君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農稲作教室 脱穀 籾摺り実習 2023年 

2023年12月11日 | 自然農稲作教室2023年
自然農稲作教室
脱穀 籾摺り


足踏み式の脱穀機で
稲のモミを外します。

天日干しをして
よく乾燥していますので
軽やかに脱穀が進みます。

軽快な音をひびかせながら
各自、ご自分の稲の脱穀を
していただきました。


和気あいあいと
共同作業は楽しくて
手作業が中心の
自然農ならではのひと時です。

個々別々であり一体の
営みがここにもあります。


仕上げは
家庭用のミニダップで
籾摺りをしていただき
それぞれに玄米を
お持ち帰りいただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・

緑米を栽培された方々の
脱穀・籾摺りの日は
お天気が下り坂だったので
納屋の軒下で行いました。


田んぼから
稲を一輪車で運びました。


脱穀をして唐箕で選別です。
細かい藁埃などを風で飛ばし
籾だけにいたします。


緑米の籾の色は
紫っぽい茶色で
籾摺りをして玄米にすると
うっすらと黄緑色です。


写真は籾摺り機にかけて
玄米にしているところです。

収穫したもち米は・・・
お餅 お赤飯
中華おこわ
おはぎ
松甘酒になるそうです。

楽しみですね。

自然農稲作教室
八木真由美

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自然農 稲刈り 2023.11.4

2023年12月06日 | 自然農稲作教室2023年
自然農稲作教室
稲刈り 11/4


この日は濃霧が発生して
湿度100パーセントになり
稲刈りにはむかない日でしたが
霧がある程度晴れるのを待ち
お昼前から刈り始めました。


お天気待ちの時間を使って
刈りやすいように
目立つ草を除きました。


隣の畑では
大豆が完熟しています。


今年の大豆は
例年よりカメムシが少なくて
良い感じです。

密集しないように
間隔をあけて種を降ろし
草刈りも適宜行いました。

大豆の前は
同じ畝で麦を栽培しており
連作もうまくいっていると
感じています。



さて、霧が晴れるのを待ち
稲刈りです。


刈り取り
束ねて
稲木にかけてゆく。


みなさん
楽しそうです。


稲の束は
大き過ぎず 小さ過ぎず
程よい大きさにしておくと
脱穀もスムーズです。


稲木を組むのは
共同作業で行います。




晴れた空のもとで
翌日の写真です。


天日に約三週間ほして
さらに完熟した稲は
天然自然のすこやかさで
ほんとうに美味しいです。



来年用の種を
みなさんからいただきました。

種もみを選ぶというのも
大切な学びの一つですね。


大豆の種も
15粒ずついただきました。
(蒔いていただいた数)

みなさんの想いがこもる
いのちが続いてゆきますね。
そのことも
なんともうれしいです。

次回は脱穀・籾摺りです。

自然農稲作教室
2023年
八木真由美
(岡山県倉敷市)
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自然農 お米づくり 秋のおとずれとともに 2023年9月

