君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農稲作教室 2022年 みなさまの感想 ありがとうございます。

2023年02月08日 | 自然農稲作教室2022年
自然農稲作教室 2022年12月 
一年間通してお米づくりにご参加くださいましたみなさまの感想です。 
ありがとうございます。

◎お米が農薬や肥料なしで作れる自然農という方法があると知って、経験がない私でもやれるかなと思い参加しました。自然農の田んぼは、沢山の虫たち、草たちがそこで生きていて、のびのび楽しげに思えました。お米の苗とほかの草の違いに考え込んでみたり、いっぱい汗をかいて草刈りしたり、穂が茎の間から出てくるのに驚いたりと新しい経験を通して自分が少しずつ成長しているのも嬉しかったです。真由美先生や仲間のお話も心に残るものがあって、今を生きる、今に居ること、心に太陽を感じることなど、心のあり方も勉強になりました。ありがとうございました。Wさん


◎念願だった自分で食べるものを自分で作るということに取り組んで達成できたことに感謝しております。次の段階の希望として、自分でできる範囲で必要な量を知ること、もっと植物体・命としての稲の一生を毎日眺めて知りたいこと、知識経験とともに植物や環境と「対話」できていると思えるようになりたいです。今後2年間は家族の都合で自分のしたいことを優先できませんが、できる事を探し続けたいと思います。Iさん


◎一年間本当にありがとうございました。今年という年が私の人生においてとても大きな転換期であり、また素晴らしい一年であったといえる事の一つがこの自然農でした。期待と不安で始まった一年前がすごく昔の事のようにも、昨日のことのようにも思えます。真夏の草刈り、と言うか、水草に悩まされ続けたことも、きっとこれからの人生の中でその意味を見つけることができると確信しています。真由美さんはとてもチャーミングでおもしろくて、だけどすごく生命力あふれる人。そんな先生に自然農を学べた事はとても幸せな事でした。もちろん一年苦楽を共にしたみんなとの出会いにも感謝です。一年間学んだ自分の田んぼを離れることはとてもさみしいですが、来年からは自分の手で、教えていただいたことを思い出しながらがんばって作ろうと思います。本当に素晴らしい一年をありがとうございました。Eさん


◎いろいろな人達と出会えて楽しい時間が過ごせました。八木さんはいつも元気で明るく素敵でした。夏の草取りは非常に非常に大変でした。来年は学んだことを生かしていろいろ試して行けたら・・・。ありがとうございました。感謝。Mさん


◎新しい人との出会いの場に参加させていただき、有難うございました。技術的には苗床の作り方が今まで本では不明でしたが、疑問が解消しました。自然農に関心を持つ人が少しでも増えていくと良いですね。Yさん


◎今していることが、次に、その先につながっている。充実した日々でした。一年間お世話になりました。Sさん


◎あっという間の、そして私がこの世での人生を振り返る時が来た時、想い出される一年になることでしょう。Yさん


◎自然農の田畑を一年を通じて体験してみたく、参加させてもらいました。耕さない田畑はやさしさがあり、草や虫を敵としない田畑はあたたかみがあり、その場はとても心地よく、来るたびに癒されました。いつも良い気持ちで田畑に向かうよう心がけ、先生の教えをしっかりそのまま作業するようにしました。一つの作業もきちんと身につけたいと思いました。青大豆は少したおれてしまいましたが、支えをし、たくさん収穫できました。麦は思っていたより間隔をあけて種を降ろしましたが、今まで密だったなと思い、次はゆったり育てようと思いました。稲は一本でこんなにりっぱに育つのか、と自然農の力強さに出会えました。自分と田畑の自然界とのつながりをしっかりと感じ、自分の思い、心もち、精神が研ぎ澄まされる感覚がしました。これからも真剣に田畑と向かい合い生きていきたいと思います。一年間、とても貴重なかけがえのない時間でした。学びをしっかり、自分流にならず実践していたきいと思います。ありがとうございました。Mさん


