君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農稲作教室 五期 豊かな実りの季節に。

2019年01月23日 | 自然農稲作教室2018年

自然農稲作教室五期
稲刈り・脱穀・籾摺りの記録です。

みなさんからいただきました感想も
一部抜粋して掲載させていただきます。 

 

2018.11.4 
美しい秋の日に、稲刈りです。

 

 

一か月ぶりに実習田を訪れたみなさん、
まず豊かな稲の姿をしっかりと感じていただきました。

 

 

実習田をぐるり一周して
それぞれの畝を見せてもらい
稲刈り前の田んぼを味わい愛でます。


 

さぁ、いよいよ稲刈りです。
それぞれの畝に立ち
どこから刈り始めましょうか・・。
空間にどのように並べてゆきましょう。
思い描くことができたらカマを手に刈り始めます。

 


一本一本を大切に心をこめて育てました。

 

 

 

夏草刈はカマを一本使い切るほどがんばられた鈴木さん。↓
ひたむきに取り組まれる姿も稲もとても美しいです。

 

分けつも素晴らしいですね。

 

 

ご自宅ではお野菜を育てておられる渡邉さん、
稲作二年目、経験を重ね活かされ確かな歩みですね。
昨年は暑く厳しい夏でしたが、うれしい収穫です。↓

 

稲刈りはノコギリ鎌を手にしてサクサクと刈り進めます。

 

 

籾まき 田植え 暑い夏の日の草刈り
そして胸が高鳴るうれしい稲刈り。

 

 

秋の色 さやけき稲穂の音 
心も身体もはたらかせ
喜びとともに。 

 

自然界は真そのもの
善そのもの美そのもの
わたしたちの生きる舞台は
元より真善美妙の世界です。

 

 

おのずからしからしむる自然界
その大地を耕さず 
豊かないのちの歴史がかさなる舞台で
草草 虫たち 鳥たちとともに
作物は育ち、人の心も安らかです。

 

 

自然農は
自然や作物の性質に沿い応じ任せる 
自然に沿った農 

持ち込まず持ち出さず
石油などのエネルギーに依存せず
一枚の田んぼで完結する農

答を生きることの清々しさが
ここにはあります。

 

 

手作業はほんとうに楽しいですね。
豊かな豊かな時間です。


 

 

稲を刈り取り並べ 
そして束ねてゆきます。
美しく豊かな光景ですね。


束ねた稲は天日干しをいたします。
お二人ペアーで稲木を組んでいただき、
隙間なく掛けてゆきます。

三週間後の脱穀の日まで
天然自然に乾燥いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

稲刈りを終え 
充実したみなさんの笑顔です。


  

 桑原さん 鈴木さん
お二人はお米作り二年目です。
豊かな実りですね。↓

 

小夜子さん 佳子さん ↓
お二人はお米作り一年目
隣同士の畝で仲良く励まれ、熱心に取り組まれました。

 

 

 

朋美さん 渡邉さん  ↓
朋美さんは五年目 渡邉さんさんは二年目
自然に生かされ生きる喜びも深く
豊かな取り組みになられました。 

 

 

ゆみえさん みこさん  ↓
一年目のゆみえさん 二年目のみこさん
自然界に身をおき育てる喜びにあふれています。

 

 

武部さん 安井さん
お米作り一年目のお二人です。 ↓
徳島からご参加の武部さん、遠くから通われてのお米作りでした。
安井さんはお米と念願の大豆も栽培できて良かったですね。

 

 

みなさん 真面目で熱心で朗らかで
ほんとうに気持ちの良い素敵な方たちばかりです。

稲刈りを終えた夕暮れの田んぼは
みなさんの余韻漂うやさしい彩りですね。

 

  

さて、稲刈りから三週間が経ちました。
11/24(土) 25(日)

