君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農稲作教室2020年 みなさんの感想

2020年12月26日 | 自然農稲作教室2020年

自然農稲作教室 2020年

一年間、自然に沿って手作業で

お米づくりにとりくまれたみなさんの感想です。

2020.12.13

 

 

この一年で大きな心の変化があったと感じます。最初は自給自足に憧れて、今の社会が嫌で、私はこの自然農のスキルを身に着けてやるんだ‼と鼻息荒く意気込んでいました。でも私が想像したよりも、自然・土・風・水、この宇宙というのは大きくて、めぐっていて、色んなことを受容していると感じました。そのめぐりの中にそっと寄り添うのが自然農なのかもと思います。正解や間違いがあるのではなく、ただ田畑には理がどーんとあるんだ、そんな気がしています。来季も参加させてもらいますが、このいのちのめぐりに想いをはせて、感謝しながら、お米作りができればと思います。本当に豊かな一年でした。ありがとうございます。Mさん

 

 

◎稲刈りの日にみんなで協力して(手伝ってもらって)、稲刈ったり、束ねたり、稲木を立てたりする作業がとてもスムーズに魔法のように、流れるようでめちゃめちゃ楽しかったです。真由美さんの先導のもと、皆が楽しく共同作業できるというのを体験できて、とっても大切な思い出となりました。できたお米を食べた時に、田んぼで見た景色、カエルや虫たち、皆さんのことや、暑い日ざしのなかがんばったなぁ~とか、夫も送迎ありがとう、とか、いろんな情景や思いの豊さを感じられてとてもうれしかったし幸せだなと思いました。また食べるのが楽しみです。Nさん

 

 

◎自然農からたくさんのことを学ばせていただきました。自然界で私たちがどのように生きていけばよいのか?という問いの答えを知れた学び多き1年間になりました。真由美さんや一緒に学んだ仲間たちのおかげで楽しく喜びの多い時間を過ごすことができました。ありがとうございました。今後は学んだことをいかし、答えを生きていきたいと思います。Tさん

 

 

◎今期も自然農で学べたことを心から良かったと思います。昨年とはまた違う畝を経験する事で比較して多くを学ぶことが出来ました。環境が同じようでいて南側、北側では草や虫、稲の成長、またそれぞれの稲への向き合い方など様々な点で個性があります。それを見てどうなっていくかも、観察も、毎回すごく楽しみでした。何より、真由美さんと皆さんとできたことが一番の収穫です。新しい畑を開墾する体験もできました。いつか自分たちで田を持つことができたらという気持ちも強くなりました。「適期的確」という言葉や「自然に沿う」、それは毎日の暮らしにも言えることだなといつも思います。これからも自然な形で過ごすことを思い出して、またいつかやる日を楽しみにしようと思います。自然農に出会えたこと、仲間にとても感謝しています。本当にありがとうございます。Kさん

 

 

◎今年は自然農2年目で、1年目は夏場の草刈りがしんどくて腰が痛くなっていたのが、今年は大勢を変えることで身体に負担がかかりにくくなり去年より楽でした。除草剤をまけば雑草が枯れて手間がかからないと安易に考えてしまいがちですが、人間側が工夫することで農薬や肥料にも頼ることなく作物を育てられるとわかりました。良いことでも体に負担をかけすぎたり効率が悪すぎると続けていくのが困難なので、出来るだけ負担にならず楽しく作業をすることで、多くの人が自然農に取り組めると思います。Kさん

 

 

◎ 一年目には作業工程を追っていくのに精一杯でしんどかったけれど、今年は何のためにするのかが具体的にわかっていたので割と余裕をもってできました。また、外での実習が多く自然にふれあう機会がいっぱいなのも良かったです。夏の草刈りはしんどいですがその分学びも多く克服したいです。Nさん

 

 

◎自然農2年目、自分で種をまき、苗を育て、草を刈り、季節に任せ、稲の成長を観、稲を刈り、自然の力をかりて天日干し、脱穀、籾摺り、収穫をする。充実した一年だったと思うが、まだ目の前のことしかできていないので、3年目は心に余裕をもっていけたらと思う。Oさん