2023年09月18日 | 自然農稲作教室2023年
9/18 今日の気温は35℃・・・
九月半ばを過ぎても暑いですね。

時々雨の恵みもあるなかで
まずは古代黒米が色づいてきました。


そして、古代緑米が開花交配の時期を迎えています。



餅米クラスのみなさんと私の緑米です。


去年は水草が繁茂する畝でしたので、今年はかなり計画的に草管理に取り組みました。


うるち米のトヨサトとアケボノも結実への営みをしています。


9/2  自然農稲作教室の日です。
薄曇りの午前中、稲たちの交配を静かに見守りながら、夏の間に背丈を伸ばした畔の草を刈りました。


卒業生の渡邉さん(右端)が、マクワウリ(自然農育ち)の差し入れを持ってきてくださり、草刈りもお手伝いしていただき、なごやかな実習になりました。


美味しい~。
さわやかなマクワウリ、夏のおやつに最高です。


この日は、一反ほどの田畑の畔草をみんなで手刈りしました。





自然農では栽培畝の草管理は手作業で行いますが、広大な土手の斜面とか畔などは草刈り機を使われる方も多いと思います。


花を咲かせ小さな鞘も見られるようになっている大豆の足元の草刈りも丁寧に行い、風通しが良くなりました。


種を降ろして、折々に草刈りをするだけで、自然に育つ大豆たちです。



畑の畝では、冬に麦、夏に大豆という形で連作をしており、どちらも良く育っています。


次回の稲作教室では、稲の周囲(畔)にスズメ除けの案山子を立てる予定です。
長袖のシャツと帽子があればオッケイの簡単な案山子ですが、今のところ効果があります。また、写真を掲載しますね。♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自然農稲作教室 
2024年の募集は10月1日より、
スタートさせていただきます。
自然農教室では
主食となる米・麦・大豆を
自然に沿ったあり方で栽培いたします。
詳細のご案内は九月のうちに
こちらのブログよりお届けいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。
八木真由美



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自然農 お米づくり 草管理を終えて 2023年

2023年08月18日 | 自然農稲作教室2023年
自然農 実習田 8/17

高温の夏日が続いていましたが、先日の雨で水不足がぎりぎりのところで補われ、田畑の生き物たちはほっとしているところです。


稲作教室のみなさんの畝は、8/5の草刈りを最終に見守る時期に入っています。暑い中、汗を流しながら手作業での草刈りをがんばられ、実りの秋が楽しみです。






私のなかで今年の主役はこの水草たち。



少々の草刈りではすっかり畝を埋め尽くして、ここにお米がありましたっけ・・、となる、すごい生命力!

以前は葦の勢いにあこがれのまなざしを注いでいましたが、いまはもう遠い昔のような気がしています。

ところで、この愛おしい水草と夏をともにしているうちに、気がつけば綿が草に埋もれがちになっていました。

家族には『ずっと草刈りばかりしている』と言われ、やっと二歳になった孫のいっちゃんには『ばぁば田植え』と言われています。(笑) 田んぼにいる、という意味でしょうね。

でも、そのかいあって、計画的に、天候も考えて、ひたすら取り組むことができました。と言っても、まだ条間一列残していますが・・。

予想するに、これから三か月後の稲刈りまでには、またまたすごい状態になるのかもしれませんが、二~三年前から草管理を難しく感じていた水草地帯の草の性質や刈るタイミングや方法をしっかりと感じることができ、大きな収穫になりました。


    ↑
左側の畝が水草地帯です。



夏は心身ともに晴れやかに伸びやかに、いのちを開放してすごし、大いなる展開、大いなる浄化の季節でもあります。

毎日、田畑でながす汗が秋からの健やかさにつながるよう、自分のからだにちょうどいいだけの労働を知り、実行できたらと思っています。


・・・・・・・・・・・・・
☆ 新刊のご案内 ☆
川口さん監修の野菜作りのご本です。




絵とことば 川口由一さん
三輪山と夏の空
いつも自転車で田畑へ行かれていました。

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自然農 お米づくり 分けつ期の夏草刈り 2023年

2023年07月16日 | 自然農稲作教室2023年
草草のなかで元気に苗が育つ七月上旬の自然農実習田です。

稲作教室では、田植え後、四回の草刈りを予定しています。


おおよそ、二週間おきに草刈りに入ります。


気温も上がり、雨も多く、稲の成長と草の勢いが同じくらいですね。


一列おきに条間に入り、稲の周囲はもれなく丁寧に草刈りをします。


水草の多い畝もあり、今年はその水草対策として、刈ったりそっと抜いたものを苗箱に集めて、畔で乾燥させてから畝に戻す方法をとっています。


小さな生き物やトンボや鳥たちが実習田を憩いの場にしてくれていることに喜びを感じながらの作業に心がなごみます。

ツバメは私たちのぎりぎり至近距離を風にのって飛び交い、トンボは群れになってやってきます。


草刈りは、7/15に三回目、四回目は8/5を予定しています。




七月中旬以降、周囲の田は土用干し(田を乾かす)をされますが、自然農田では特にそのようなことはせず、理想は水があったりなかったりの状態です。



岡山南部では今日の気温は最高35℃とのこと。じめじめした梅雨からまぶしい青空へ広がる季節はうれしくもありますが、年々きびしく感じる夏をすこやかに過ごす工夫をして、お米の成長とともにこの季節を楽しみたいです。
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自然農 お米づくり 田植え 2023年