◎二年目の自然農教室で、一年目より体力的にも楽に感じました。一日の作業に入る前に、その日の段取りを考えてから取り組むと、ある程度スムーズにできたように思います。水草が多く、今年はモグラの穴埋めも多かったですが、それぞれ対応して進めることができました。水草対策は来年の課題になることかと思います。仕事も含め、日々頭で考える事が多く、自然農で無心に作業できる時間はとても貴重なものでした。一年間、ありがとうございました。Kさん


◎終わりなく、始まりなく、絶え間なく変化していく中で、その営みに寄り添えるような農ができて、とても嬉しく思います。三年目で、それが言葉のみ頭のみで理解するのではなく、体感として腑に落ちたような感覚を持てて良かったなぁと思います。自らの意思を持ちながら、支配することなく、されることもなく、流れに添い、調和しながら、このいちのを全うしたいと思います。おそらくそれは、喜びに満ちたものだから。出会った人たちにも、喜びがあふれますように。Mさん


◎一年間、本当にありがとうございました。改めて、自然農から多くの学び気づきを得ることができました。今年は移住や仕事、日々の生活に追われていて、くじける気持ちを支えて下さったのは、先生をはじめご一緒に学んできた皆さんです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。田畑に立ち、自然農にふれている心地よさはこの上なく豊かで、太陽や自然のエネルギーを目いっぱい吸収して育ったご飯の美味しさはやはり格別でした。人生で一番の最高のお米に出会えたこと、心からうれしく思っています。Kさん


◎毎年この時期に振り返りをすると、あっという間の一年だったなぁと思います。昨年は草刈りが充実感をしっかり味わえて好きだったのですが、今年はテントでわいわい話をして過ごす時間がとても楽しくて幸せでした。自然農の米づくりを6年間経験させていただき、育てることの楽しさを味わうだけでなく、生かされていることへの感謝の気持ちを持つことができるようになりました。これからも農の生き方を大切にしていきたいです。素晴らしい学びをありがとうございました。Tさん



集合写真 7月
真夏の草刈り実習の日に。


みなさんの感想をこの今に
あらためて読ませていただき
感謝の気持ちでいっぱいです


自然農の世界に
それぞれに深くであわれ
かけがえのない時を
過ごされたことに
大きな喜びを感じております。

ともに田畑に立ち
いのちの営みをみつめ
時に手をやすめ
空を見上げ
草花と語らい
流れる汗をふきながら
労いあって過ごした
一年間でもありました。

美しい季節がめぐりめぐり、
過ぎゆく先で
ゆたかな恵みを手にされ
それらを大切にいただかれる
みなさんの姿は
光にあふれていました。

愛おしい出会い
愛おしいできごと
そのものです。

ともの学びを
ありがとうございました。
八木真由美



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自然農稲作教室 11月下旬 脱穀・籾摺り実習

2023年02月07日 | 自然農稲作教室2022年
自然農稲作教室 11月下旬
三週間の天日干しの後
いよいよ脱穀実習です。

お天気にも恵まれました。


真剣ですね。‼

軽快な足踏み式脱穀機の音が
のどかな田んぼにひびいています。



脱穀する人
稲束を渡す人
藁を運ぶ人
通しにかける人
唐箕がけをする人
チームワークを発揮して
手作業で楽しみます。



三年目の桃子さん
脱穀中に・・
「こっち向いて~」の声に
応じてくれました。😊


自然農は身体をつかいます。
こまやかな作業もありますし
脱穀のようにコツを習得して
慣れることも大切なことです。


唐箕掛けをして
籾付きで米袋に納めます。


大豆の脱穀もいたしました。
脱穀機ってすごいですね。


大豆も唐箕にかけます。

晩秋は
お米 大豆 小豆 ささげ
など、穀類・豆類の
収穫と保存に追われますが
玄米になったお米や
豆類にふれると
つるつるすべすべで
ずっと触れていたいほどです。