二チームに分かれて
脱穀籾摺りを行ないました。 

足踏み式の脱穀機
唐箕
通し 箕 米袋 ゴザ

田んぼに道具を準備して
手順を説明いたします。
 

何よりもお天気に恵まれ
脱穀日和の二日間となりました。

さぁ、足踏み式で脱穀です。
稲束をしっかりと掴み、
足でこぎながら籾を外します。
楽しいですね。 

晴れ渡った空の元 
心地のよい風に吹かれて
心も身体もリズミカルに動いているでしょうか。 

通しにかけて藁クズをのぞき
唐箕にかけてさらに選別をします。 

共同作業の楽しさ満喫。

 

 

脱穀機を踏む時には
力まかせにならないように 
機械と呼吸を合わせて
リズムにのって。

 

 

手足を同時に使うのは難しい~
との感想もありましたが、
経験を重ねることで
コツをつかみ上手くなってゆきます。
  

 

唐箕で選別をして
籾摺りをして玄米にいたします。 

脱穀を終えた藁は田んぼに還します。  

日曜日チームの皆さん
脱穀終了、爽快な笑顔ですね。

稲作教室のみなさんの脱穀が終わると、
わたしも心からほっといたします。
今年も心を込めて育てられた健やかで美味しいお米を
それぞれにお持ち帰り頂くことができたこと、
大きな大きな喜びです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

それでは、ご参加くださいました方々の感想を掲載させていただきますね。♪

 

◎夏の田植え、夏草刈は暑くも自然の中で作業する楽しさと心の休まる貴重な時でした。
稲作教室に集まって来られる方々と過ごす時間は、より自分らしい心が穏やかになれる時でした。

 

◎楽しい二年間でした。人、虫、草、・・共に生きる喜びを沢山感じることができました。
これからも「自然農」をマイペースで続けていきたいと思います。

 

◎ 一年間の稲作教室を終えて、一番楽しかったなぁという作業は・・・、まさかの草刈。もう遠い昔のことのようだけれど、あの暑い中、よくがんばったと自分でも思います。田んぼに立つと、心が落ち着きました。よく稲や田んぼとしゃべっていました。真由美さんが座学で話してくれる、いのちや宇宙の話がとっても大好きです。すばらしい仲間と出会えたことが一番の収穫です。

 

◎最初は、一年間長いなぁ、暑い夏を乗り切れるかなぁ、体力持つかなぁ、など不安もありましたが、終わってみると楽しかった!の一言です。田んぼに立つとたくさんの生き物がいて自分もこの地球に生きる命の一つだと実感できました。作業は一つ一つに意味があり、知らなかったことばかりで大変ではあるけれど学ぶことが楽しかったです。来年は今までの経験を生かし忘れないように田舎の放棄されている田んぼで稲作をやってみたいと思います。

 

◎天と地の間に立ち、一粒一粒自分の手で種をまき、時に手を貸しながら、季節ごとに美しく姿をかえていく様を見守り、収穫をみんなで喜ぶ。技術的にはまだまだ未熟で都度反省もあるけれど、ちゃんと自然はその私を見守ってくれていて、受け入れてくれて、秋には豊かな喜びを与えてくれる。そして、巡っていく。この体験は何ものにもかえがたいものとなっていて、いつもいつもこの自然農にであえてよかったと思っています。

 

◎今年度は、一年目の経験を生かそうと臨機応変に作業の仕方を加減したりと、考えながら取り組むことができました。厳しい夏に負けそうになりましたが、無事収穫ができて良かったです。一つ一つの作業も楽しかったのですが、季節の流れを感じられるのが私には一番の喜びでした。


◎ご縁あって、自然農稲作教室に参加でき本当に貴重な体験をする事ができました。すべて自分で育て収穫できた喜びはひとしおです。夏の暑い中の草刈はしんどかったですが、夕日が山に落ちていく景色が何とも美しく癒されたことが思い出です。


◎自然農のお米作りを学んで、命の在り方や生き方を考えさせられました。いろんな問題が出てきた時、自分の癖に気づいたり原因を冷静に考えたりできる力が培われたような気がします。もっと学んでいきたいと思っています。


◎自分でお米を作ってみて、「一粒も残さず食べなさい」という意味が身に染みています。お米の生命力にはただただ驚かされ感動させられる一年でした。夏は暑く、田植えも草刈もしんどかったことが思い出されますが、それが決して苦痛ではなく楽しいしんどさだったと思います。夕陽色に照らされる田んぼと電車の通る風景は大好きです。来年も楽しみです。