2023年06月23日 | 自然農稲作教室2023年

写真は六月 
梅雨入りの頃の苗です。
すくすく育っています。

そして、6月3日 4日 6日
稲作教室の田植えでした。

一本ずつ 手うえで
健康に育った苗が
並びました。



トヨサトを栽培の畝では
条間50㎝
株間40㎝
一本植えです。





緑米栽培のみなさんの畝では
条間50㎝
株間35㎝
一本植えです。

草対策の一つとして
数をたくさん植えることに
してみました。


トヨサト栽培の皆さんは
隣の畑に大豆の種を
降ろしました。

間隔をたっぷりとって
風とおしの良い大豆畑に
なるようにと思います。


長女夫婦は6/11
田植えスタートです。
苗床の苗も
しっかり育っていますね。


風がとても心地のよい
田植え日和でした。


作付けは「アケボノ」


トヨサトよりも少しだけ
晩生のアケボノです。

それから古代黒米が
大好きということで
育てることにしました。


こちらは私の苗床です。
同じく6/11から
田植えをはじめることに。


田植え前の草刈りに
時間をかけた今年・・
水草対策をかなり
がんばりました。

わたしの田植えは
夏至の日、
6/21に完了しました。

・・・・・・・・・・・

今年も
川口さんにご報告♪

『川口さん、田植えがやっと終わりました。教室のみなさんの苗はもう2週間前に植えられていて良い感じなんですよ。わたし、今年も遅くなりました。』『そうか、ことしも田植えができてよかったな~。苗はそのうちに追いつくのとちがうか~~』とのおことばをいただきました。

天からきこえてくるほがらかでなごやかなお声に「きっとそうなるんだなぁ~」とふんわりしあわせになるワタシです。



発芽した大豆です。
6/17頃🍀

ブログ内のカテゴリーで
川口由一さんの田畑見学や
インタビューなどの記事を
投稿させていただいています。

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自然農稲作教室 2023年 春 籾まき

2023年05月11日 | 自然農稲作教室2023年

今年も籾まきの季節をむかえ
稲作教室のみなさんは4/22
緑米クラスのみなさんは5/1
我が家の自給用は4/29と5/2
四回の籾まきとなりました。


田、七畝の広さに対して
お米の籾の量はほぼ
この一束で足りる自然農
間隔広く一本植えですから
無駄がありません。


苗床に使うものたちも
できるだけ自然界にあるもので
竹をふんだんに使います。


田の一画に作る苗床では
この環境に適した苗が
たくましく健康に育ちます。


ほぉっ~と
ため息がでる美しさで
籾を降ろされていますね。


みなさん40㎡の畝に対して
0.8㎡の苗床です。
籾の量は大さじ1杯半
25㏄くらいでしょうか。
25㏄の種もみが
10㎏~15㎏と増えます。




籾を蒔いて
薄く覆土して
ふんわりと草を被せておきます。



スズメよけのネットを被せて
出来上がり。


約2~3週間ほどで
発芽いたします。


田植えは
一番早いクラスで6/3です。

それまでに
苗床の草取りを2回ほど
いたしますが・・、
水やりは
基本的にいたしません。

自然農は自然の営みに
沿い応じ従い任せます。

幼い籾も
同様にして育てます。



次回の実習は5/13です。
かわいい芽も出そろい
みなさんの喜ぶ声が
聞こえるようです。

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