君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

お正月のお飾りづくり もうすぐ2018年。

2017年12月30日 | 光あふれる日々に。

 

暮れゆく年の瀬の一日一日
みなさま いかがお過ごしでしょうか。

暖かな日は外掃除や窓ふき日和・・、
田畑の冬支度をすませ
今日は母と娘と三人でお飾りづくりを楽しみました。

自然農の稲わらで縄を綯い
海のもの 山のもの 稲穂に南天
少しずつ華やかに・・。

ささやかですが、
新しい年を迎える喜びを形にしてみました。

来年は戌年、
我が家の黒柴ムクちゃん用のお飾りもあります。(*^^*)

皆様にとって今年はどんな一年間でしたか。

私自身は良い年だったなぁと感じています。
ふりかえれば喜びと学びがたくさん。
ワクワク 直観 行動 味わう 
その流れをずいぶんと楽しみました。

さぁ、来年はどんな年にいたしましょう。
一年の計は元旦にありと言われます。
内なる想いにふれる
静かな明るいお正月にしたいと思っています。
皆様もどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年もブログのご愛読、
ありがとうございました。

八木真由美

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川口由一さん 自然農田畑 2017年12月

2017年12月28日 | 自然農川口由一の世界

2017年 12月
自然農実践家指導者 川口由一さんの田畑をお訪ねしいたしました。 
写真を中心に12/1の田畑の様子をおとどけいたします。
冬のはじまりの美しい営みです。


水色の空を背景に、粳米の見事な稲架けです。↑
その豊かな恵みに感動、そしてなんとも絶景ですね。
天日に干され、さらに実りが充実いたします。

こちらは香米と大豆です。↑ 

↑ 手前が古代米です。
古代米は普段のご飯に混ぜていただかれたり、
お餅にして召し上がられるそうです。

↓ 緑米の稲刈りはこれからです。(写真は12/1です。)

三輪山を背に田んぼにて、にこやかな川口さん。

脱穀は12月の半ば頃に・・。

稲架けの前で一年の感謝をこめて記念撮影。 

川口さん 三輪山を背に冬の畑にて。 

 

畝の右側は小麦(強力粉)です。↑
左側にはコカブを植えられているそうです。 

 

麦の芽がきれいです。
キラキラと光っています。
勢いがありますね。

こちらの苗床から田んぼに移植されるそうです。 

キャベツとブロッコリーです。 ↓

 

↑ キャベツの左は、裸麦とライ麦の苗床です。 

↑ こちらはイチゴの苗床です。
「広めに植えているので移植せずこのまま育てます。」とのこと。
 
写真の右端は四年目の葉ねぎ。↓

11月半ば、ゴマの収穫あとに玉葱の苗を植えておられます。 ↑

「今年は玉葱をネズミに食べられて種が採れず、
購入した種もなんとなく発芽しにくくなっています。
種やさんの種は栽培地が外国であることが多く、
それも関係しているように思います。
自家採取が基本ですね。」と川口さん。

「ヘビやイタチとの関係もありますが、
モグラが走ると野ねずみが、イタチが走るとネズミがね。
特にネズミ年にネズミが多いような気がします。」(笑)
とも。 

田んぼの北側の畑です。

 こちらの畑は以前お米づくりをされていた場所で
近隣の田とゆるやかな棚田になっており、
お米の時期には隣の田からの水も流れ込み、
時には排水が難しいこともあるそうです。

里芋・クワイ・蓮・スイレンなどにはふさわしく、
トマトなどは根を損ねやすく影響があることも。
ピーマン・ナス・キュウリ・雑穀などは元気に育ち、
作付け内容に配慮され支障なく栽培されておられるようです。

カボチャ、冬瓜などもこの場所で育っていましたが、
高畝はもちろんのこと、鞍を直径約70㎝と幅広く作られ
対応されておられました。

温床もこの畑の南端に作られています。
この時期の溝の水は前日の雨の影響もあるとか。

最近はお花畑もふえ、ご年齢にあった内容と
 添い応じられる在り方を見せて頂いています。 

トマトを栽培された畝にはチンゲン菜と小松菜です。
手前が玉葱の苗床です。 ↑

チンゲン菜 小松菜  かつお菜

白菜の苗床です。↓

 

