自然農たのしい稲作教室では、
稲刈り、脱穀、もみすり・・と収穫の実習が続いた11月。
青空のもと やさしい秋の光がふりそそぐなか
それぞれによろこびの時を過ごされました。
11/3 稲刈り一日目は道法さんの畝です。
果樹や野菜の自然栽培家であられる道法さんは、
川口由一さんの提唱される自然農のお米づくりに関心を抱かれて
一年間の学びにご参加くださいました。
木槌の音も軽やかに しっかりと稲木が組めました。
11/8 曇り空のもと
井戸口さんと森野さんの稲刈りです。
どうしてもこの日に・・・という思いが伝わったのか
前日からの小雨がしだいに止み午後からの実習になりました。
他の方々はそれぞれご自身の学びとしてお手伝いしました。
雨空に晴れ間が見え始め 無事に稲刈り終了、
本当によかったです。こにこ笑顔ですね。
11/11 真っ白い雲が楽しげな一日・・・
あゆちゃん&まりなは初めての稲刈りを体験しました。
なにもかもが楽しく いきいきのびのび
「ああ~ 楽しかった~。」と最高の一日だったようです。
大学生のふたりは春から社会人になりますが、
自然農のお米づくりも続けられたらいいね・・。
11/11 朋美さんも稲刈りです。 ↑
美しい稲の姿に感動されながら喜びの収穫です。
『今を大切にすることがおのずと次につながる・・、
その時と、自分を信頼することが本当に大切だと感じました。』
との感想を聞かせていただきました。
11/12 能美さんとかおりさんの稲刈りです。
のどかな秋の一日 想いを大切にされながら
それぞれに実習を楽しまれました。
「稲木組みを自分一人でやってみたいです。」と かおりさん。
どうぞどうぞと私はそばで見守ることに・・・・。
二年目のお米づくりは 確かな歩みとともに・・。
八の字 八の字に 稲架がけの脚を組んでいきます。
刈った稲を美しく稲木にかけて大満足ですね。
お米づくり二年目の知果さんは、
「落ち着いて田んぼに立ち
ゆっくりと取り組めたと感じる一年でした。
そして自然農が特別なことではなくなって、
そこにある・・といった感覚です。」
と感想をきかせてくださいました。
11/15
りつさん まさみさん きよみさん
三人の方々の稲刈りです。
「自分でお米が作れるんだなぁ、
そう思えたことが何よりもうれしかったです。」と、まさみさん。
きよみさんはご家族の方々も自然農に関心を抱かれ
たのしい稲刈りの一日となりました。
「゛全てはここにある゛自然界のありがたさを
かみしめる事のできる一年でした」
と りつさん。 ↓
「種まきから発芽 勢いのよい草
稲の成長~実りまで
自然が私たちに与えてくれる感動、
広々とした田んぼのつらなる光景の中に座り
土や草や小さな生きものと向き合う時間は
自分自身 自然の小さな一部であり
自然との一体感を得られる貴重な体験でした。」
と 美子さんから感想をいただきました。
そして皆さんとともに 私も実りの秋を存分に楽しみました。
サクサクと快い音とともに 心をはずませながらの稲刈りです。
耕さない田んぼの自ずからめぐるいのちの舞台で
虫たち草草とともに育ったお米です。
そして晩秋・・・・・
みなさん 心待ちにされておられた脱穀・もみすりの日。
稲作教室の最後の実習は たのしい共同作業です。
一年間 ともに自然農を学ばれ お米を育てられ
収穫の喜びにあふれ ほがらかに話もはずみます。
今年の稲作教室では
0.25畝 0.33畝 0.4畝 0.47畝・・と
実習畝の広さを選んでいただきました。
そして それぞれに約7㎏~16㎏の玄米を
お持ち帰りいただくことができました。
写真 Tomoka.K ↑ ↓ 美味しいご飯になりました。
そして わたしの脱穀は冬至も近い12/18でした。
雨が降るとしばらくは作業ができませんので、
お天気にあわせて予定を立てます。
18日は 気温がぐんと下がりはじめていましたが、
陽ざしがあたたかく明るいエネルギーに満ちており
末娘のまりなと二人 ピクニック気分で楽しみました。
自然農のお米のおいしさは格別ですが
稲わらもすこやかな美しさにあふれています。
次のいのちへと巡るよう 田んぼ一面に還し
来年に備えました。
今年も豊かないとなみの全てに感謝です。
ありがとうございました。 まゆみ