あまつちひと自然農のつどいに毎月ご参加くださっていたMさんに、
先日、半年ぶりにお会いするやいなや、
「八木さん 変わられましたね。」・・そう言っていただきました。
「前に進んでゆく・・という感じがしますよ。」と、
確かそのようにも Mさんに言っていただき、
思いがけないことでした。
ほんとうに わずかな変化だろうな・・、
とは思うのですが・・・・、
わかられる方は 瞬間にキャッチされるのですね。
いのちを観るまなざしが深い・・・、
あるいは直観が働くのでしょうか・・。
そして またまた先日、久しぶりの友だちとの待ち合わせ時、
「目の前を通ったのだけれど 違う人だと思った。」
と言われました。 あら、まあ。 (笑)・・・・。
このようなことが続くと 自然に 自分を振り返りますね。
どこが変わったのかしら・・・。
変化、変化のいのちの世界は・・・、
ひとときも 停滞することなく変化しているのですから
すべてのいのちは 刻々と姿を変えています。
何かしら持っている雰囲気が 変化した場合、
きっと内面の風景が 変わったのでしょう。
2014年 私が一番大切にしているのは・・・・、
『自分のハートと一致した行動をしてゆこう。』
ということです。
どんなに ささやかなことも、
感じたままに行動してみるように心がけています。
そうして もっともっと本来の自分で心地よく 呼吸して・・・、
暮らしも 学びも 仕事も楽しみたいな、と思っています。
小さな 一つ一つの選択が 行く先を大きく変えてゆくことになりますね。
さぁ、この秋も 内なるハートが道しるべです。
この夏は子育てをしている期間がとても長い気がします。
そう、ツバメたちのことです。
すでに巣立った兄弟もお手伝いしているのでは、
と思うほど 我が家の巣の周りはにぎやかです。
すごく高くて、空に近く 地面に遠く 見通しが良くて安全で
涼しくて 居心地のよいところに巣を作っています。
すぐ真下にムク(黒柴)の小屋があるので それも安心なのかもしれないなぁ。
巣からはみだしている姿も こんなに大きくなりました。
この子たちの兄弟は もうずいぶん前に空に飛びだしています。
そして自分たちが育った巣に みんなで遊びに来ているようにも思うのですが・・、
と言っても、誰がだれだか私にはわからないのですが・・・。笑
つい先日、このヒナのなかの二羽が地面に落ちているのを娘が発見。
昔ながらの長い梯子をかけて巣に戻しました。
気が付いて良かったです。
あれから一週間、ますます元気にたくましく育っています。
私のカメラは望遠があまりきかないので、
つばめの巣に近づくには高い所に登らなければ・・・。
いつも下から見上げているのですが、ちょっと近づいてみました。
うわっ~可愛いですね~。
まん丸の目・・・、
ぱっちりとあけてこちらを見ています。
そろそろ飛べそうですね。
いつまでもここにいてくれたら 可愛いし にぎやかでうれしいのですが
そうも言ってられません。
あの大空を 自由に飛び回る日も間近でしょう。
朝一番 庭に出ると 南天のつぼみが空に向いて可愛らしく揺れていました。
沙羅双樹の葉も 光をうけています。
今日は父の命日で 13年の時が流れました。
肉体をもって この世界にいない父ですが、
今も 姿や声をそのまま感じることができるのは不思議です。
けれど・・・、時々思うのは 魂の転生のこと。
父がすでに転生しているとしたら・・・・・。
やんちゃな小さな男の子の夢をたびたび見る私ですが、
もしかするとその子は・・・・・と思うと、微笑んでしまいます。
いのちの世界のことは すべておまかせですが、
肉体をもって生きているこの時は きっと瞬きをしているようなもの。
その宝物のような身体を大切にして、
どのように生きるのかは、それぞれに任されていますね。
この頃、私の周囲では『薬は飲まないようにしているの。』という人がわりと多い。
自然治癒力を働かせるあり方や、気の流れを整えるとか、
その方が信じておられる方法がきっとあるのだと思う。
対処療法では、深い問題は解決しないことに気がついている人も多い。
症状を抑えるだけでは 治ったのではなく 病を閉じ込めることにもなり、
さらに問題をつのらせることにも・・・。
薬に頼るのが いいか悪いかではなくて、
根本から改善してくれる 副作用のないものがあれば
その働きをいただいたらいいなと思う。
一方を明るく照らしても 一方はさらに暗くするというものではなく、
全部明るくしてくれるのが ほんとうの薬だ。
そんな魔法のような薬があるのだろうか。
あります、あります・・・。
どこに・・・・・、?