 

こちらは里芋の畝です。↑ ↓

川口さんの畑ではスペースに余裕があるので、
里芋は掘り上げて収穫をされず
保温になるよう周囲に土を盛り
召し上がられる時に掘っていただかれるそうです。

茎も食べれるのだそうです。 

スコップで掘り上げるところを見せていただきました。 

豊かな自然農の畝で
本来の美味しさたっぷりの里芋です。 

土を落として乾燥させ貯蔵することもできます。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

さて、こちらは果樹 野菜 お花を育てておられる畑です。
柿の木の足元には、からし菜を蒔かれています。
チューリップ、桔梗、彼岸花も季節には花を咲かせるそうです。
↓ レモングラスも寒くなってきたら霜除けをされるとのこと。


こちらは、お花の畝だそうです。
柴桜 ヒヤシンス クロッカス 芍薬 牡丹 など。
こぼれ種の大根も育っていますね。


こんもりとした淡い緑は、人参によく似た葉をしたお花で、
白い花を咲かせるそうです。

近年、川口さんの畑では鳥たちがお野菜を食べに来ることがよくあるそうです。 

春菊とサニーレタスの畝です。↑

サニーレタスは、発芽が思わしくなかったので
二回目を蒔かれたとのこと。

モロヘイヤ、種とりができそうですね。↓

種をつけているニラ。↓
ニラは株で大きくなりますが、
今回、種を少しいただきましたので蒔いて育ててみたいです。

 

エンドウの畝です。
↓ こちらに三列に種を降ろされています。

可愛い芽がのぞいていました。↓

こちらの畝はさつまいもの収穫後だそうです。↓

大根の点蒔きです。↓

人参ですね。↓

ニンニクです。↓ 


ニンニクのお隣には山芋が・・。
畝にはたっぷりと刈られた笹が置かれています。
山芋は山で育つものなので、
畑の笹などを巡らせると豊かに育つのだそうです。   ↓

去年の夏キャベツです。↓
小鳥に食べられたり、草に埋もれたり、
梅雨時には葉っぱが全部なくなり茎だけになったそうですが、
芯から新しい葉が出ています。

瑞々しいですね。

畑の畝に貝殻が・・。

「野菜くず、果物の皮 漢方生薬の煎じかす、貝類は田畑に巡らせています。
無機質の貝は植物を強くしてくれるカルシウムが豊富ですね。
その他の生ごみは養分過多になるので、巡らせていません。」
とのことです。

ゆっくりと分解して巡る貝類、
海のいのちが畑で野菜を強くする。
なるほどなぁ・・・と思いました。


花を咲かせる木々も静かな冬の営みです。
ムクゲ、ライラック、皇帝ダリア、など。
足元には 菖蒲 アヤメ グラジオラス シャクナゲ スイセンなど 
美しく咲き誇る季節を待っています。


こちらの二本の木は、鳥が運んできた種で大きくなったそうです。
向って右側は落葉樹で、その枝は畑で使う支柱に使われます。↑

畑をご案内してくださる川口さん。

 

こちらの畑は一反一畝、 
果樹も草木も花々もお野菜もそれぞれにふさわしい空間で
いのちを輝かせています。 

落葉樹の木の下にフキです。
フキは冬に一旦枯れて春にフキノトウの花が咲き、
それがまた一旦枯れて同じ茎のところにフキがどんどんでてくるのです。

こちらは同じく樹の下に葉物です。 

 

今年は少し成長が遅めだそうです。12/1 

  

同じく樹の下に大根のばらまきです。↓

いきいきとした大根が芽を出している果樹園、
鮮やかに色づいたミカンが目に入りました。

「一番黄色く色づいているのを一つ採って食べましょう。」と川口さんに言われて
足元の大根を踏まないように木の下に・・。

  

瑞々しくて美味しい~。

すっぱいものはあまり召し上がられない川口さんですが、
この日は美味しそうにいただかれていました。

 