◎自然農を通して、あらためて人としての生き方のようなものを学ばせて頂けたと思います。慣行農法に疑問を抱いて参加させていただきましたが、私自身の心をもやわらかくしてくれたとても大切な良い機会になりました。これからも自宅で少々自然農をやっていけたらいいなと思います。


 

自然農稲作教室五期2018年、良き出逢いをいただき
心から楽しい そして学び多い素晴らしい一年でした。 
 ありがとうございました。

八木真由美💕

 

 

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自然農稲作 10月 稲刈りまで後二週間です。

2018年10月20日 | 自然農稲作教室2018年

 さわやかな秋空に 稲穂がゆれる10月
自然農稲作教室(倉敷)の田んぼです。

下の写真は10/6の様子です。
すこやかな氣を発しています。

 

 

今年もスズメの番は、案山子にお任せしています。

 

 

そして、こちらの写真は10/18です。↓
少しずつ色づき穂が垂れてきました。 

 

自然農は耕さず 
虫や草草を敵にせず 
いのちの営みとともに
作物を栽培いたします。

自然に添って 
作物の性質に添って
余計なことをしないで 
適期的確に手をかしてあげます。

なによりも
いのちあふれる自然界に
添い 応じ 任せます。

自ずから然らしむる農
「自然農」です。

 稲刈りは11月のはじめを予定しており、
鎌でサクサクと刈り、
稲木に掛けて天日干しをいたします。

また、その日の様子はブログでお届けいたしますね。

八木真由美 

 

 

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自然農 お米の花咲く頃 9月中旬

2018年09月14日 | 自然農稲作教室2018年

 自然農のお米づくり 2018年

古代米の黒米が美しく色づいてきました。 

 

↑ こちらは古代米の緑米です。 

9/14   あけぼのが花盛りです。↑ ↓

九月中旬  

一本植えの苗がゆたかに分けつしています。
美しくたくましい自然農の稲・・、
毎日様子を見に行くのが楽しみです。

八木真由美

 

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自然農 お米づくり 9月 出穂の頃 台風が過ぎて

2018年09月06日 | 自然農稲作教室2018年

 

台風が過ぎ去った朝 9/5
自然農田の様子を見に行きました。

早生種の古代米の黒米が色づきはじめています。

↓ こちらは晩成種の「あけぼの」です。
茎が丸くなり、出穂がはじまっています。

なかには開花交配の時期をむかえている穂もみられました。

まだ台風の名残で風がつよめでしたが、
立ち姿も美しく 気持ち良さそうな稲たちです。

葉先がピンとして たくましさを感じますね。

苗は一本植えで しっかりと分けつができるよう
条間 株間ともにゆったりとしています。

稲の足元では 草草 虫たちがいのちの営みをしています。

 

稲刈りは11月上旬、
これから約二か月 豊かな実りへと時を過ごします。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自然農は耕さず
自然に沿って
手作業で作物を栽培いたします。

他に依存せず
一つの田んぼで完結している
永続可能な農の在り方です。

農業体験のない方も
楽しく学ぶことができます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自然農稲作教室2019年
9/1よりお申し込みをお受けいたしております。
定員は10名 先着順となります。
9/6現在 残席3名です。


お問い合わせ・お申し込みはこちらより、
メッセージを添えてお願いいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。
八木真由美 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 

 

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自然農稲作教室 2018年 8月 夏の終わりの実習田 幼穂形成期 

2018年08月28日 | 自然農稲作教室2018年

美しい空・・
すこやかな稲・・
渡る風・・

写真は自然農稲作教室の実習田です。・・倉敷・・

少しずつ空気も秋めいてきました。
 田んぼでは幼穂形成期に入った稲が並び
こおろぎやバッタ、
小さな虫たちがその足元で活動を盛んにしています。

下の写真手前は、稲作二年目の鈴木さんの畝です。
今年は苗床に雀が入り苗の数が少なく心配もされましたが、
ゆったりと間隔をあけて田植えをされ、分けつが素晴らしいです。


