オンリーと言ってもいいくらい。
大豆を育てている畑の草刈りもあります。
 
みなさん 
ノコギリガマを使うのが上手になられています。
 
 
 
 
草刈りが終わり
風が渡る爽やかな田。
 
 
 
 
周囲の田が
土用干しをはじめる七月半ばから
八月上旬にかけて
雨の恵みを願いながらも
日々乾燥がつのるなかたくましく育つ稲たち。
 
 
一見、畑の畝のような状態ですが
深く根を張り身体づくりも最終時期に。
 
 
 
 
 
7/11に黒大豆の種を降ろしました。
 
畑も雨無しで乾燥しています。
周囲の草を刈り大豆のまわりにふんわりと敷き
基本的に水やりはしないで、暑さ対策をしています。
 
 
 
 
こちらは緑大豆です。
同じく足元に刈り草を敷き
畝全体の草は刈りすぎないようにしています。
 
 
 
 
 
田畑の入り口ではホーリーバジルが
暑い夏に満開になり
よい薫りを放っています。
 
 
 
 
 
8月半ば
待ち望んだ雨の恵みをいただき
瑞々しい田畑です。
 
 
 
 
お盆をむかえる頃に
今年も稲作の前半が過ぎて
秋の収穫を楽しみに
見守る時期になりました。
 
 
 
 
田植えから約二か月の草管理を終えると
ああ、今年もお米づくり前半が終わったなぁ
という達成感と安堵感につつまれ
あの猛暑も流れる汗もなつかしさに変わります。
 
9月
出穂し開花交配の稲の姿に感動する日も
近づいてきました。
 
また、その頃に
田畑の様子をお届けできたらと思います。
いつもご覧いただきありがとうございます。
 
自然農稲作教室 岡山
八木真由美
 
 
 
 
 
 
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自然農稲作教室 2021 5.16 苗床の手入れ

2021年05月17日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室 5.16

一回目の苗床の手入れをいたしました。

 

雨予報の日曜日でしたが

実習が始まるとしだいに小雨~曇りになり

天候に恵まれました。

 

 

4.25の籾まきから三週間

かわいい芽がツンツンと顔を出しています。

 

さぁ、お米と草の区別がつくでしょうか。

まずは、お米の姿をよくよく見つめて

明らかに草と思われるものを抜いてゆきます。

 

 

ここ最近の雨で

苗床はしっとりしていますので

まだ小さい夏草は

根をつけたまますぅっと抜けます。

 

 

三年くらい学ばれている方は

考えることなく見分けがつくようになった

と言われます。

 

 

今年はおどろくほど梅雨が早く

雨が多いので

乾燥の心配がないことと

鳥に食べられる(籾)こともないので

被せている藁が多すぎる場合は

とり除いて軽くしておきます。

 

 

苗床に草がたくさん生えてしまった場合

考えられることは・・・‼

 

◎まず、籾を降ろす苗床の表土をはがす時に

夏草の種を残していた。

◎次に、籾の上に被せる土に

夏草の種が混じっていた。

◎そして、草や刻んだ藁を被せる時に

夏草の種が混じっていた。

 

これらに気をつければ大丈夫ですね。

 

 

今回は、苗床にモグラが入り

部分的に土が浮いている方がおられましたが

苗が元気に育っていましたので

浮いている部分を

苗を損ねないように鎮圧をして

様子を見ることにいたしました。

 

 

かわいらしい苗も

三週間後には田植えです。

順調に育ってくれることを祈っています。

 

 

自然農稲作教室 岡山

八木真由美

 

 

 

 

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自然農稲作教室 2021 籾まき4.25 麦の鳥対策5.9

2021年05月13日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室 4.25  籾まき

四月下旬に

お米の種降ろしをいたしました。

 

 

昨年、自然農田で育てた「トヨサト」を

種もみにいたします。

 

稲刈りの時によい籾を選んでおき

春まで保存していました。

それらをさらに水選別いたしました。

 

