君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

川口由一さん ご講話 成長へむけての学び方について

2019年11月28日 | 自然農川口由一の世界

 

川口由一さん ご講話
成長へむけての学び方について

 

 「学び」というのは、自らを養いたい、成長したいという行為行動ですよね。今日まで生きてきたことによる成長がすでにあります。知識したことも豊富になっており智恵も豊かに養い育んでいます。そして生の期間における死ぬまでのさらなる成長への学びですね。 

 

 「学び」をするなかで他と異なり噛み合わない場合、私は私の成長の過程があるわけですから、異なり他と違うものであっても成長過程においてはそれでいい、それは大事にしたらいいと思います。例えば辞書をひも解いても、そこに示されている言葉の意味は一人ひとり読み取り方が違うわけです。私は私の精一杯の理解をすればいい、知識においても智恵においても私の理解できる範囲で指し示す彼方をみとどけたらいい、知識したらいい、蓄えたらいいのです。いつの時代にもすべての人に通じる普遍のことは、やがてはお互いに通じることになると思うのです。その過程のところで通じない嚙み合わないのは、成長過程における誰しものことです。 

 

 ところで成長してあるところを超えると、どのような言葉もその言葉の意味、指し示していることも深く深く総合的に理解することができるようになります。それまでは相手に合わせるのではなくて自分の確かなる一歩一歩を踏んでゆく中での成長が大事ですので、噛み合わない場合は噛み合わないものとして確認する、学びの場においてですよ。他の方々もまたまた違った視点で質問されたり確認されたりするなかで、それもよく聞いているなかで、聞く、質問する、答える等を度重ねてゆくと、その学びの場で言っている意味も、その人の言っている意味も理解できるようになりますし、その言葉の指し示していることも察知できるようになります。そこではじめて自立が始まります。さらに学びを重ねているうちにすべてが理解できるだけの智恵が養われて、知識もついて、総合的能力も養われて大きく育ち、やがては人を導くことのできる能力が養われます。そのように育ってゆくと思うのです。さらに優れた大いなる大人に成長する、生きている間は成長し続けることが大切です。自ずからを養い育ち、死に至るまで成長することのできる智恵と能力を与えられている私たち人という存在です。 

 

 ところで聞いている時、問いかける時、死に至るまでの成長の過程においては常に基本の姿勢として謙虚であることが重要です。向かっている人に対して、師に対して、先人に対して、書物に対して、謙虚であることが大切です。その心、その目指すところは真理に対して真実に対しての謙虚であるということです。たとえば宇宙自然界生命界の実相実体を知るべく思索し観つめ考え続けている時は、宇宙自然界生命界のことに対して謙虚に問い続ける、観続け思索を続ける。自分の思いを持っていかないことが大切です。話している対象に対しても、あるいは話している人に対しても謙虚である。自らが謙虚に素直に誠実になっている、それが人として成長への基本の在り方です。それはどこまでいっても基本で、古典医学書の傷寒論や金匱要略をひも解くにおいてもそうです。何べんも何べんも同じところをひも解き、謙虚に言っている言葉に耳をかたむけ、示している言葉に思いを馳せるとますます深く理解できる、気づきが深く広くなり、それがそのまま自らを養い成長になっています。言葉をとおして自分なりに思索を重ね、やがて普遍のことは誰にとっても真理なので必ず納得が入っていきます。本当のこと、真理なることが理解できる、本当のこと、真の理りの意味を解することのできる人に成長してゆきますね。  

 

 真理を語っていても聞いている人が納得のいかない場合は、その人がまだそれを正しく受け取り理解するだけの智力能力がないのか、語っている人が真理を語っていないのか、その両方がありますね。その別をつけることのできる人に育たないといけません。ほんとうのことがわかる智恵が澄み渡り大いに働けば、必ずほんとうのことがわかり真贋の別をつけることができます。 

 

 芸術においても審美眼を養えば、すべての芸術作品を深く観ることができるようになり、美と醜の別を判別することができます。専門とする学者の宇宙観を聞くにおいても、思想書哲学書を読むにおいても、何が本当なのか、そこに焦点を合わせてその作業をし続ければ本当のところにたどり着くものです。本当のことを求めていなければ本当でないことに捉われてしまうのですが、本当のことをほんとうに求めていたならば、たとえ一時本当でないものに共鳴しても、やがて本当でないことがわかり、いずれはそこから離れ、やがて本当のところに至ることになります。 