そして同じく稲作二年目の桑原さんの畝です。↓
農作業が大好きで田んぼに来ると心がときめくそうです。
素晴らしいですね。

そして渡邊さんの稲です。
たくさんのいのちとともに元気な姿をしています。↓

今年の夏は猛暑が続き、雨のめぐみが少なめでした。
できるだけ天水で育てることにしている実習田では
乾燥気味な時期もありましたが、
なんとかそれを越えてたくましく育っているようです。

自然農稲作教室では、
毎年、約10人の方々が年間通してお米作りに取り組まれています。

はじめての田んぼ、初めての農具(カマ クワ)、
何もかも初めての方もおられますが、
自然に沿う在り方を学ばれながら 
心をはずませ
手作業でお米作りを楽しまれています。


畦には黒大豆が花を咲かせる時期になりました。
こちらも自然農で育てています。

 

耕さず16年目の自然農田・・、
草草や虫たちとともに
稲のいのちは自然の恵みによって育てられ
今年も実りの季節まで二か月と少しになりました。

この星はもとより豊かで美しく
私たちのいのちを育んでくれるものは
この足元に 時を重ね いのちを巡らし
そっと 静かに いつも こうして
過不足なく あるのです。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自然農稲作教室 2019年の募集を9/1より始めます。
定員は10名 先着順となります。
お問い合わせ・お申し込みはこちらより、
メッセージを添えてお願いいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。
八木真由美 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

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自然農稲作教室 夏草刈三回目 2018年8月 

2018年08月06日 | 自然農稲作教室2018年

自然農稲作教室 五期 倉敷 

耕さず 虫や草草とともに 持ちこまず持ち出さず
自然に 作物のいのちに 沿い 応じ 任せる
自然農のお米作りです。

八月上旬 三回目の夏草刈です。
この日 岡山では最高気温が38℃まで上がりました。
夕方からの実習は風があるとほっとしますが、
熱中症に気をつけながらです。

畦に蒔いた黒大豆も成長中。
周囲の草刈も丁寧に、風通しが良くなりました。

周囲の畦は共同作業で整え、
それぞれの畝は各自にお任せしています。

一年目の方は稲と夏草の稗の区別がむずかしい、と言われますが、
経験を重ねると全体の姿でパッとわかるようになります。

自然農は手作業でお米を育てます。

この美しい緑の中に身を置き、自然のいとなみと一体になり
季節を味わいながらの作業となります。

 

暑い時間帯は 和室で言葉を通しての学びをいたしました。
みなさんの感想をきかせていただいたり、
いろんな話題に心はずませました。

また、「耕さない」ということから観えてくるもの
「夏草刈りの留意点」
「稲の開花時期の対応」
「田んぼに生える草について」
「病虫害への対応」
などの学びをいたしました。 

 

 

上の写真は、私の自然農畑で自家採取した人参とゴボウの種です。
たくさん採れたので欲しい方にお持ち帰りいただきました。♪

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自然農稲作教室 倉敷 詳細

自然農稲作教室六期・2019年度のお申し込みは、
9/1より先着順でお受けいたします。
来年度も定員10名とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

八木真由美

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8/14  実習田の夕暮れ by朋美さん

 

 

 

 