地球の自然界に。
それは生きた薬。
化学合成されていないもの・・。
草冠に楽しいと書く、ほんとうの薬。
作用のみがある・・・と言うことの意味は深い。
あえば薬 あわなければ毒にもなる。
いのち・・って、そういうもの。
すべてに効く万能薬というのはなくて、その人にあったものがあるということ。
いのちの彩りは いのちの数だけあるのだから。
すべてがすべてのために 織り成している世界。
わたしが私をしっかり生きていれば、
それは同時に他を生かしていることになっている・・・、
この宇宙は、この星の自然界は、みごとにそうなっていることに気付かされます。
ゆえに・・・、病むものがあれば
それを見事に治癒してくれる他のいのちが 必ずある。
そんなふうになっている・・・・。
どうして それがわかるの・・・、と問われれば、
この星と一体になって生きていれば とても自然なこととして見えてくるのです・・・。
真実はいつでも静かに横たわっていて 見ようとすれば見えるもの。
地球の医学として、二千年前に古人が集大成してくれた古方の漢方医学にふれると、
そのような地球という星の 完全絶妙さにまず感動します。
病気の根本的な原因がわかっているので すべての病を治す道筋を示すことができるのです。
病気にとらわれるのではなく いのちそのものを観ているから。
風邪も精神的な病も 同じところに立ってカラダを立て直し 治療することができるという・・・・。
先天的であっても 時をさかのぼって治癒せしめることができるというのです・・・・。
部分にとらわれず、分析するのではなく、いのちまるごと全体をみて、
病名ではなく 人をみるのです。
たたみ一畳あれば治療ができるというのも楽しいです。
田んぼの畦でも診立てることができる。
生活とともに いつでもどこでも。
知恵があればますます この星で生かされていることがわかり、
過不足のない 問題など何一つない 美しい地球に出会うでしょう。
本来は すこやかに生きられるようになっているから、
それを具体的に実践できることは 喜びです。
問題を生きるのではなく、答えを生きる在り方へとシフトしてゆける・・。
今も地球は 宇宙のゆたかさとともに毎瞬進化している。
その地球の波動と一体になれば 心地よく生きてゆける。
明るい光をたたえ、意識を高く持ち、
いのちを中心においた生き方をしながら、
そう、母なる星に存分に甘えたらいいと思ってる。
おいしい水、空気、食べものを与えてもらうように、
植物や鉱物からいただく生きたお薬も 地球はどうぞどうぞって言ってるように思う。
人々がすこやかであることが、この母なる星の大きな大きな喜びだから・・・・ね。
追記
奈良の自然農実践家の川口由一さんから、自然農をはじめ「いのちの世界」のこと、
人の生き方、宇宙のこと、芸術のこと、様々な分野のことを教えていただく中で、
とりわけ古方の漢方医学は、私にとってこの星に生きることが大きな喜びとなる
かけがえのない出会いとなっています。
そのことを書きあらわすには、まったく未熟な私ですが、
出会ったよろこびをお伝えしたい・・・、と思いました。
川口由一さん
ますます意識や波動の時代と言われ、心のあり様が問われています。
地球にしっかりと足をつけて、自然界の輝きとともに、
カラダも心も大切に 魂の旅を楽しんでいきたいと つよくつよく想う今です。
おだやかな二月の空の下、朝の散歩に行ってきました。
柴犬のムクと一緒です。
風もなく、日の光が燦々とふりそそぎ、
年の始まりを感じる清らかさが漂っています。(旧暦)
梅の小枝に蕾がふくらんでいるのも 可愛らしくて
小道の草草にも 春のかおりがします。
ぐんぐん走って ムクがお気に入りの草地につくと
