君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

咲き咲きて

2012年04月29日 | 咲き咲きて

 

うれしいです。

今年もつつじが咲きました。

この季節のわずかなひとときですが、

静かに華やかに いのちを薫らせています。

 

もう、80年は咲いているでしょう・・・、

私が生まれるずっと前から、ここで・・・。

なんだか神様のようだなと思います。

見守ってくれているように思います。

 

 

毎年、うれしくて写真を写します。

それで、「今年が今までで最高だね・・・」ってつぶやきます。

つつじは「そう・・。」って静かに言います。

こんなに華やかですが、おしゃべりではないようです・・。

 

でも、今年はこんなふうに聞こえました。

「写真もうれしいけれど、もっとお話ししましょう。」って。

ああ、うれしいなと思いました。

 

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あまつちひと『自然農のつどい』四月・後記

2012年04月25日 | あまつちひと自然農のつどい

 

 

 

 

自然農のつどいが開かれる吉備中央町は、岡山県のほぼ真ん中に位置する自然豊かな山あいの地。

岡山、倉敷から車で一時間ばかり北へ走ると、山々の緑に抱かれて心も体もリラックスしてくるのがわかります。

足元にはタンポポ、れんげ、つくし・・・・、かわいらしい草花たちも春をうたっているようです。

毎月の定例会は、その地で自然農の農家を営まれておられる大北農園さんの田畑の一画を

実習田畑におかりして行われます。

「耕さず、草草や虫たちと一つ営みの中で、持ち込まず持ち出さず」

お米とお野菜を育てる学びを中心に、楽しく集っています。

 

 

午前中はお米のモミまきです。 

昨年と同様に一畝の実習田に、「あけぼの」と古代米の「黒米」を育てることにいたします。

田の広さとモミの量を計算いたしまして、1.2m×2mの苗床にモミを約0.6合準備いたしました。

 

 

 

水に浮かしてモミの選別です。

沈んだモミをざるにあげて、乾かしているところです。

 

 

モミを降ろして、覆土をしています。

冬の間に準備しておいた土がさらさらと気持ちよくモミを覆います。

 

 

さらにふんわりと草で覆い、鳥よけの笹の枝をアーチのようにいたしました。

ぐるりに糸を張りめぐらし、周囲にもぐらよけの溝を掘って完成です。

田んぼや野山にある土、草、枯れ木などで居心地の良い苗床ができました。

毎年のことですが、喜ばしく神聖な気持ちになります。

 

下の写真は田んぼ全体の様子です。

耕さない自然農の田は、一年中ふかふかとしています。

その営みを観ていますと、耕す必要がないことがよくわかります。

自然界は自ずから然らしむる豊かないとなみをしていますので、

過去のいとなみを耕さず、そのまま歴史を重ねてゆきます。

 

 

そして、冬草と夏草がゆったりと交代をするなかで、

お米がすこやかに育ちます。

  

 

小さな草花の可憐な姿にも心ひかれます。

もしも わたしが親指姫だったら・・、

こんなお花のお家で暮らしてみたいわ~と思います。

 

さて、午後からは畑での学びです。

 

 

先月に種まきをした畝を見学いたしました。

かわいらしい芽が出そろっています。

葉物やごぼうなどです。

その他にも、たまねぎ・エンドウ・ソラマメ・いちごなどの

見学と周囲の草刈りを少しだけいたしました。

 

      

 

  

 

 かぼちゃの種を降ろし、トマトの苗を植えて、夏への想いをふくらませました。 

みなさん、「見て、感じて、体験して」一つ一つの作業を確かなものとされておられます。

 

                        

 

 

次回は5月19日土曜日、風薫る新緑の季節になります。

詳細はこちらをご覧くださいませ。

 http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

 

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山桜とライア

2012年04月24日 | ライアのひびき レッスンで想うことなど

 

桜花とライアはよく似合う。

 

あこがれの山桜の木の下で、

ゆったりとした時につつまれて、

讃美歌の旋律を そっと風にのせれば

鳥たちのさえずりとも ひとつになるよ。 

 

花びらも ふわり舞いおりて  

やさしいしらべ 歌ってる。

 