お天気にめぐまれた4.25日曜日

実習田を訪れると

そこは緑の草原。

 

 

冬から春にかけて育つ草草が

田んぼ一面を緑の海に・・

やわらかなとっても気持ちのよい世界です。

 

 

みなさんにはまず、

カラスノエンドウなどの草草で

おおわれている実習畝の境を見つけて 

溝を歩きながら

草を左右に分けていただきました。

 

刈らずにこのままにしておくと

これらの冬草は種を落として

いのちを全うしてゆきます。

 

そして冬草があることで

次に生えてくる夏の草が

ゆっくりと成長することにもなります。

 

ところで、

みなさんの畝は、お一人40㎡の広さです。

溝の草を畝にあげると

輪郭がはっきりしてきましたね。

 

 

周辺の草を約2㎡ほど刈り

苗床の寸法を測り印をつけて

表土を削り夏草の種を除き

さらに宿根草を除き

苗床の土を平らに鎮圧して

種を降ろします。

 

 

今年は

初めて自然農のお米作りに

取り組まれる方が七名おられます。

ぜひ収穫までの作業を

楽しみながら身につけていただきたいです。

 

 

広がる空のもと

緑の草花に癒されながら

丁寧に作業を進めます。

 

 

すでに数年間学ばれておられる方は

今年はこのようにしてみよう・・と

想いをふくらませ 

形にあらわされています。

 

 

麦畑となりにテントを二枚立てました。

風通しのよい休憩所です。

 

 

畑では

大麦 小麦 ライ麦が風にそよいでいます。

 

 

みなさんの苗床は

作付け面積40㎡に対して0.8㎡です。

種を降ろした後 籾が隠れる程度に覆土して

その上に草をふんわりとかぶせます。

 

籾をまいた写真が写せていません・・が・・。

籾の量は、畝の広さに対して30㏄ほどです。

 

 

かぶせる草はスズメノテッポウのような

葉が細いものが良く

それらが足りない場合は藁を刻んでかぶせます。

そして、最後に鳥よけネットをいたします。

 

 

籾まきができました。😊

ほっとくつろいだ気持ちですね。

 

 

気がつくと 太陽が西に傾き

夕暮れの光が田を照らしています。

 

 

さぁ、籾まき完了の苗床です。

 

 

苗床周囲の溝は

モグラよけになります。

 

自然に沿って栽培することの一つに

親(稲)が育ったところに種を降ろして

そのいのちに相応しい環境で

たくましく育てることがあります。

 

 

あとは、芽がでるのを待ち、

三週間後に草取り実習をいたします。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

二日後、4/27 私も籾まきをいたしました。↓

1m×2.4mの小さな苗床です。

そこに「トヨサト」「アケボノ」「黒米」「緑米」を

作付け面積にあわせた分量で

種を降ろしました。

 

 

小さい苗床なので

今年も籾を並べる方法をとりました。

籾の上から 通しにかけた土をかぶせます。

 

 

乾燥を防ぐためもありますが

オケラが多い田んぼなので

よく鎮圧をしておきます。

 

 

そして、草をかぶせて

鳥よけをするとできあがりです。

 

 

自然農稲作教室のみなさんは4/25

わたしは4/27の種降ろしになりました。

適期にできたと思います。

 

 

籾まきが終わると

麦です。

 

5/9  麦クラス

スズメよけの案山子を立て

周囲に透明な鳥よけヒモを張りました。

 

 

3.5畝ほどの畑に

案山子を10人

😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊

よいお仕事してくださいね。

 

 

そして麦の周囲と上にヒモを張りました。

 

大麦の穂が垂れてくると

嬉々として飛んでくるスズメたちなので

来年は四月下旬頃には、

こういった作業をしておきたいと思います。

 

 

小麦はまだ青いので

スズメの食べ頃ではないので

助かっています。

 

 

そうしているうちに

5/10  苗床のお米が発芽しました。

5/16には、苗床の手入れをいたします。

 