わたしは大きく息をすいこみながら 空をみあげます。
それから呼吸と共に 太陽の光を全身に受け抱きます。
ああ、気持ちいい。
そして美しい天にそっとあいさつをします。
それから自分のカラダを感じながら ぴょんぴょんとジャンプを楽しみます。
心地いいだけの回数ですが、カラダがめざめてバランスが整う感じです。
少しこっている所がある日には それが大地に流れてゆくようにイメージします。
まあるい地球の上でポンポンと飛び跳ねては、
遊びの感覚で、半回転をしたり 一回転をしてみたり・・笑。
ムクがあちこち動き回っている時には スキップでついて行きます。
この間は、反復横とびがしたくなったので坂道で楽しみました。
ムクは散歩に夢中だし、私は人目が全然気にならないので・・・。笑
すっかり温まって帰りました。
同世代の友だちにその話をすると、
「最近スキップなんてしたことがないよ~。」と笑いながら言われました。
ほんの少しずつ 毎日カラダにやさしくしてあげながら、
子どもの頃とおなじような気持ちで 動いてみる・・・・。
大地とつながって自分を感じる ささやかな一コマですが、
大人になっても カラダの声をきいて楽しむことができたら
いいなぁと思います。
楽しく何気なくしているほんのわずかなことの連続が、
心身をととのえ、すこやかな日々につながっているのでしょう。
あらためて ささやかでシンプルなことを大切にしたいな!、と思いました。
ムクちゃんにも感謝で~す。
写真は 真言宗のお寺さまの山桜です。
宙にささやく 言の葉が 光にきらめく七月・・、
和尚様をお迎えして 父の13回忌の法事を営むことができました。
お唱えいただくお経のひびきと お香の薫りのなかで 時空間がひらかれてゆくのを感じながら
回路をひらくこと つながること とどけること などに思いをめぐらせていました。
和尚様は いのちのこと 人のこと 潜在意識のこと 呼吸のこと等も
いろいろとお話をしてくだり 家族みんなでありがたいひと時をいただきました。
そして 今回の法事はぜひ楽しくしたい・・・、という私の気持ちに家族みんなが添ってくれて、
母はご詠歌のお舞を、妹は篠笛を、わたしはライアを奏でて 父に喜んでもらうことにしました。
みんなで楽しんでいるのを感じてもらえたら いいな・・・、と思ったからです。
今を生きている人たちの 喜びの日々が何より大切ですし
和尚様も笑顔でご覧になってくださいました。
感謝です。
生まれいずることが 喜びならば
いのちの世界に ふたたび巡り還ることも 本来は喜び・・・、
いのちは どこにも行くことなく いつも此処に・・・。
無始無終にめぐる この宇宙に 姿をかえながら ありつづけています。
すべてが 祝福された きらめく魂として・・・・。
「あの辺りの東の空をおねがい~、」と後部座席の娘にカメラを渡すと窓を全開にして写してくれました。
風光る美しい空です。「ありがとう。」
by marina
先日、ひさしぶりに風邪をひきました。
高熱が二日続いて、停滞していた熱や気とともに風邪ウィルスが通り過ぎて治まりました。
今回も生薬の働きに助けられて、さわやかさが内からよみがえり、
なにかしら生まれ変わったような気持ちです。
そう、陰陽の調和もとりもどされ、停滞していた「いのち」がめぐりはじめ、浄化と新たなはじまりを心身から感じています。
地球のリズムとともに、内側からやわらかくなるような呼吸をしながら
果てのないこの空のように広い広いところで、 生かされ、生きていることを 喜びとともに想っています。
そんな今日は節分。 福は内、鬼は外。 ところで、内も外も福ってことにはならないのかしら・・・。(笑)