今年も田植えの季節になりました。
瑞々しい水のめぐみに大地うるおい・・、
吹き渡る風がいのちを呼び覚まします。
畔にはヒメジョオンが やさしく揺れていますよ・・。
6/14 稲作教室の田植えのはじまりです。
幼い苗たちの一人立ちの時です。
畝にヒモをひっぱり 40㎝×30㎝の間隔で丁寧に植えてゆきます。
楽しそうね、ピクニックみたいね~、 とご近所の方に言われ、
見渡せば 本当にそんな感じもいたします。
畝の周囲に掘っている溝に、水が入っている状態で田植えをいたします。
畝の上は水分を含んだスポンジ状で湿田です。
稲作教室二年目のともかさん・・・、
苗床から苗をクワで削り取り
苗箱に移す作業も板についていますね。
3~5㎝の土をつけたまま 苗箱に入れ・・・、
植える直前に 土付のまま一本にとり分けます。
伸びやかに根が広がるよう・・、
土をつよくまるめたり おさえすぎたりしないように・・・、
それでいて周囲と一体になるように植えてゆきます。
二年目の朋美さんは、 ↑ 一本一本やさしく丁寧に・・・、
を心がけての田植えだったそうです。
まっすぐな田植えヒモにそって
しっかりと一本一本 植えてゆかれ
0.4畝の広さを 二日間にわたって、
お一人で田植えを完了された森野さん。↑ ↓
休憩もとられながら ご自分に集中されている姿は
まわりの方々にもステキに映っていたのでは・・・。
片道二時間半の距離を通われています。
耕さず13年目の田は 草草や虫たちの年々の重なりで
亡骸の層がとても豊かになっています。
こちらの皆さんは 一畝の広さを四等分にされています。
真剣にそして和気あいあいと楽しそうですね。
耕さない自然農の田んぼでは、
外から肥料などを一切持ち込むことなくお米が育ちます。
もしも持ち込んだならば 不調和をおこし・・・・、
おそらく養分過多などで問題を招くことになることでしょう。
自然界は過不足なく おのずからしからしむるいのちの世界です。
一枚の田んぼで調和~完結です。
今年は末娘の万里奈がお友だちの亜柚ちゃんとペアーで
お米づくりに参加することになりました。
本人にとっては 小さい頃から身近にある自然農ですが、
一つの畝を受け持つのは初めてです。
自然の理にも 関心を深めつつ・・・・・、
楽しいお米づくりになるといいなぁと思います。