ミカンの木の足元は、大根と牧草の絨毯。
このやわらかな大地の営みと色づいた実
冬の光をうけて輝いています。
なんだか歌いたくなるような、朗らかな光景です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自然農は、耕さず 
農薬・肥料・除草剤・大きな機械などを持ちこまず、
全てのいのちと共に 美しく豊かな地球の舞台で
自然に沿って手作業で栽培する農です。

今年は春 初夏 夏 初秋 秋 初冬
川口さんの田畑をお訪ねすることができました。
たくさんの感動と学びをいただき
楽しく心をはずませました。
心より感謝申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブログをご覧いただいています皆様
いつもありがとうございます。
これからも美しい自然農の世界を
ご案内してゆけたらと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。
八木真由美

 



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川口由一さん インタビュー 「宇宙の創造 人の創造」第三話 人生の全う

2017年12月25日 | 自然農川口由一の世界


絶対界に立ち 大いなる働きをし 喜びの日々を生きるに必要な男女の出逢い~人生の全う~ 
「宇宙の創造 人の創造 ③」インタビュー2017.10

 

八木 前回のインタビューでは、宇宙の創造 人の創造の第二話として「いのちの誕生の瞬間」についてお話しいただきました。人の人生において男女が出逢い結婚し次のいのちを授かり育てることは尊いことですが、今回はさらに男女の出逢いの意義について思われることをお話しいただけますでしょうか。
 

川口 う~ん、大事なことやなぁ。百年前後の一生をいかに全うできるかどうか、人としていかに幸せに喜びの人生を生きることができるかに関わる重要なことやねえ。その為にも男性は男性として女性は女性として全うできるかどうかが本当に大事なことになりますね。
 

 私たち人という生き物もある時この宇宙に生まれてきたのですね。人類の親は人類ではなかったのです。47億年前の地球の誕生からすればつい最近ですが、新人は数十万年、猿人は数百万年くらい前に生まれてきたのですね。その際男性と女性に産み分けられていた。すごいね。同じ人であって同時に男女の別のある生物としての誕生だった。ゆえに次のいのちをつくるのは男女が出逢わないと、そして男女が交わらないと産みつくれない。地球上に自然に生まれてきた人類ですが、その後は自分たちで産み育てていきなさいというわけですね。すべての生物がそのようになっていますね。人もそんな生物であるゆえに男女は自ずから引き合うことにもなるのですね。

 
 すべてのいのちは次のいのちをつくることのできる生物として自ずからの誕生でありますが、この自然界生命界は無目的に生まれたのですね。自然に生まれてきているのです。宇宙に誕生するものすべてがそうであり、人間もそうなんです。無目的にです。もちろんやがてかならずの死滅も無目的にです。なのに過不足なき完全体として誕生してきているのです。すごいですね。人間の場合は男女に産み分けられての完全体です。またまたすごい。お米なんかは一粒のところに雌しべと雄しべがそろっている。ある生物は雌しべと雄しべが別の場合もある。人間の場合も別なんですね。そしていずれも過不足なき完全体としての誕生です。この完全体としての存在であり営みの性質の一つである次のいのちをつくることにおいては、すべての生物自ずからの営みとしてのことであって、人間も同じです。

 
 ところで、次のいのちをつくるということ以上に男女の出逢いは大切で重要なるものであり必要とすることです。いのち自ずから必要としています。子どもをつくるためだけではなくて、男女夫々が我が人生を全うするに欠かせないことであります。もちろん私たち人間の社会を構築してゆくうえにおいても欠かせません。ゆえに引き合うのですね。男女の出逢いは男として女としてのそれぞれの性を生きることと同時に、人として生きて全うするに必要なことなのですね。男女の出逢いは夫々が人間性を養い立派に成長するに欠かせないことともなります。お互いに愛おしみあって相手を大切に大切に尊重して生かし合い育て合い、育ち合うことはそれぞれの人生を豊かに全うさせてくれるのですね。心からも、魂からも、肉体からもお互いに愛おしみ合う、接する、交わる、大切にしあう、共に生きる、そのことによってその時その時を全うすることができる、育つことができる、大いに人としての智恵と能力が湧き出で発揮し働きを成すことができる。意味のある、意義深い人生を全うすることができる。そうなるのですね、人という生き物は。 