こころが満ちて
なんとも言えない
喜びに浸ります。

娘が幼稚園の頃・・
容器にいれた自然農の玄米を
手ですくったり、かき混ぜたり
その感触を飽きることなく
味わっていたことを
思い出しました。



稲と大豆の脱穀が終わると
稲木の片づけをしました。


山から切ってきた竹は
田畑にて、いろんな場面で
使わせてもらっています。


籾摺りを終えて
玄米になったお米は
米袋に入れて
お持ち帰りいただきます。

毎年のことながら
うれしさいっぱいの実習です。

宇宙自然界に
すべては育てられ
お米が育つように
人も育ち
わたしも育てられた一年です。



美味しさ格別ですね~。
お写真は、稲作一年目の
和香子さんよりいただきました。
うっとり~~。

💗

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自然農稲作教室 2022年 稲刈り 脱穀・籾摺り

2023年02月01日 | 自然農稲作教室2022年
自然農稲作教室2022年
稲刈り 11月上旬



うららかな秋の一日
黄金色に色づく稲穂に
こころはずませて
いよいよ稲刈りです。


この日を思い描きながら
自然に沿って
たのしく手作業で
適期的確に作業をしてきました。



宇宙自然界生命界は
おのずからの営みを繰り広げ
地球は豊かな恵みの園です。
そこに生きる私たちも同様に
人という花を咲かせていますね。



農のある暮らしはすてきです。
天も地もこんなにも美しく
作物だけでなく
鳥や虫や草草の
生きる姿にも癒されます。


自然農は籾まき、
田植え、稲刈り
脱穀などすべて手作業で行います。



自分一人分の自給米は
手作業で、自然農で、
充分育てることができるでしょう。

無農薬 無肥料
そして大きな機械を使わず
手作業で
自然を満喫しながら
楽しみながら・・・。


稲刈りは
刈り取り
束ねて
天日干しです。


教室のみなさんは
最初は知らない方同士ですが
一年間の実習をともにしながら
真剣に学び楽しむ仲間として
教室全体が成長してこれたように
感じます。


刈った稲は
天日干しにいたします。



その稲木や支柱は
冬の間に
みんなで山に竹取にいきました。


支柱を組むのは
コツがありますので
それを習得していただいています。


しだいに太陽が西へ傾き
稲刈り実習も終わりに近づきます。

天日干しは約三週間の予定です。



稲木が組まれると
稲束を交互に
かけてゆきます。



お二人ペアーの実習です。



みごとな天日干しができました。
脱穀の日まで
こうして昼夜を過ごし
さらにお米は完熟してゆきます。


日の入り前に
稲刈り完了‼

感無量の記念撮影です。

あの春の日の
種降ろし
かわいい苗を
田植えした日
夏の日の汗だくの
草刈り四回
秋のはじまりに
美しい開花交配を観て
実が充実してくると
案山子を立てて
見守り・・、
ついについに稲刈りです。