 

 

◎今年は三年目の稲作体験でした。少し慣れてきたせいかあっという間に過ぎ去った一年でした。雨が降らない過酷な環境下でも逞しく育つ稲たちに今回も感動させられました。気がつけば、月一度程度の稲作教室に来させてもらうことが私の生活の一部になっており、今後、米作りというものが生活の一部になればいいなと夢見ています。真由美さん、本当にありがとうございました。Yさん

 

 

◎稲作教室で3年間学んで、はじめのうちは「できていないこと」に目がいきがちだったけれど、だんだん自分でできないならば「周りの人にお願いする」とか「どうやったらできるかな?」「これはできなくてもよし!」など思えるようになりました。物事に対する見方も、自分のあり方が変化したなぁとしみじみ感じています。゛今に在る゛ということもだいぶできるようになり、自然とそういう状態であることも増えてきました。夏の暑い日の草刈りのこともすぐ忘れちゃうっていうのも「今」をちゃんと生きれているってことかな。! 全ては常に変化していて、私も変化することが好き!、自分だけずっと同じ場所や意識でいることは不自然だし、しんどい。‼ だって宇宙自然界は常に変化しているから。自然農の稲作って生き方そのものだなぁ、人生の学びがたくさんつまっているなぁと思います。自然農の稲作&仲間と出会えたことに感謝です。Sさん

 

 

◎稲作教室も4年目になりましたが、毎年違った喜びがあります。今年はコロナの影響で例年のようにみなさんと会話する機会が少なかったのですが、前回の脱穀・籾摺りの共同作業は本当に楽しくて幸せな時間でした。一年間の作業を振り返ると今年は見通しを持つことに加え余裕を感じながら取り組むことができ、年数を重ねるごとに成長しているのを実感できました。同じ作業なのに毎回新しい気づきがある自然農は一度はまるとやめられませんね。来年はどのような学びができるか今から楽しみです。一年間ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。Wさん

 

 

◎自然農と出会って7年目、あたり前のように季節が巡りあたり前のようにお米を手にできた喜びを味わうことができました。この節目はいつも感謝の気持ちがあふれます。コロナ禍にあって、日常がすごい勢いで変化していってもなお、変わらず受け入れてくれる大地。昨年、母が亡くなったことでより一層、受け入れる陰の力の尊さを実感しました。私自身の作業スタイルは反省=学びとして「依存」してしまったと感じる部分が大いにありました。大地は受けいれてくれるし自然はありのまま、だから「少し自分で考えること」に受け身でした。そこに気づけて良かったし学びでした。淡々と粛々とできたことは良かったことです。来年は残念ながら稲作とは離れてしまうけれど、この数年間の体に染み入った感覚、想いとともにいつかは・・と思います。ありがとうございました。Tさん

 

 

自然農稲作教室の

栽培方法の技術習得の根底にあるのは

朗らかな心で 大地に立ち

自然界生命界の自ずからの営みに

また、作物の性質に

沿い 応じ 従い 任せ

真にいのちを養うことのできる作物を

この身ひとつで育てる体験です。

それはいのちの世界を見つめ

今に在る体験でもあります。

 

 

時代が大きく変化している今

ほんとうの喜びに生きることができるよう

人類全体が真の幸せへと

大きく舵をきることができるよう

まず一人ひとりが 

素晴らしい宇宙生命界の

地球という美しい星に誕生した

我がいのちを全うするべく

目覚めた意識で

よろこびの人生を創造してゆけたらと

つよくつよく想い願っています。

 

八木真由美

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自然農稲作教室 稲刈り 脱穀 もみすり 麦まき

2020年12月22日 | 自然農稲作教室2020年

自然農稲作教室 稲刈り 麦の種降ろし 脱穀・籾摺り

晩秋、お米の収穫と麦の種降ろしをいたしました。

たのしい実習風景を写真でお届けいたします。

 

 