 

 農業でも化学農法、微生物農法、EM農法、有機農法、合鴨農法、マルチ農法、酵素農法、いろいろありますが、化学農業をやっていた人が有機農法にであって共鳴したとします。その農法は自然界の一つの姿ですので一理はあるわけです。そしてそれに打ち込まれるわけです。けれどそれに依存してしまい我が人生をあずけてしまうともうそれ以上の成長がなく迷路に落ちます。たとえ共鳴していてもひたすら本当のことを求めていると、本当のものでない場合は矛盾に気づき自分のいのちが納得しません。さらに目覚めてゆきます。そして、その時はさらに正しいものに出会えるだけの智恵が養われています。真摯に誠実に生きていれば、真理に、本当の世界に至れるのです。年数とは関係なく本当のことを観ることのできる真眼慧眼神眼を養いたい、死ぬまで成長したい、本当のところでほんとうに成長したいとの思いが大切です。そこに至る成長への過程が誰しもにあるものです。 

 

 その成長過程において、その時その時、自分が培ってきた今日までのものに執着しないことが大切です。謙虚になるというのはそれらを全部はずしているということで、白紙の状態、素直さというのもそういうことであって、理を解する智恵も澄みきった濁りなき智恵の働きで新たな真の世界に向かって育つべく学びを深めてゆきます。もちろんその時その時、これまでの自分の思いが頭や心に浮かびますが、それも大事にしながらも執着とならないで今日までの思いと並び思索を続け深めます。すでに知っていたことと対比することにもなるわけです。そしてそこで明らかとならず解けない場合は疑問のままで思索を続け、明らかとする智恵が働くまで時を待ち問い続けます。今日までの知識、認識、価値観、捉えたことは簡単には捨てられるものではなくて、大事にしながら、それでもって澄んだ心と智恵で考えで新たな世界を真の世界を求めるのです。なお思索を続けて常に本当のものを求めているのです。今日までのものを絶対視して他のものを受け入れないというところに陥るのは真理に対して謙虚さの欠落です。今まで知識したものにあてはめようとしたり、執着したり自己顕示の心を現すと本当のところにたどり着けません。これまでの得てきたことも大事にしながらも、あわてずにしっかりとさらに求め続け、確認を続け、思索を続け、真実を求め続けることが必要です。本当の真理に出会うと、そこには一点の疑いや不信や疑問は入らず明けく澄み渡って納得が深く入ります。

 

 

 

お話 
自然農実践者指導者 川口由一さん

 

今回の記事は、川口さんのご講話より学び方についてのお話を文字起こしさせていただき、それを元に川口さんに加筆訂正をしていただいたものです。学び方が優れている人の特徴がよくわかり、学び方は生き方における大切なことの一つだと感じました。  編集 八木真由美

 

 

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小麦の製粉 手動式製粉機 

2019年11月28日 | 自然農 岡山 麦 

 

麦の栽培をはじめて三年目

今年は石臼の体験もさせていただき

やっと念願の製粉にたどり着きました。

写真は、手動式の製粉機です。

 

石臼の趣はありませんが、

ゆっくり手回しなので

挽きたては美味しいと思います。

 

簡単に分解もできますので

掃除も簡単で、持ち運びもラク。

 

ここのところ毎日のように

15分まわしてパンケーキ

15分まわしてすいとん

って感じで楽しんでいます。

 

粉は挽きたてがいのちだと思いました。

 

「生大豆、小麦、大麦、ハト麦、白米、玄米、きな粉、そば、煮干魚」

などもできると書いてあります。

◎手動式製粉機 (株)コジマ 

 

 

自然農で育てた小麦を製粉して

塩少々を加えて

ほかになにも入れないパンケーキ

メイプルシロップをつけて

いただきました。

美味しい!