お米は約半年をかけて
完結するいのちです。
お野菜にくらべると
長いですね。

その分
醍醐味もあります。

稲作教室9年目の
稲刈り実習
素晴らしかったです。

🍀
次回は脱穀の様子を
お届けいたしますね。

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自然農稲作教室 9/25 秋のはじまりに 岡山県倉敷市

2022年09月25日 | 自然農稲作教室2022年
自然農稲作教室 9/25

集われたみなさんと
晴れやかな秋空のもと
さやかなる稲のささやきに
耳をすませながら
実習をいたしました。



稲の足元には草草や
虫たち 微生物
小さな生き物たちが
いのちの営みを
繰り広げています。

たくさんのいのちが
おのずからの営みとして
生死にめぐる豊かな場
それが自然農の田畑です。


台風14号が去ったあと
秋めいた風も心地よく
畝周囲と畦の草刈りをして
さらに風通しが良くなりました。
稲刈りにむけての
 準備でもあります。



自然農の田畑は
耕さず
無農薬 無肥料で
作物の自ずから成長に
沿い応じ従い任せるのが
基本です。


余計なことをしないで
適期的確に
応じることができれば
すばらしい実りを手にできます。



それぞれの畝で
取り組んでいただきながら
全体で一つの自然農田として
みんなで畦草刈をしたり
案山子を立てたり
楽しくやっています。

今年も10人の案山子を立てました。



大きな機械を使うことなく
手作業で
お米の自給ができることを
知っていただきたいです。


さて、こちらは大豆畑です。
実がたたわにつき
10月に枝豆で
11月に貯蔵用の大豆で
収穫いたします。


秋はいいですね。
コスモスの花も咲きはじめ
外が気持ちいいので
休憩場所にテントをはり
語り合う時間を持ちました。



この日は
愛媛で営農されておられる
自然農実践家山岡さんの
YouTubeをとおして
学ばせていただきました。

◎生き物としての本来の目的
◎今ここに焦点をあわせること
◎自然と不自然
◎時間の概念
◎空間意識
等についてです。


山岡さんのお話より
(ごくごく一部ですがご紹介🍀)

◎自然農の田畑にいると、生き物としての本来の目的を思い出させてくれる。じゃぁ、生き物としての本来の目的って何、って言ったら無目的にそこに存在すること。

◎自然農の技術として、目の前にある自然に対して自分がどういう手を貸していくかと言う、すごく柔軟な姿勢が求められるんだ。これぐらいの乾燥具合だったらどうしよう、とか。決まりきった一つのノウハウ、パターン、固定化したものが通用しない時がある。そうしたら、目の前にある自然界からの情報をスムーズに受けとるには今にいないと見過ごしてしまう。ノルマで頭がいっぱいになっていたら見えないんだよ。全然やってこないからね。的確に手を貸すには、今ここに集中する、それが大事だと思います。

◎人間の頭で考えだしたものは人工物、思考でもって作り出したものは人工物として、自然が勝手にそうなってゆくものとは区別したいなっていうのがあるな。

◎今にいる時って空間があるのよ、見晴らしが良くなるの。

◎一歩立ち止まって、今ここにあって見晴らしのいいところ、自分の周りに空間を作って、空間を静寂っていう言葉で言いかえてもいいんだけれど、空間や静寂を作りやすいのは自然農の畑なのよ。



秋めいてくるなか
綿を収穫する楽しみも
格別です。

綿は、教室では
まだとり入れていませんが
いずれ希望がありましたら
取り組むのも楽しいな、と
思ってます。

それまでに
すこやかな種を自家採取して
準備しておきましょう。

自然農教室では
只今2023年の受講生を
募集しています。
米 麦 大豆の栽培を学びます。

どうぞよろしくお願いいたします。
八木真由美 岡山 9.28


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自然農稲作教室 2022年 夏の実習 8/7

2022年08月08日 | 自然農稲作教室2022年
自然農稲作教室 8/7
稲足元の夏草刈り四回目。
(いよいよ最終です)


稲の背丈も伸び・・、
分けつ期から幼穂形成期へ。
足元の草刈りは
田植え以降、四回目で
今回が最終です。

ということもあり・・・、
みなさん、つよい陽射しのなか
作業はなかなかハードですが、
稲のなかに身を沈めて黙々と
それぞれ真剣にとりくまれました。


この時期の草刈りは
稲の根を損ねない配慮が必要です。


できるだけ、
畝の上を歩かない・・
と言うのは無理なので(笑)
手を伸ばして三列同時に刈る
など、工夫をしています。


また、鎌を土の中に入れて
稲の根を切ってしまうような
草の刈り方は控えます。


稲の株周りに寄り添うように
生えている草は丁寧に
そっと抜いたり刈ったり・・。
そのことで、稲の成長も良く
稲刈り時に、草をより分けずに
サクサクと刈り進めることができます。



自然農教室では
お米作りの技術的なことはもちろん
自然に沿って生きる快さとともに
持続可能なあり方に意識をむけ
地球の恵みを真に受けとることが
できるよう・・・一年間を通して
体験を重ねていただいています。


今年はご夫婦でのご参加を
お二組いただいています。

また、
すでに畑をされている方や
お米づくりに取り組んでいる方
営農をめざしている方
初めて田畑に立たれる方など、
それぞれにとても熱心に
意欲的に取り組まれています。