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うぐいす (安房直子・文 南塚直子・絵)

2012年04月20日 | 光あふれる日々に。

 

うぐいすの声がきこえてきます。

澄みきった声です。

そのひと声ひと声に 

心がこもっているように思います。

 

目をとじて、鳥たちの声にだけ 心をあわせていますと、

うつくしいしらべ かさなりあって さえずりかわしていることに

感動します。

 

山からおりてきて すぐ近くでさえずっているのかな・・、

ほかの鳥たちの羽音も きこえてきます。

ああ、まるで森の中にいるようです。

 

鳥たちのさえずりに 心をあわせていますと、

美しい声で 心をこめて いつもきれいなことばで話したいなと思います。

この星の美しいハーモニーの その仲間に入れてもらえるようになりたいわ・・・、

と、思わずにはいられません。

 

そして、この季節になると安房直子さんの「うぐいす」の絵本をひらきます。

野ばらがにおう春の月夜にはじまる物語。

歌が上手な可愛らしいうぐいすさんのお話です。

文も絵も優しさでいっぱい、大好きな絵本の一冊です。

うぐいすさんたちの声をききながら、ページをひらくといいですね。

 

 

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山桜と般若心経

2012年04月16日 | 宇宙と潜在意識

 

ふたたび、みたび・・、

山のふもとの桜の木に会いに出かけています。

可憐に舞うソメイヨシノのとなりに、

さらに大空に 気高く咲きにおう山桜、

時空を得て、この時この空に 

静寂のかおり放ちながら、

光の花を咲かせ 

清らなしらべたおやかに 

宙とうたっているようにもみえます。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは真言宗のお寺の境内。

娘とふたりで会いに来ました。

ムクちゃんのお散歩・山コースの近くですが、

今日は桜ひとすじです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このやわらかな下草。

草花を踏まないように、

それはもうそっとそっと、

身体を浮かせるようにして、

山桜の足元にふんわりと佇ませていただきました。

 

言葉にあらわせれないほどの世界というのでしょうか・・・。

山桜の呼吸のなかにいながらにして、

そのお花を愛でさせていただく

不思議な感覚。

 

そしてもっともっと大きなものにつながってゆくような、

それは山桜の木がつながっている宇宙・・・。

そのような感じもしてきます。 

   

今年の春はいつもよりずっと、桜の木とお話をしたくてなりません。

大好きな人に会うように、桜に会いに出かけます。

この山のふもとの数本の桜の木は身近なこともあり、お話がはずみます。

 

宇宙・自然界のしらべは、わたしにとって一番のお手本・・・、

今まで以上に確かに、そう思われるのです。

    

 時を経て、

無意識の領域にあったものがふわりと表にあらわれ、

これまでの流れが一瞬にしてわかってしまうことがありますね。

今日の私は、少しだけそのような感覚を味わっています。 

 

12年も前のことです。

般若心経を夢の中で伝授していただくことがありました。

それだけでも不思議ではありますが、

目が覚めて、はじめて般若心経をひらき、

ピアノにむかうと周りの時空にすでに音楽が在る・・

ということがわかりました。

 

音を観ている感じです。

そして、そのままに奏でる、という体験でした。

 

両手の指も完成された曲を知っているような感じです。

メロディーを紡ぎはじめると、

最後のフレーズまでひといきに、

一音の手直しをすることなく・・・・。

途中で転調が二回あるのもすぐにわかりました。

 

こうしてわずかな時間に生まれてきたメロディーですが、

奏でるたびによろこびにあふれます。

そして、だれかが一緒に歌ってくれている・・・

そのような気持ちがするのです。

あたりを見渡しますが、

目に見えるというわけではないので、

天使さんたちかな・・・と。

 

夢の中では高僧のようなお方が、

一対一で向かい合って「伝授しますよ。」

という雰囲気でした。

全文を教わった後、

額と額をくっつけてくださって終了。

では、そのお方なのでしょうか。

直感的にはそうではないように感じます。

 

では、どなた・・・?

