草草のなかで元気に苗が育つ七月上旬の自然農実習田です。
稲作教室では、田植え後、四回の草刈りを予定しています。
おおよそ、二週間おきに草刈りに入ります。
気温も上がり、雨も多く、稲の成長と草の勢いが同じくらいですね。
一列おきに条間に入り、稲の周囲はもれなく丁寧に草刈りをします。
水草の多い畝もあり、今年はその水草対策として、刈ったりそっと抜いたものを苗箱に集めて、畔で乾燥させてから畝に戻す方法をとっています。
小さな生き物やトンボや鳥たちが実習田を憩いの場にしてくれていることに喜びを感じながらの作業に心がなごみます。
ツバメは私たちのぎりぎり至近距離を風にのって飛び交い、トンボは群れになってやってきます。
草刈りは、7/15に三回目、四回目は8/5を予定しています。
七月中旬以降、周囲の田は土用干し(田を乾かす)をされますが、自然農田では特にそのようなことはせず、理想は水があったりなかったりの状態です。
岡山南部では今日の気温は最高35℃とのこと。じめじめした梅雨からまぶしい青空へ広がる季節はうれしくもありますが、年々きびしく感じる夏をすこやかに過ごす工夫をして、お米の成長とともにこの季節を楽しみたいです。