 

小麦粉の美味しさが

際立っています。

 

これからも自然農の田畑で

自給用の大麦小麦を育ててゆきましょう。💕

 

 

 

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本多さおりさん 悦な収納のすすめ

2019年11月27日 | 人との出逢い・本との出会い

本多さおりさんの

整理収納の本がお気に入りです。

「悦な収納のすすめ」

こちらのご本もタイトルにひかれて

読ませていただきました。

 

整理収納はやらなければならないこと

と、とらえず

実は悦に入るほど面白いもの。

読めば読むほど共感しきりなのです。

 

断捨離とか全捨離とかは

なんとなく言葉そのものに抵抗があって

そうではない表現はないかなぁ

って思っておりました。

 

「悦な収納のすすめ」

これです、これです。

 

本多さおりさんの著書は

他にもたくさんあります。

いずれもしっかりと内容があり

素直な気持ちを本音で書き綴られており

生き方そのものに共感できるのです。

 

そして、

これからも豊かに

進化され続けるのだろうな

という確かさが感じられます。

出会えてよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋の日のライアーレッスン

2019年11月26日 | ライアのひびき レッスンで想うことなど

山々の紅葉が美しい晩秋ですね。
FBにて、ライアーのことを
ときおりつぶやくことがあるのですが、
その中からブログに転載させていただきます。

テーマは「秋の日のライアーレッスン」

・・・・・・・・・・・・・・・・

11月ある日 その①

よいお天気が続いている岡山です。
田んぼにゴザを敷いて寝転ぶと
真っ青な空が爽やかに広がります。

きのうはライアーレッスンの後、
自然農の田んぼにご一緒いたしました。

稲架けしている稲の香りを
胸いっぱいにすって
自然農の田んぼの足元の豊かさも
感じていただきました。

気持ちいいですね~~と
笑顔がかがやくNさん。

田んぼでレッスンもいいね・・、
という話にもなりました。

山桜の木の下で
カラスノエンドウの草原で・・
稲の香りに包まれて
一年に三回くらいは
近くの自然のなかでライアーを
楽しめるかも・・。

 
 ・・・・・・・・・・・・・・
 
11月ある日 その②

今日も午後からライアーレッスン♪
Mさんにお会いすると
ライアーを奏で始めた
若かりし頃を思い出します。

初々しくて熱心で
ライアーが大好きで・・。

奏でたい思いにあふれておられます。

今回は難しめの曲の指使いを
一から考えてきていただきましたが、
左手の指もふんだんに使う内容で
バランスの良い進行になりました。
センスがよくて頑張りやさんですね。
すてきですね。😊

 

・・・・・・・・・・・・・・・

11月ある日 その③

空気が澄み、
ひびきが一際美しく感じる
秋のライアーレッスン、
今日はHさんでした。♡

月一回の90分レッスンも四年目、
今では宿題もかなり多く♪♪
楽しく課題にとりくまれておられます。

感じ味わうことも含めて
教則本や曲集を丁寧に
演奏することはもちろんですが、
おなじみの曲に前奏 間奏 後奏を
オリジナルで作っていただいたり、
雰囲気の違う調に転調していただいたり、
伴奏を何通りか考えていただいたり、
弾き語りをしていただいたり、
音楽理論も折々に学ばれ
「いつの日にか自由に奏でられるようになりたい」
という願いにぐんぐん近づいておられるなぁと感じます。

暗譜のコツも得ておられ、
視覚聴覚感覚をバランスよく使われて
毎回すごいなぁと感心しています。

レッスンが終わると
コタちゃん(猫)の話で大盛り上がりしました。😊


・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

画像に含まれている可能性があるもの:木、空、植物、屋外、自然


12月が近づいてきました。

クリスマスの曲を練習したくなる季節ですね。

美しくく清らかなライアーのひびきが

冬の透きとおった空に・・・、

あなたの胸にやさしくとどきますように。

 

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つばめ喫茶室 倉敷美観地区

2019年11月21日 | つばめ喫茶室 倉敷美観地区

 

行楽シーズンの倉敷美観地区には

平日でも多くの観光客の方が来られているようです。

 

先日の水曜日、次女と倉敷中央図書館の帰りに

美観地区にあるつばめ喫茶室に寄りました。

 

 

 

 

ランチメニューは、カレーとサンド。

私はカレーを、娘はサンドをいただきました。

 

スープもカレーもすべて

植物性のもので丁寧に作られており、

シンプルでスパイシーで美味しいです。

 