 男女の出逢いは別の生き物として誕生してきた人間の基本となる生き方になります。出逢った男女それぞれが相手を大切にしながら愛おしみながら心も身体も一つにして子どもをつくる、そして子どもを育てる。さらに100年前後の人生の全うにおいて、精神から、心から、霊魂魂魄から、肉体から大切にしあう、尊重し合う、尊敬し合う、愛おしみ合う、愛し合う、求め合い与え合う素直で誠実な心身からの交わりの営みを大切にしあうことによって今を喜びのうちに生きることになる。その結果、大いなる人としての智力能力が働き、優れたものを創造してゆくことができる。そうした日々が人生を全うするに欠かせないことになる。喜びの今、今、今、平安の今、心身安定の今になる。そうした心身の交わりを深め極めることによって湧きいで生まれ出る喜びは明日へのかけがえのない糧になる、意欲になる、希望になる、と同時にその喜びは生きている意味と意義ともなり大きく人として育ち成長してゆくことにもなる。交わってこの肉体と精神一つとなって全存在から、存在の根底から深く深く感得、感入する、喜ぶ、極まる、安定する、深くより自己実現する、存在に納得する、そのことが生きていることの意味にも意義にも繋がり、それがそのまま成長に繋がる、さらに絶対界に立つことになる。宇宙を得ること、宇宙を観ること、宇宙を体得することになる。


 相対界を超えて男女の別を超えて一体の営みをする中で極まった時には、絶対界に至っているのですね、相対する男と女が相対を超えて絶対に至る。絶対の境地に入る。時の流れを超え、自他の別を超え、遠近、大少、貧富の別など、相対する世界を超え別なき絶対の世界に至る。無始無終なる永遠の宇宙に至る。極まって絶対の境地を得ることによって絶対界が観える、絶対なる宇宙が観える、絶対の境地を体得する。大きく成人する。宇宙人となる。愛し合う男と女が一つとなって生きることによって人は人として大いなる全き人に大きく成人する。男女が尊重しあい尊敬しあい愛おしみあい成人することによって宇宙がどうなっているのか、いのちの世界がどうなっているのか、そして人類はどんな存在なのか、宇宙における人類の分を、さらに自分の分をも悟り人間の運命をも識っていくことになる。100年前後の生の期間のあること、やがて死に運ばれることの事実がわかり受け容れられるようになる。この悟り知るに欠かせない宇宙の実相実体を見極め真実と真理を知るに必要な智力能力がしっかりと働くようになる。そして大切な高い絶対の境地を得ることになるのですね。


 人は絶対の境地に至ることなく相対の境地にとどまっていると他と相対的になる。自他が相対する境地は他者と対立的となり争いともなる、他国と対立する、他国と戦争することになる・・・・。こうした不幸に陥らない為には絶対の境地の体得と人間性の成長が是非に必要です。
 

 
 真の幸福、真の平和に至るに欠かせない男女の出逢いです。男女が喜びの中で幸せの中で愛おしみ合いそれぞれの性を極め全うすることによって、優れた絶対の境地を体得することができる。あるいはその智力能力が大きく養われる。あるいは人として真にすぐれた人間に成長する。本当に大切な男女の身と心の交わりだなぁとつくづく思います。明日への糧になると同時に共に大きく育ってゆくのですね。誰しもが必要となる人生における全き人間性の成長に欠かせない男女の出逢いです。時を得て生き、年を重ね、青年期を生き、そうしてやがて壮年期、老年期に至れば誰しも人としての役目務め使命天命があります。我が子を更に立派に育てないといけない、次の若者を立派に育てないといけない。その為には育てることのできる人間に、育てることのできる男性に、育てることのできる女性に必ず育たないといけない。男女が出逢い、和し、生きてゆくことによって人として大いなる働きを有した、すぐれた智力能力を養い育てた立派な大人に育ってゆくことができるのですね。
 