そして麦の収穫、

お米の田植えと続きます。

田植えが終わると

大豆や小豆の種を降ろす季節になり

次々とほどよいタイミングで

実習が続く初夏です。

 

自然界をよく観つめて 

適期的確に😊

心もからだもはずませて

取り組んでゆきたいと思います。

 

ご覧いただきありがとうございました。

自然農稲作教室 八木真由美 岡山

 

 

 

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自然農稲作教室 2021.2月 竹取り 麦の手入れ

2021年02月24日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室 二月 

稲木や支柱につかう竹を切りに行きました。

 

 

それほど広くはありませんが

我が家に竹林があることをありがたく思います。

 

 

稲刈りの後に

稲を天日干しにする際に使う稲木は

長くて太いものを準備します。

天に向かって真っすぐに伸びた太い竹を

数本選びました。

 

 

 

 

そして、その稲木を支える支柱の竹は

やはりしっかりとしたもので

190㎝ほどの長さに切りそろえました。

 

 

畑でつかう支柱用には

比較的細めの竹を選びました。

長さも160㎝ほどで揃えました。

 

 

山での作業に慣れている方もおられますが

初めての方も

楽しんでいただけたのではないかと思います。

 

 

 

枝をはらい、数本を束ねて納屋まで運びます。

 

 

竹は雨に濡れないように保存しておきます。

 

 

長いものは軒下に通して収納しておきます。

 

 

竹取りの後

稲作実習田にて

二月の田の様子を感じていただき

来月には苗床の準備をいたしますので

各自の実習畝を決めていただきました。

 

 

昨年、脱穀後にふりまいておいた稲わらも

ずいぶんと田になじみ

その隙間から冬草が美しい緑を見せています。

 

 

それぞれの実習畝が決まると

これから始まるお米づくりへの想いを

ふかふかの田んぼに立たれて

それぞれに感じられたのではないかと思います。

 

 

そして 午後から 

麦クラスのみなさんは

麦周囲の草の手入れを行いました。

 

 

と、言いましても

麦は順調に育っており

ほぼ、草は問題にならず

さささっと大きなものだけを

麦の根を傷めないように除きました。

刈った草はその場に敷いておきます。

 

 

11月に種を降ろして後

三か月ぶりの実習となりました。

 

 

今回は畦のモグラの穴をふさぐなど

畑の環境を整える作業もいたしました。

 

 

春のようなやさしい風の吹く

穏やかな一日でしたので

実習のあとは田の畝に腰をおろして

自然農のお話や皆さんの近況なども

聞かせていただくことができました。

 

 

この時期の元気な麦の姿は

明日への明るい希望を感じさせてくれるようですね。

 

 

さて来月は、山では鶯がさえずり

畔には春の草花が咲き

みなさんも春のいのちとなり

田畑につどわれ

お米の苗床づくりや麦の成長を

楽しまれることでしょう。

 

 

自然農稲作教室 2021.2.21

八木真由美

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自然農稲作教室 2021年 はじまりました。

2021年01月17日 | 自然農稲作教室2021年

自然農稲作教室 2021年はじまりました。

今年も12人の方々と一年間

稲作の学びと実践をいたします。

 

 

はじまりの実習は畝の整えです。

こちら↑の畝は

畑の一角にある自由スペースです。

テントを張って実習の合間の休憩所や

青空教室をする場所として準備をしています。

 

 

また、畝の高低差をなくすよう

苗床あとに浅くなった溝の土を運びました。

このような作業は草草の少ないこの季節がぴったりです。

 

 

そして畝の測量も行い ↑

各自の畝の広さを確認いたしました。

 

 

和室では(マスク着用)

自然農の基本のお話をさせていただき

みなさんのお声も聞かせていただき

和やかなはじまりの時となり

うれしいです。

 

実習田にて 2021年のみなさんです。

寒風が吹くなか新鮮な気持ちで田に立ちました。

一年間、どうぞよろしくお願いいたします。

八木真由美

2021.1.17

 

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