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焙煎機のベアリング交換

昨夜のメンテナンスはオートバイや自転車などの趣味ではなく仕事で使うコーヒーの豆を焼く為の焙煎機でした。焙煎機というものは豆を入れるドラム(僕の使っているものは直火式でパンチングの穴があいているもの)があり、そのドラムの軸受けにはベアリングが前後二つついています。使っていればグリスアップするものですが、ある時期が来るとベアリングの交換をしなくてはいけません。そのある時期とは突然にやってきたのです。

昨日の焙煎終了間際に異音が少し出てきていると思ったら急に金属音の嫌な音がする。その音の発生ではベアリングの状態が良くないことと考えた。店の営業時間にまずはグリスアップをしてみるが一向に改善しなかったのでベアリングの交換部品を何とか手配しないといけなくなりました。先ずはネットでベアリングの種類を検索する。今使われているものの品番などを調べ扱っているところなども下調べする。ネットでもパーツは買う事が出来るけどどうしても二日はかかってしまいます。それに、部品の類異性があることも確定的ではないし、少し不安になる。やはり、専門の関係筋へ手配してみるかな・・・・。

まず、焙煎機の販売商社へ電話したが部品の在庫は取り寄せになりあくまでも業者への発注であるという、部品の一般的な融通できる扱いは聞くことが出来なかった(多分その部品の詳細などは知らないのであろう)。電話したのが17時を過ぎていたので明日の確認になることから気持ち的に苛立ちが起きた。そこで他の業者さんへ電話をしたがあいにく出張で留守だった。電話に出た事務員さんが気を利かせてくれたので担当の方と連絡がつき、夜には電話で話が出来ました。
その電話での話で、焙煎機を販売しているところではなく、作ったところを紹介していただきました。早速電話しましたがあいにく社長さんは留守、また改めて電話させていただくこととしていったん電話を切りました。このときには随分やきもきした気分になりました。
少しの時間の間には、地元の工作機械の取り扱っている会社を調べて何件かを選び場所を把握した。もう夜の8時近くであるがまだ人がいてくれたら助かると心の中で期待していた。

焙煎機を作っている会社へまた電話をしてみるがあいにく社長さんはまだ留守の様子。電話に出られた男性に事情を話したらとても要領が良く理解していただきこちらの状況をわかってもらえた。機械の構造状況を知っている人と電話で話をするのはとても助かる。それで交換用のベアリングを出していただくことは出来ないかと相談したが、どうしても二日はかかってしまうという、当然だ。何とか連休までには直しておきたいと思っていたが、その電話口の方からは、近所の工作機械を取り扱っているところにある部品でまったく構わないですよと教えて頂く。これはある意味僕としては一般の部品それでよいものかの確認が出来たのである。下調べした地元のめぼしを付けていた工作機関関係へ電話したらまだ会社には人が残っていたので、今から30分で行きますがベアリングを分けていただきたいとお願いした。まだ、僕は会社に残っていますから良いですよと話をしていただき大急ぎで向かった。

ただ、焙煎機に使われているベアリングは在庫がないがそれに近いものならあるということでしたが、それを分けていただきました。使っているベアリングと違っていても流用できると言うことは、焙煎機を製作しておられる会社の方からベアリングの品番による構造の違いでも問題なく使えると確認しておいたから良かったのです。このあたりは自分でネットで品番の違いを把握していたことが話をすすめるについてすんなり出来たと思いました。

写真左の開放型が使われていたタイプ、右側のものが品番違いでシールドタイプ。そこで、下に少し写っているシールド部分を取り払って使うことにしました。

昨夜は深夜の3時近くまで作業をしていましたが、前後のうちの後方部のベアリングを変える事が出来ましたが前方はまだです・・・・異音はないので使える状態ですがこれを機に変えておきたいと思う。


*久しぶりに持った工具、昨夜の作業で自分の手の具合は寿しの職人さんの左手のような感じで、手のひらを開くのが痛いぐらいの疲れた状態です。

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