暮らしのなかに自然農が
ごくふつうに 
日々あたりまえに・・・
あるといいなぁ。

いのちに沿い応じ任せることが
自然にできるワタシでありたいなぁ。
と思います。



流れる汗をふきながら・・・
夏空の白き雲にふと心あそばせ
実習田にときおり吹き渡る風にも
季節の移り変わりの微かな兆しを
それとなく感じながら・・・
刻々変化のいのちの世界のいま、
猛暑続く八月の営みのなかにあります。



自然農田の水管理は
溝に水があったりなかったり
畝上にも水があったりなかったり
を、繰り返すのが理想的ですが
天候や田の環境にあわせて
柔軟な対応が望まれます。

水を自由に入れることができない
その場合には、天水頼みが続きます。
ついには、溝の土が地割れするなど
高温の夏に厳しい状況になることもあります。

自然界は最高のものを与えてくれますが、時に厳しい状況にもなります。そのような時は、智恵を働かせ、最善を尽くします。答えを生きる姿勢で、今を感じきって、これまでに培ってきたものを発揮するのです。



いのちの世界、自然界とも一体のわたしたち。夕立があるとうれしくて、作物とともにワタシもほっと一息しています。

条間に入っての夏草刈り全回を終えた皆さんです。がんばりました。‼ 次回9月は稲の開花交配の時期です。10月、秋の深まりとともに色づく稲穂、いよいよ11月には稲刈り、脱穀、籾摺りと続きます。みなさんの笑顔とともに、稲作教室の後半は収穫の喜びを全身で感じながらのワクワクの学びになりそうです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2023年自然農教室のお申込み受付をブログで詳細発信の後、9月上旬から始めさせていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

八木真由美 岡山

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自然農稲作教室 2022年 7.24 稲足元の草刈り三回目

2022年07月26日 | 自然農稲作教室2022年
2022年 7/24
自然農稲作教室
稲の足元の草刈り三回目です。

一枚の田の中でも
草の種類が違っており
水草の多いところ少ないところ
など、草刈りに要する時間も
少し異なります。


この日は、かすかに
秋の気配をかんじる朝を
迎えましたが・・、
日が昇るにつれて
みなさんの額から汗が流れ
夏草刈りもクライマックスです。



さて、こちらは大豆畝です。
ほどほどの草刈りで
夏を過ごしています。


約4~5時間程度の実習ですが
木陰は必要‼
ワンタッチでひらくテントに
簾をつけると・・・・
涼し気で『ちょっと休憩しましょう』
と、なりますね。🍀


7月も後半になると
稲の分けつも進み
草刈りに入るのも
難しくなってきます。
稲を損ねないように
丁寧に、しっかりと見て、
的確な作業ができるといいですね。


田畑へ行く小道脇の花壇に
隣家のヒマワリが元気に咲いています。
お日さまの方を向いて明るい笑顔で
この日もあいさつをしてくれました。💕
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自然農稲作教室 2022年 夏の実習 7/10

2022年07月11日 | 自然農稲作教室2022年
7/10  自然農稲作教室 
二回目の夏草刈りに励みました。😊



稲も草も(順調に)育っています。🎶




夏草の種類によって
草刈りの方法もいろいろです。



基本は根を残したまま
地際で刈り
その場に敷いて置く
という方法ですが
草の種類によっては
多少、根をつけたまま
剥がすような刈り方にもなり
それらは根を上に向けて
再び活着しない工夫が必要です。





深水にして草管理をする方法は
とっていませんので、
みごとな湿地帯の草原のようになります。
しかし、その草を折々に刈って
その場に敷いておきますと
年々それが重なり亡骸の層になります。

まさに その亡骸の層が
作物の養分になるのですから
外から肥料を持ち込むことのない
自立型の栽培方法と言えます。




田植え後、お盆までに
四回の夏草刈りをいたします。
ほんとうに暑い時期ですが
お米づくりに欠かせない
大切な作業です。




耕さず 自然に沿って
持ち込まず持ち出さず
自然農のお米づくりは
手作業で行いますので
汗が流れる流れる・・、
大地にふれながら
人も開放と浄化の
夏を過ごします。