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自然農稲作教室 夏 田植え~夏草刈 2018年

2018年07月29日 | 自然農稲作教室2018年

みなさま こんにちは。
猛暑が続いていますが、
いかがお過ごしでしょうか。

岡山県の倉敷は
七月上旬の大雨で大きな被害がありましたが、
こちらの自然農田は無事でした。

こうしてお米作りができることを
心からありがたく思っています。

写真は7/15(日) 稲作教室の日です。

田植えから一か月と一週間、
扇形に稲の分けつも進んでいます。

夏草刈 二回目に取り組まれる皆さんです。

稲の成長を感じながら、
日当たり 風通し 分けつのスペースを考え
条間の草刈に入ります。

畦草も丁寧に刈ります。
畦が崩れないように根っこを残して、
刈った草は田んぼに入れます。

今年の稲作教室は半数の方が、初めてのお米づくりです。
とても熱心に学ばれ 実践を楽しまれています。

勢いのある夏草の宿根草の葦が、稲の背丈を越えています。↑
でも大丈夫、地際でさっと刈り、その場に敷いておきます。

自然農を学び 実践される時、
自然によりそう心、
素直で謙虚な姿勢がとても大切になります。


一人で大地に立つ つよさを持ち、

どのようなことが起きても 自然の営みに沿いながら答を出し、
柔軟に、
適確に手を貸してあげることができるようにと思います。

 

実習田の広さは、7畝。
稲作教室では、お一人0.4畝の畝で実習していただいています。
(0.4畝=40㎡)

↑ こちらは小夜子さんの畝ですね。
一列おきの草刈を徹底されておられます。

一度に大きく環境を変えない在り方は、
稲にも他の生き物にとっても、大切なことです。

暑い時期の手作業での草刈は大変ですが、
爽やかな汗が流れ夏を満喫できる楽しい時間でもあります。

この時期には、稲作教室以外の日にも自主的に田んぼを訪れ、
適期的確な作業となるようお任せしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

少し時間をさかのぼり
六月の様子をお届けいたします。

6/9・10 田植えでした。

田んぼの一角に苗床をつくり 
そこで育てた苗を一本ずつ植えてゆきます。

クワで土をつけたまま苗箱に移します。
根っこを多少切ることになりますが、
すぐに植えれば大丈夫です。

 

丈夫な苗が育ちましたね、うれしいですね。

苗は土をつけたまま、
条間45㎝で、一本植えをしていきます。 

立派な苗ですね~。

楽しい田植えのはじまりです。
田植えヒモをはり、丁寧に移植してゆきます。

 

みなさん 黙々と集中されておられますね。

 

明るい空の元 六月の風はさわやかです。

 

しだいに夕暮れの光が田んぼをつつみはじめると、
田植え一日目の実習が終わりに近づきます。 

下の写真中央は、わたしの苗床です。
約二畝分ほどの苗を育てました。
まずは古代米から植えはじめることにしました。

 そして二日目。
日が暮れるまでに苗床仕舞いまですませて、
田植え終了です。

 

数日後・・・、
田んぼ全体にかわいい苗が並んでいます。

 

一本ずつ手植えしたこの光景が大好きです。
みなさんの想いと、
一人立ちした苗の気持ちがさわやかに空間に広がり、
ずっと眺めていたくなります。

そして6/24  一回目の夏草刈です。

畝の夏草刈、畦草刈、
そして黒大豆を降ろして、六月の実習を終えました。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自然に沿い応じ任せる在り方を通して
永続可能な生き方の一つとして
自然農のお米づくりを学ばれ
ひたむきに実践されるみなさんとの出会いは、
自然農から農を超え、
私の大きな喜びとなっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

↑ こちらの写真は 7/15の夕暮れです。
そして、下の写真は、台風が通過中の7/29の朝です。

 

三週間ぶりの雨の恵みに潤いをとりもどす自然農田。7/29

 

次回は8/5に三回目の夏草刈をいたします。
今後もどうか天候にめぐまれますように。

 

自然農稲作教室 倉敷

2019年度のお申し込みは、9/1よりお受けいたします。

 

 

 

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自然農稲作教室 2018年2月 畝と溝の整え

2018年03月05日 | 自然農稲作教室2018年

 

  岡山県南部 倉敷にて自然農稲作教室を開いています。
川口由一さんか提唱される自然農は、
耕さず、自然・作物の性質に沿い応じ従い任せます。
人も健やかに いのちはずませて田畑に立つことができます。 


先月同様、溝の整えと畝の高低差をなくす作業をいたしました。
一月に比べると気温も上がり、身体を使うとうっすら汗ばむことも。


 昨年苗床だった場所に溝の土を運び、平にしています。↑



くずれ気味だった溝をすっきり掘り直しました。
田植え以降、溝は水路になり、水管理において大切な役目があります。

 
籾摺り後(私のお米)の籾殻を畝に還していただいています。 ↑

田んぼの一角に作った小さな麦の畝の周りに腰を下ろして、
お米の裏作「麦」について少しお話しをいたしました。
今年は寒さが厳しかったのでゆっくりゆっくりの成長です。