うららかな秋の光に美しい稲穂・・

一本植えした苗がしっかり分けつし、

健やかに育ちました。

(分けつ=茎をふやす)

 

稲刈りは、

ノコギリガマ一本あればOK。

刈り並べて、天日に干す作業です。

 


いのちいつくしみ 
光あふれる静寂へ

ゆたかなるとき 
今にかがやく

 


自然農は

自ずから然らしむる「いのちの世界」を

観つめ 感じ 自然の営みに

沿い 従い 応じ 任せる在り方を

基本にしています。

 

 

稲作教室のみなさんは

いつも素直に 謙虚に 自然界に立たれ

自然に沿う喜びとともに

恵みを手にされる方法技術を習得されています。

 

 

教室では、お一人0.4畝のスペースで

お米作りの実践をしていただいています。

(40㎡です)

 


田植えはゆったりと二日間かけて

稲刈りは、

刈って、束ねて、稲木を組んで、掛けてを

一日でいたします。



今年は夏の天候が厳しく

一か月以上、雨無しが続きました。

9月になりやっと雨の恵みをいただき

ほっといたしました。

その天候のせいか

収量は昨年より少なめでしたが

黄金色の稲穂の輝きにとともに

喜びの秋を迎えています。

 

また、周辺の慣行農法の田では

ウンカの被害も見られるようでしたが

自然農の稲に

ウンカの影響は全くありませんでした。

 

 

美しく束ねられた稲が並んでいます。

こうしている間も、天日に干しています。

 

 

稲木を組んで 干して 鳥よけヒモを張ると
稲刈り完了

 

さぁ、記念撮影です。

満面笑みの三人さん がんばりました。‼

小夜子さん 桃子さん 奈緒子さん

 

 

毎年、隣同士の畝の方で

稲木を組む共同作業をしていただきます。

 

岡竹さん 京子さん

自信作の天日干しになりましたね。

 

案山子と喜びを分かち合う

安井さん 加洲さん

美しい天日干しができました。

 

中川さん 渡邉さん

よい笑顔ですね。

一年間、楽しく真剣に実習されました。

 

 

ずっしりと稲の重みを感じますね。

いのちの世界の理にも関心の深いおふたりです。

哲雄さん 朋美さん

 

 

手作業での稲刈りは

身体も心も躍動する一日となりました。

 

共同作業のすばらしさも味わい

達成感いっぱいですね。

 

 

一枚の田で学びあうみなさんは

個々別々であり同時に一体

その境地で

存分に稲刈りを楽しまれたようですね。

 

 

後日 フォト 

秋空の下 光をうけて

風に吹かれ追熟する天日干しの稲です。

 

 

さて、稲刈りから一週間後の11/15

麦の種降ろしをいたしました。

 

 

黒大豆の足元に 

筋蒔き、ばら蒔きにて

小麦と大麦を蒔きました。

 

 

畑での麦栽培は初めての試みです。

まず種を降ろす部分の枯草をよけて

緑の冬草が生えていれば刈り

宿根草の根があれば除き

土を平らに鎮圧をします。

 

 

初めての試みですので

丁寧に種を降ろしていただきました。

 

 

隣の自然農田では天日干しのお米が

秋の日差しに輝いています。

 

 

こちらは私の畝の稲です。↑

稲刈り直前の晩生種の緑米やあけぼのです。

      ↓    ↑

 

子どもの頃から自然農に親しむ娘たちが ↓

ピクニック気分で稲刈りを手伝ってくれましたよ。

 

 

ふたりとも私のモンペをはいています。

 

 

みなさんの稲は約3週間ほど

天日に干しました。

 

 

そして、11月末 11/28  29は

自然農稲作教室の脱穀・籾摺りでした。

共同作業が楽しいこの実習は

2チームに分かれて行いました。

 

まずは、11/28  土曜日チームのみなさんです。

 

足踏み式の脱穀機で籾を外しています。

真剣ですね。‼

 

 

通しで籾を選別しています。 ↑

 