それは、
いのちを躍動させ
夏を全力で生きる
爽やかな営みでもあります。




休憩スペースにテントを張り
簾を垂らして日除けにしました。
午前中と言えども
熱中症には気をつけなければ
と思います。



大豆も順調に育っていますね

次回の実習は二週間後・・、
さらに成長した稲に出会えますね。
楽しみです。

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自然農稲作教室 2022年 稲足元の夏草刈り 大豆畝の手入れ

2022年06月26日 | 自然農稲作教室2022年
 6月26日 
自然農稲作教室の実習でした。
田植えから二週間が経ち、
初期の草刈りに励みました。


今年の天候は昨年とは対照的です。
梅雨らしい雨が少なく・・・、
このまま本格的な夏日となるのでしょうか。




苗は、50㎝×40㎝の間隔で
一本植えをしており
ゆったりとしたスペースで
伸びやかな姿を見せています。


苗周囲の茶色い草は
一生を全うした冬草です。
それらがたっぷり横たわっている場所は
夏草の成長がゆっくりに思われます。


耕さず、持ち込まず持ち出さず、
自然に沿って手作業で・・・・、
作物を育てることが喜びになる
そのようなあり方で
自然農を楽しむには何よりも
自身の身体が大切であります。

頭と心と身体の声がバラバラですと
おそらく作業も流れるように、
とはいきません。
草刈りで稲を刈ってしまったり、
ケガをしてしまったり・・・。

いつも自分の状態を観察しているワタシが、ちょっと休もうよ、お茶にしようよ、と、身体が発したその声を聞いてあげる、受けとめてあげる・・・。
それだけで良い気分になるものです。これからの暑い季節にはとくに心がけたいことですね。



個々別々であり一体
これは宇宙自然界生命界の
いのちをあらわしている理ですが
わたしたち人も同様です。


稲作教室では、
それぞれの方の取り組みが
みなさんの学びにつながるといいな、
と思っています。


畝の夏草刈りを中心に
畦草刈と大豆畝の手入れをして
今日の実習を終えました。

次回は7月10日・・、
苗の成長が楽しみですね。
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自然農稲作教室 2022年 田植え

2022年06月14日 | 自然農稲作教室2022年
6/11・12 梅雨入り前の涼やかな風吹くなか、自然農稲作教室の田植え実習をいたしました。まずは、苗床周囲に掘ったモグラよけの溝を埋めています。苗は小さすぎず 大きすぎず 適期の田植えとなりました。


実習田は畝に水をのせることなく、湿田の状態です。耕さず20年目の今年は、さらに土はふかふかとしており、亡骸の層も豊になっています。
植え方は、条間50㎝×株間40㎝の一本植えを基本としました。


苗床からクワで土付きのままの苗を苗箱に移し、植える場所にカマで相応しい穴をあけて、苗を土付きのままそっと植えてゆきます。


大きな機械を持ち込まず、手作業で行う田植えは、よくよく考えてみるととても効率が良く、健やかな身体といのちの世界を見つめる深いまなざしがあれば、喜びとともに在れるものです。


かわいい苗が植わっています。


各自の畝で実習が展開してゆくなかで、それぞれの学びがあり、それを共有することで全体が育つことになりますね。


最後に苗床じまいをして、その部分にも苗を植えて田植えが完了です。


田植え日和なお天気に感謝をしながら、畑に大豆の種を降ろして二日間の実習を終えました。


二週間後に、畝の夏草刈りに入ります。🍀
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よろしければご覧くださいませ。 八木




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自然農稲作教室  冬から初夏にむけての実習 2022年2月~5月 

2022年05月17日 | 自然農稲作教室2022年
自然農教室 2022年実習風景

二月に全員で竹取に行きました。
主に支柱に使います。



お米を天日干しする時に使う稲木用には長い竹を切りました。
それを支える支柱は190㎝を数本。
その他、鳥よけ用には165㎝数本。
用途に合わせて寸法を測りながらです。