ひよこ豆のコロッケサンド・・

お野菜たっぷりでボリュームがあり

さらに進化している感じです。

彩り豊かでおいしそうね。

 

 

 

つばめ喫茶室はビーガンのお店で

デザートなども植物性のもので作られており

味わい深くて私は大好きです。

 

 

 

お店は蔵を美しく再生したもので

木や土のぬくものを感じる

落ち着いた空間です。

 

 

 

 

 

つばめ喫茶室

倉敷物語館の敷地内にあります。

月曜日 お休み

月曜日が祝日の場合は営業・翌日休日

季節によって営業時間が変わります。

11月~2月 10:00~16:00

3月~10月 10:00~18:00

日曜日は9:00オープン

℡080-3050-4430


 

 

場所は美観地区の入り口近くで

大原美術館も歩いてすぐのところです。 

倉敷物語館 つばめ喫茶室

 

わたしも倉敷の街に出かけると

よく立ち寄ります。♪

 

 

 

紅葉のすばらしい季節ですね。

2019.11.20

 

 

 

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自然農 稲刈り 岡山

2019年11月20日 | 自然農稲作教室2019年

 

自然農 お米づくり

11/3  自然農稲作教室の稲刈りでした。

よいお天気に恵まれ たわわな稲穂を

稲架掛けをして、天日に干しています。

 

 

みなさんが栽培されているのは

晩生の「アケボノ」です。

稲刈りは11月になってからです。

周りの田んぼではすっかり刈り終わっていますが

できるだけじっくりと熟してから収穫したいと思います。

 

 

自然農で使う稲刈りのための

農具はノコギリ鎌一本。

 

 

サクッ、サクッと刈り進めていきます。

片手でにぎれないほどに

分けつしている株もあるようです。

 

 

 

みなさん 「楽しいです。」と

うららかな秋の一日を田んぼで過ごされました。

 

 

今年の稲作教室は七名の方が

自然農一年目です。

はじめての「苗床づくり」「籾蒔き」

「田植え」「夏草の管理」を経験され

待ちに待った稲刈りの日を迎えました。

 

 

経験のある方も 嬉しさはきっと同じ。

わたしも何回経験しても

毎年新たな学びがありますし

喜びは深く静かに胸に広がります。

 

 

切り株もとてもしっかりしており

お米がすこやかに育ったことが

うかがわれます。

 

 

どのくらい茎の数を増やしたのか

数えていただきましたら

立派なものは50本くらいだとか。

 

 

田植えではゆったりと間隔をあけて

一本植えをいたしました。

 

 

刈り終えると 稲を結束して

稲木を組み 三週間の天日干しです。

 

みなさんの稲刈りから10日ほど後

私の畝の稲刈りとなりました。

さらに完熟しているアケボノが

おひさまの光に輝いています。

 

 

わたしは毎年たいてい

ひとりで稲刈りをします。

 

美しい自然界に身をおいて

ひたすら刈る刈る

結ぶ結ぶ 掛ける掛ける。

 

長い休憩もあったり

身体のままに 心のままに。

 

 

稲作教室の日には

みなさん全員がしっかり学べるように

的確に実習できるように意識を向け

段取りをしたり

わりとはりきっておりますが、

自分の作業の時は静かに静かに。

 

果てしのない空の下にいることを

地球という星に生かされていることを

心と身体で感じながら

まるで時が止まっているが如く

自由に無心にただただ今を見つめ

存在そのもので喜んでいる

そのようなひと時なのです。

 

気がつくとおひさまが西の空を染めて

夕暮れを教えてくれる。

 

古代米の緑米(晩生)をわずかに残していますが、

今年も稲刈りが ほぼ終わりました。

 

さぁ、今週末は

稲作教室の脱穀・籾摺りです。

玄米にしてお持ち帰りいただける

うれしいうれしい日です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

自然農稲作教室 

来年2020年の参加者を募っています。

残席がわずかになってきました。

自然農の稲作を体験してみられたい方・・、

どなたでもご参加いただけます。

気楽にお問合せください。

自然農田は岡山県倉敷市です。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらをご覧ください。

八木真由美

 

2020年の自然農稲作教室のお申込みは満席になりましたので、
締め切らせていただきます。11/25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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