今日はその答えがわかった、

と思いました。

 

あの時、奏でてくれたのは、

それからずっとずっと一緒に歌ってくれているのは、

そうです、山桜・・・。 


きっとそうです。

B♭majorで始まるあの感覚は、

桜の精のささやきにも思えます。

 

生まれてきた曲を楽譜に書きおこして

山桜の絵を貼りました。

水色の空に光る山桜です。

 

どのような時にも喜びの中で生きていくようにと・・・、

幼い頃から見守ってくれているあの山桜の木が授けてくれたのでしょう。

 

このような話をすると、

以前でしたら

「まゆみさん、ファンタジーの世界だね。」

なんて言われたかもしれません。

 

それがいつのまにか

「すてきね、きっとそうね。」

と、言ってくださる方が周りにふえていることも

うれしいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにもかも いのちの世界の いのちのできごと・・・・、

しあわせな桜の季節を過ごしています。

 

 

 

 

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あまつちひと『自然農のつどい』四月定例会のお知らせ 

2012年04月14日 | あまつちひと自然農のつどい

 

あまつちひと 『自然農のつどい』 四月定例会のご案内です。

 岡山県加賀郡吉備中央町にて。

      

                  大北農園さんの春                           畑での学び

 

自然農の大切な基本は『耕さず、虫や草を敵とせず、持ち込まず持ち出さず』の三つです。
豊かな自然に抱かれ、手作業で楽しみます。 

自然農を営まれる大北農園さんの農園の一画を実習田畑におかりして、お米・お野菜を育てる学びを中心にしています。

・自然農って何?  ・自然農の田畑を見学してみたい  ・自然農の栽培方法を知りたい。
・自然農の実践をしている人のお話しを聞きたい。 ・自然農で自給自足をめざしている  ・自然農の専業農家をめざしている
・心身ともに真に健やかな生き方を求めている。・自然の理に沿った暮らしを始めたい。
 
そのような想いの方々とご一緒に、自然農の世界を楽しみ学び深めることができたらと願っています。
どうぞ、気楽にご参加ください。
      
 
☆今月の内容☆
     
午前 春の田んぼについて、苗床つくり、もみまき。
午後 畑の見学、夏野菜の種おろし。

2012年4月21日(土)  10:00~17:00   雨天決行

場所  大北農園    岡山県加賀郡吉備中央町下土井 (お申し込みの方には詳しい地図を送らせていただきます。)

参加費  500円 (おやつ付き)

持ち物  弁当・飲み物・雨具・軍手・帽子・長靴 (昼食は近くのふれあいセンターにていただきます。)
 
参加申し込み    
大北農園T/F 0867-35-1125    大北麻美子090-8246-6768

呼びかけ人     
自然農を生業とされる大北一哉さん麻美子さん、
赤目自然農塾卒業生の中村瞳さん、
自然農学びの会おかやまの八木真由美です。
 
一年間の日程はこちらに掲載しております。
                          
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山のふもとの桜の木

2012年04月11日 | 咲き咲きて

 

満月がのぼる東の山のふもとに、美しい桜の木があります。

春風にさそわれて、会いに行きました。

子どものころに遊んだなつかしいところです・・・。

桜の木はゆったりと枝をひろげて、

見上げると 空はふんわり一面の桜色。

足元には緑の草草が茂り 薄紫の花もすてきな彩り。

自然界の一体の営みのなかで、なんと豊かなことでしょう。

 桜の木は水色の空と似合いますね。

どちらもやさしい色合いで、ふんわりと広がっています。

桜の花は光の精、「真善美」の光を静かに放っているようです。

また会いに行きましょう・・・、一年に一度のこの時ですから。

 

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緑ジュース+菜の花

2012年04月07日 | 美味しいね

 

フェイスブックにお友だちが、手作りスムージーのお写真を載せておられました。

菜の花、ブロッコリー、バナナ、リンゴ、豆乳が材料とのことで、かねてから大好きな緑ジュースに色合いがそっくり。

すぐに作ってみようと思いました。 材料はお家にあるもので、菜の花、シソ、バナナ、パイン、牛乳になりました。

菜の花は黄色いお花が咲く前の蕾み菜です。自然農の畑でとれた新鮮な蕾み菜と、果物をあわせたジュース・・・、

想像以上に美味しかったです。

 