竹取の季節は冬・・・、
この時期から稲作の準備が始まっています。


三月 籾まき用の苗床を作りました。
草を刈り、宿根草の根を除き、
鎮圧をして、藁を被せます。


周囲にモグラよけの溝を掘っておきます。


溝の土はスコップで四角いブロックに掘り上げます。


掘り上げた土は、田植えが始まると元に戻します。


三月になると草草が緑の絨毯のよう。


畑では、大麦・小麦が育っています。


麦畝の草取りも始まりました。


四月です。
気温が上がり始めると、麦の背丈もぐんと伸びてきます。


大麦の穂がふくらみ、なんとも美し光景ですね。



こちらはライ麦です。
風になびく姿はやさしげですが、茎はなかなかたくましいです。


同じ頃、お米作りの実習田では冬草の全盛期が少し過ぎて、夏の草たちがチラホラと姿を見せ始めています。


四月末から五月のはじまりに、籾まきをいたしました。


三月に準備しておいた苗床に、お米の種を降ろします。



被せておいた藁をよけて、この間に生えた草を取ります。


そして、モグラやオケラよけのために、また湿り気を保つためにもしっかりと鎮圧をして、土を平らにしておきます。籾の同時期発芽を促すこともできます。


さぁ、いよいよ種降ろしです。
小さな苗床ですので、約3㎝~4㎝間隔に並べてもいいですし、ばらまきをして間隔の修正をしてもいいですね。


種降ろしは素手で、大地と種を感じながら・・💗。


並んだ籾の上に、夏草の種が混じっていない土を被せています。


籾が隠れる程度に、薄く均一に被せています。


ランダムにばら蒔きされた籾たち。
満天の星空のような魅力がありますね。


そのステキなばら蒔きを「ほぉ~」なんて言いながら、うっとり眺めています。


覆土した上に刈草を被せて、スズメよけのネットをはって籾まき完了です。


六月の田植えまで、苗は田んぼの中の苗床で育てます。


苗床の手入れは基本的に水やりなしで田植えまでに二度ほど草取りをいたします。田の一角で育つ苗はとてもたくましく、親(稲)が生きた舞台(田)で子ども(苗)がその続きを生きます。いのちの歴史を耕さない、ゆえに自ずから然らしむるいのちの営みに生かされ生きる、その姿は真に豊かで美しく、私たちの心と身体を健康に養ってくれます。
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自然農稲作教室2022年 はじまりました。

2022年01月24日 | 自然農稲作教室2022年

2022年 

初春のお慶びを申し上げます。

 

 

あたたかな日差し降り注ぐ窓辺にいると
春が来たかのように思われるのですが
外に出ると空気が凛として
頬にあたる風が冷たいです。
 
ひゅ~と吹く風のなか畑に行くと
大麦 小麦 ライ麦 スペルト小麦
いずれも元気に春を待っています。
なんだかうれしくて
足取りが軽くなりますね。

 

 

毎年のことですが
寒さ厳しい季節を生きる
いのち(麦)の頼もしさに
まだ来ぬ春の光を見るようです。

冬季の実習田は
藁や枯れた夏草におおわれ
静かに冬の営みをしています。

 

 

さて、先日1/16

自然農稲作教室がはじまりました。

新しいメンバーも迎えて

フレッシュな新年のスタートです。

 

 

一月は、畝の整えをいたします。

新たに溝を作り 畝を区分したり

畦の補修などをいたしました。

 

 

 
 

真剣に学ばれるみなさんとともに

今年も自然農を深め

日々成長を重ねてゆけたらと

思います。

 

 
 
🍀自然農とともに🍀
 
自然界はみな美しく
おのずから然らしむる
天と地が奏でる花園
 
人の情緒がさらに
空間にぬくもりを生み
喜びの舞台となります。
 
そのような
自然農実習田畑にて
今年も米・麦・大豆を育て
健やかないのちのめぐみを
受け抱く人となります。
 
季節とともに巡る
時のいとなみを
我がいのちに感じながら
時空にあそび
学び、味わいます。
 
自然農稲作教室 岡山
八木真由美
 
 

 

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