初めての自然農 

お米作り一年目の桃子さん 奈緒子さん

何もかも新鮮ですね。😊

↓     ↓

 

通しでざっと選別した籾を

唐箕にかけています。↓

 

 

光ふりそそぐなか

実習をされるみなさん

豊なよろこびの時ですね。

 

 

午後から

納屋の軒下でもみすりを始めた頃・・

空に虹がかかりました。

 

 

晩秋の空は雲の動きも早く

晴れ 曇り にわか小雨など

くるくる変化する空模様の一日

なんと虹の祝福が二度もありましたよ。

 

 

やっぱり田んぼで虹を見たい・・・・

ということで・・・・

しばし虹タイムです。

 

 

美しい自然界に抱かれて

美しい人たちのゆたかなひと時・・

そんなふうに私には映りました。

 

 

さぁ、二日目 11/29 

日曜日チームのみなさんの脱穀・籾摺りです。

今日もよいお天気でうれしいです。

 

 

晴れやかな気分満々で 実習が始まりました。

青い空に伸びやかな白い雲

みなさんを祝福しているように見えます。

 

 

唐箕で藁くずなどを飛ばしています。↑

右手と左手が別々のことをする唐箕がけ

好き~と言う人 苦手かも~と言う人

それぞれに、みなさん上手でした。

 

 

唐箕にかけたお米は米袋に入れて運びます。

 

 

チームワーク良く 作業が進みます。

 

 

稲束の渡し方も大切ですね。

脱穀にかけやすい向きで確実に手渡す・・など

相手の立場に立って工夫します。

 

 

脱穀機の踏み方も

強ければよいということではなく

機械と息をあわせて

そのリズムに沿って

軽やかにドラムを回して

稲穂の先が切れてしまわないように

籾だけがパラパラ外れると最高です。

 

 

脱穀機を踏んでいる人は

真剣に、集中され、運動量も多く

暑くなって上着を脱いでしまうほど・・・。

 

 

米袋に入れて運んだ籾を

納屋の軒下で籾摺り機にかけます。

玄米にする作業ですが

この作業も丁寧に、協力して行います。

 

 

摺りたての玄米です。

今年もありがたくうれしい収穫となりました。

 

 

稲刈り後に種を降ろした麦も

順調に育っています。

南部小麦

 

大麦のバイオレットです。

 

 

12/13   

一年の締めくくりの日には

実習田に籾殻と稲わらを還し

まだ畑に残していた黒大豆の収穫をいたしました。

一面藁がまかれた田んぼはとても美しく

すっかり冬支度ができました。

 

 

自ずから

いのち重ね めぐりゆく

豊かな自然界に生かされ生きる

その喜びを全身に感じながら

一年の終わりを迎えることができました。

 

ともに季節の風に吹かれながら

学び、語らい、実践の日々を

ご一緒してくださったみなさまに

心から感謝です。

 

八木真由美 2020.12.22

 

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ライアー 弾き語りとアレンジの楽しみ

2020年12月05日 | ライアのひびき レッスンで想うことなど

ライアーで弾き語りを楽しんでおられるSさん💗
今月はジブリの「世界の約束」を
すてきなお声で歌ってくださいました。
ピアノ譜をライアー用に自由にアレンジするのも
よい勉強になります。

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冬をむかえる季節に 蓮休寺さんへ

2020年12月04日 | 光あふれる日々に。

 

春は山桜 秋はイチョウがすばらしい

蓮休寺さんへお散歩に行きました。

 

 

初冬の光が清らかに

野山を照らし

私たちにも降り注いでいます。

 

 

 

山コースのプチお散歩はたいてい

家の近くのこの場所です。

 

 

イチョウの葉がすっかり落ちて

栗の実もたくさんころがっていました。

 

 

今年も最後の月 12月になりました。

今月は

まずは来週、自給用のお米の脱穀をして

緑米でお餅をつきたいです。

わりとはりきっていて

年内に三度くらいは

お餅つきをしたいと思っています。

ぁぁ~、楽しみです。

 

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