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天然酵母のパン屋さん

2012年04月06日 | 美味しいね

 

パンdeスマイルという天然酵母のパン屋さんが、近くにオープンして一年半くらいでしょうか・・・。

 

ほのかな甘み、一つ一つの存在感、材料も吟味されています。

食パンも酵母のかおり豊かに、しっとりとした重みがあって、生地そのものの味わいが深くて気に入っています。

写真はりんご、さつまいも、などが入った天然酵母パン。

人気の食パンとこちらは、我家の定番です。

 

 

 

先日、初めてカレーパンをいただきました。 う~ん、美味しい~。

いろんな美味しさにふれたくなって、思わずトレーにのせました。

そして、もちろん想像以上にハートマークです。

それから最近ではシンプルなサンドイッチやガトーショコラをいただきました。

 新作のパンも時々登場します。

 

 

天然酵母のパンがやさしい表情で並ぶ横には、サンドイッチやピザも置かれています。

手作りで必要な分だけを作る・・という姿勢もいいなぁと思います。

 

いつもお店に一歩入ると、しあわせな気持ちがふんわりと広がります。

 

 

         

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春の息吹

2012年04月05日 | 咲き咲きて

 

春の嵐が吹き渡り・・、舞い上がる・・。

冬のあいだに積もっていたものを脱ぎ去るようにと、背中を押されているように思います。

風の音に少しドキドキしながらも完全絶妙な自然界と一体になって、今、春の息吹とともに目をさます時なのでしょうね。

 

 

 

道の向こうに木蓮の木が三本並んでいます。

そのうちの一本が満開です。

白い花が光のように揺れ、青空に映えてとてもとても美しいです。

 

 

ムクも光っています。

おひさまをあびて、今日もすこやかです。

いつも好奇心いっぱいに、川のほとり、草むら、田んぼ、山道、

「帰ろう」って言っても、お散歩コースはどこまでも・・・。

モクレンの木の下で何か見つけたのかな・・・。

 

        

 

木瓜のお花、光につつまれて春の色。

初々しく清らかに咲いています。

嵐や大雨にうちひしがれることもなく、

一途に咲く花たち、ほんとうに美しいです。

 

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花の季節にルン♪ラララン

2012年04月03日 | 光あふれる日々に。

 

「今年は桜がゆっくりしていますね。」

最寄りの駅からタクシーに乗ると、運転手さんが待ち遠しそうに言われます。

そういえば丘の上の一面の桜たちも、その先の桜並木の通りも、

まだまだつぼみのまま天からの合図を待っているようです。

「桜の季節のお仕事は楽しいですか?」とおたずねしましたら

「それはもう楽しいですよ、車を走らせながらね、ここも咲いた、あっちも咲いた、って思いながら運転してますよ。

お弁当を持ってお花見したくなりますけどね~。」

とうれしそうです。

この季節は、だれの心にもふんわりと光のお花が咲くのでしょう。

 

タクシーをおりると

「わぁ~、きれい。咲いてる~。」

と、かけだす娘が見つけたのは可愛らしい木瓜のお花。

「桜もきれいだけれど、わたしこのお花も大好き。」と

心はずませています。

そのすがたは小さな木瓜のお花のつぼみのようです。

花の季節 まわりまわる光のしらべ 

光の子どもたちの 清らかなしらべ。

奏でているのは、宇宙自然界のいとなみです。

 

 

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桜の季節にいざなわれて

2012年04月02日 | 光あふれる日々に。

 

「時はいのちです。かけがえのない人生を、あなたがあなたの主人公として自らの意志で選択できるよう育ち、他のせいにすることなく、あなたのいるところで見事に咲いたらいいのですよ。・・・」新入学生にむけての渡辺和子先生のお言葉に深くうなづきながら、真の自立へ向けて自分の足で歩んでゆく、いよいよその始まりであることを思いました。学び舎の桜はまだ可愛らしいつぼみでしたが、もうすぐ「ようこそ」の光をやわらかにふりまいてくれることでしょう。桜の季節、光のとびらをあけて軽やかに、そしてすばらしい先人の教えに抱かれるこの星の子どもたち・・。 娘の入学式の日に。

 

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