 それぞれそれぞれの我が道における分野で、政治の舞台で、教育の舞台で、芸術の舞台で、宗教の舞台で、医療の舞台で、経済の舞台で、農・林・漁の舞台で、衣食住の舞台で・・・。真に正しい働きを成す人に育ち、人間社会において正しく美しく立派に働きを成し、やがてはそれぞれそれぞれの分野で次の若者を立派に育てないといけないのですね。幸福に生きることのできる人間に育てないといけない大人としての役目があります。平和な社会を創っていくことのできる人に育てる智力能力は、優れた出逢いと相和し一体となって生きることによって養われるのですね。そのようにもつながり広がり実ることにもなりますね。ですから子どもを産みつくるのも大事なことですが、一生の全うに、あるいは大いなる働きをする人間に成長するに欠かすことのできない男女の出逢いであり交わりです。人生をそのように認識していないと、そのように位置づけしていないと、そのように生きないと、やはり一生を全うできないし、一人の人間として救われないし、しっかりとした仕事ができないし、優れた平和な人間社会を創造し建設していけないですね。


 なんと言っても事実は霊肉一体です。肉体も精神も美しくきれいな善なる人間に育たないといけないし、次の世代も育てないといけないですね。真に優れた人間としての一生の全うに欠かすことのできない男女の出逢いであり男女の交わりであり一体となっての営みであり日々の生活です。何においても、人としての成長においても生きがいにおいても喜びにおいても幸せにおいても、明日への糧を生み出すにおいても、生きている間は男性と女性が一体となって生きることが欠かすことのできない大事な大事な基本となります。そのように理解して、そのように認識して、そのように生きないといけないですね。そういう人という生き物なのです。本来は自ずからそうなるのです。僕はこうした人類に生まれてきて本当にしあわせだなぁとの思いが静かに湧き出でてきます。約78年間生きてきて、よろこびのなかで生きることができるようになっています。本当にうれしくありがたい今です。


八木 人生の全うにつながる大切なお話しをありがとうございました。



2017年10月
お話し 自然農実践家指導者 川口由一さん 
インタビュー 編集 八木真由美
写真 Tomoka.K

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然農たのしい稲作教室 四期 2017年 脱穀・籾摺り 

2017年12月24日 | 自然農稲作教室2017年

11月下旬 自然農稲作教室では脱穀籾摺りの実習をいたしました。
下の写真は稲刈り後 数日経過した頃です。↓

稲刈り後 約三週間天日に干し 乾燥したお米を脱穀いたします。
お天気が続いたよく晴れた日がいいですね。

稲の成長を見守りながら手作業で心をこめて育てました。
豊かな すこやかな うれしい実りです。

脱穀の日 能美さんと竹波さん♪

三年目の能美さんは「今年は一年目の倍の収量になりました。」とのこと。
結果が出てよかったですね。


足踏み式脱穀機 トウミ 箕 などを準備して
いよいよ脱穀作業です。

脱穀機を踏みながら稲束をしっかり持って籾を外しています。 

 

娘さんのお手伝いで軽快に作業が進む國井さん。

脱穀機にかけた後は、藁クズを除く作業です。
通しにかけてトウミでさらに籾の選別です。 

昔ながらの道具はとても優れていて感動します。
真剣にトウミをかける渡邉さん。 

みんなで協力してとりくむ収穫の実習は
和気あいあいと楽しいものです。

 

脱穀機は一人で作業もできますが、
 稲束を渡す人・隣で足踏みをする人の助けがあるとスムーズです。

この日の作業で一年間の稲作教室の実習は終了。
2017年 今年も10名の方々と共に過ごした自然農田。
この一枚の田んぼで豊かな時を重ねさせていただきました。

自然界は冬へとめぐり
また新しい年へといのちは続いてゆきます。 

さぁ、米袋に名前を書いてそれぞれに収穫した籾を入れます。
ずっしりと重みを感じる瞬間、満ち足りた喜びが胸に広がります。 

 

