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エチオピアモカのテスト焙煎

商品番号 C-151


アフリカはエチオピアのシダモ地区産出の豆を入荷しましたのでテスト焙煎をしました。コーヒー豆を焙煎すると二度のハゼがありますが、豆のそのものの欠点を知るには浅炒りにして味を見ます。写真の豆の色具合では一ハゼ30秒で仕上げています。

モカの浅炒りは高貴な香りと柔らかな舌触りが持ち味です。浅炒りでは当然酸味が残ってしまいますが、炒りたてでは酸味はほとんど気になりません。焙煎後の酸化によって酸味はだんだん強く感じられてきます。

モカは浅炒りが好きと言う意見は、やや中高年の人から話を聞きます。若い世代の人たちは酸味が苦手なようなのですが、これは少し味覚感覚の変化があるのだろうと思います。コーヒーは苦いからなかなか飲めないということも聞きます。人間の味覚神経では苦味は害があるという判断であると聞きました。それも経験則からなじみやすくなってくるので、大人になってきてはじめて苦いコーヒーが飲めるようになるようです。しかしながら、おいしいコーヒーの酸味を味わえることはとても大事なことのように感じます。
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