冬の自然農田は昨年の稲わらが一面に敷かれ
これまでの亡骸の層に重なりふかふかです。
お天気の良い日にはお日様浴 お空浴 地球浴ができますよ。
と、みなさんにお勧めいたしまして、藁の上に寝転がりました。♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

午後からの言葉をとおしての学びでは、
季節と共に生きること、春のいのち、大いなる宇宙、
お米づくりの一年間、苗床の準備について勉強いたしました。
また今月はご自分の畝を決めていただきましたので、
みなさんワクワクされています。

次回三月は苗床の準備をいたします。
いよいよ春の訪れですね。

八木真由美

自然農稲作教室 五期

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

麦の様子です。
下の写真は田んぼの大麦です。(3/3)


お米も素晴らしいですが、
麦も種類によって粉・麦茶・ビール・押し麦・・
多くの楽しみがありますね。

こちらは畑のライ麦です。↑ (3/6)

 

 

 

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2018年 自然農稲作教室五期 始まりました。

2018年01月29日 | 自然農稲作教室2018年

温暖な岡山南部も今年の一月はとても寒いです。
気温も氷点下になることが多く
1/22にはうっすらと雪が積もりました。

歩いてすぐの自然農田に雪景色を眺めに・・。
田んぼの一角に蒔いた大麦はとても元気。↓
ぶるるる、おお寒い、と私は長時間居られませんが・・。

冬草たちの可愛らしい芽が畝をうっすらと緑色に。
いのちにはそれぞれに性質があり、
麦や冬草たちはこの厳しい寒さが合っているのですね。

冬景色は清らかでとても美しく
四季の恵みを感じるひと時にもなりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今年も楽しみにしている自然農稲作教室ですが、
2018年  五期は1/28(日)にスタートいたしました。
お天気に恵まれますようにとの思いのなか、
気温は最高3℃~最低-3℃、かなり寒い一日となりました。

午前中は和室にて、みなさんに自己紹介をしていただき、
自然農の基本のお話し、稲の一生について勉強いたしました。

午後からも気温は低めでしたが風がなく、午前中に舞っていた雪もやみ、
田んぼの整えとして「畝作り」をいたしました。

自然農の田んぼでは、冬の時期に畝の整えをいたします。
溝を掘ることで平畝ができあがります。
この溝の役割ですか、畝の通気をよくすること、
また田植え以降の水の調節に欠かせません。
さらにお米の裏作に麦を栽培する場合の湿気対策にもなります。

 

また、昨年の苗床跡がやや低くなっていますので、
溝を掘った土をその部分に運びます。
藁や枯れた夏草を除けて土を運び平らになるよう砕き、
ふたたび藁や枯れ草を被せておきます。

溝を整えるのと同時に、畝の高低差をなくしています。

自然農のお米づくりに取り組む時、
畝作り=溝堀は、一番最初に行う田んぼ全体を視野に入れての大切な作業です。
溝を田んぼの周囲にめぐらし田んぼの形に合わせながら、
基本的に南北に約4m幅で畝を作ります。

ちょうど実習の時間帯に寒風が吹かず、ほっとしました。
気温はとっても低かったのですが、
スコップを使っての作業で身体はぽかぽか。
一月、この季節にしか体験できないことを味わっていただきました。

◎実習風景のお写真は参加者の渡邉さんが写して下さいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自然農は
耕さず 自然の営みに沿って 手作業で
健やかなる恵みをいただくことのできる農です。


すべてのいのちとともに生き 
添い 応じ 従い 任せる 
そのような生き方を学ぶ機会でもあります。

宇宙自然界を舞台に 
人生の全うにつながることとして
自然農に携われることを
本当にありがたく喜びに感じています。

八木真由美 岡山

2018.1.29

 

 

 

 

 

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