納屋に持ち帰り、最後に籾摺りをいたしました。
玄米になったつやつやふっくらのお米が、いよいよ食卓へ。

今年も無事にお米づくりが完結いたしました。
毎年のことながら 感慨深いです。

初めての農作業 初めてのお米作りの方々も
美しく豊かな実りを手にされることができました。
ほんとうにうれしいです。

自然農稲作教室 2017年 四期のみなさま 
ありがとうございました。

八木真由美 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小春日和 12/15 自然農お米づくり 我が家の脱穀が終わりました。

2017年12月16日 | 自然農 岡山 稲 

12月に入り 岡山南部でも冬型の天候が続いていましたが、
昨日は穏やかな晴天に恵まれ、もう少し残っていたお米の脱穀にいそしみました。
よく乾燥していますので籾がパラパラと軽快に飛んでゆきます。
丸くてぷっくりとした籾にふれると愛おしくなりますね。

収穫量は、私ひとり分で換算すると自給率150%くらいでしょうか。
今年も自然界のめぐみをいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

稲刈り後、11/20 田んぼの一角に大麦を点蒔きしました。
蒔き時が少し遅くなったこともあり芽が出るのもゆっくりでしたが、
可愛い姿を見せてくれました。

朝、畦道を歩くと霜が降りてこんなにもきれいな世界が・・。
真冬の厳しい寒さのなかで色鮮やかに生きるいのちたちです。
自然農に携わるようになり草草や虫たちとの会話も増え、
豊かな日々 喜びの日々となっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心のこもった贈りもの 麻の力

2017年12月11日 | うれしかったこと

麻でつくられたお守りをいただきました。
可愛く美しく清らかなエネルギーですね。
 来年にむけて心あたたかく希望が内からあふれてくるようです。


『確かな歩み』『調和』『楽しい旅』『無事に帰る』という願いを感じます。
交通安全のお守りとしても大切に身につけさせていただきたいと思います。
慶子さん ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然農 大豆 小豆 ささげ まあるいいのち

2017年12月09日 | 自然農 岡山 畑

今年も自然農田の畦で大豆を育てました。
田植えの頃に種豆を降ろし
たまに足元の草刈をするだけですが、
まあるくて健やかな豆が収穫できました。 

黒大豆は2.8㎏ほど、白大豆は700gほどでした。
さっそく煮豆にしていただきましたが、
収穫したばかりの豆はやわらかくてとっても美味しいのです。
味付けなどしなくてもいいくらい。 

 

自然農田の畔では小豆も少し育ててみました。(左)
畑にはささげ(真ん中)の種をほんの数粒降ろしましたが、
つるありの品種だと気づかずほおっておいたなら
イチジクの木に登りつるを絡ませ実をつけました。
小豆とささげの両方で1.8㎏ほど。
お赤飯 豆ごはん おぜんざい・・
ささやかですが、ありがたくいただきます。

 

今年はなんだか冬が早いような・・、
風がつよく寒い日に大豆を納屋の軒下に持ち帰り
ござを広げて鞘から豆を外し選別しました。
そして豆の木は田んぼに還したのですが、
すっかり枯れた姿も実に美しいのでした。

さて、来週は我が家のお米の脱穀です。
娘たちも足踏み式の脱穀機を踏んでくれるそうです。
お日様ぽかぽか小春日和になるといいな・・。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇宙からのおくりもの たね 

2017年12月03日 | うれしかったこと

ヘチマをいただきました。
自然農で栽培されたものです。
とても美しいタワシになっています。
お風呂で、お台所で、
今から楽しみでなりません。

ヘチマの中には種も入っていました。
来年こそは育てたいと思います。
とてもうれしいです。

この美しいヘチマをくださったのは、
自然農の大大大先輩で指導者の川口由一さんです。
来年は畑で育て ヘチマ水も採れるかもしれません。
うまく育ったら今度はみなさんに種をお分けできます。

種はいのち
宇宙からのおくりもの
よろこびのせて旅をする
すこやかにすこやかに
星のめぐりとともに。♪


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする